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議員の質問

行財政に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

急な国政選挙の経験を継承できますか

山口ひろひさ議員が「急な国政選挙の経験を継承できますか」について質問しました。

議員、会派の意見

山口ひろひさ議員
山口ひろひさ議員
前回の衆議院選挙は突然の解散で、自治体によっては投票所入場券が間に合いませんでした。期日前投票では、氏名、住所、生年月日を書けば投票でき、身分証明書は不要でした。法律上、本人確認書類の提示は定められておらず、選挙人名簿との照合で確認します。提示を義務にすれば、書類を持たない人の投票権や投票の効率に影響する一方、なりすましへの懸念もあります。前回の参議院選挙では約15人がなりすましで検挙されたとの情報もあり、考える必要があります。 選挙立会人を務めた体育館は非常に寒く、選挙に携わる職員の負担も感じました。衆議院選挙は、首相が解散を決めれば急に実施されます。今回の対応で得た反省や、次の急な選挙へ向けて心に留めることを教えてください。
選挙管理委員会事務局長
着任から3年未満で、2回の衆議院解散を経験しました。憲法は解散後40日以内の選挙を定めていますが、今回は解散から投票日まで16日で、戦後最短でした。選挙人名簿システムの入替えも重なり、非常に難しい選挙でした。 終了後、職員から、前回の衆院選のほうがつらかったとの声がありました。前回は、いつ何をするか分からなかったのに対し、今回は分かっていたため不安が少なかったとのことです。短期間に2回経験し、職員が成長したと感じました。 一方、人事異動があれば、この経験が失われるおそれがあります。選管も常に選挙へ備える必要があります。今回うまくいかなかったことを分析し、人が替わっても組織として経験と知識を積み重ねられるよう職員を育て、次の選挙に備えます。
山口ひろひさ議員
今後の取組に期待します。選管だけでなく、多くの区職員が寒い中で対応していました。本当にお疲れさまでした。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

恵泉通りの代執行予算は必要ですか

山口ひろひさ議員が「恵泉通りの代執行予算は必要ですか」について質問しました。

議員、会派の意見

山口ひろひさ議員
山口ひろひさ議員
恵泉通りをめぐり、約6,000万円の行政代執行予算が計上されました。代表質問では「執行してほしくない予算」との発言もありましたが、所管が精査して計上し、議会が認めた予算を執行することが本来の姿です。この課題は長年議論され、ようやくここまで来ました。同じ予算を繰り返し計上することがないよう、財政所管は計上の理由と執行をどう考えていますか。
財政課長
当初予算は、区の1年間の事業計画を予算面からまとめたものです。議会の議決を受け、その計画に基づいて各部が執行することが基本です。限られた財源を有効に使うため、予算計上時に内容をよく精査する必要があります。 区は令和10年3月末の道路事業完成を目指し、相手方と自主的な明渡しの交渉を重ねています。合意の見通しが立たず、代執行で更地にせざるを得ない場合は、令和8年度当初から準備に入る必要があります。結果として予算が不要になる可能性もありますが、行政代執行費を当初予算に計上する必要があると判断しました。
山口ひろひさ議員
この趣旨に沿い、現場の所管は着実に進めてください。使われずに残った予算は10年前の約2倍以上になっています。予算計上と執行をしっかり確認しながら進めてください。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

政策研究で職員の力を伸ばせますか

山口ひろひさ議員が「政策研究で職員の力を伸ばせますか」について質問しました。

議員、会派の意見

山口ひろひさ議員
山口ひろひさ議員
せたがや自治政策研究所は、区政の政策形成基盤を強くするために政策研究や基礎研究を行い、都区制度の冊子や、地域とコミュニティーの調査研究などを進めています。どのような人員体制で運営していますか。
政策研究・調査課長
非常勤参与の所長、政策研究・調査課長が兼務する課長級の次長、係長級の主任研究員2人、一般職員の研究員3人、大学院で研究する特別研究員1人で構成しています。大学教授などの研究者も非常勤の政策研究員として配置し、調査研究の方向や内容について専門的な指導と助言を受けています。 各自の専門性と経験を持ち寄り、調査研究の企画、データ分析、調査設計、成果の取りまとめを分担し、区の政策形成を支える基盤をつくっています。
山口ひろひさ議員
研究所は様々な所管部署とどのように連携していますか。
政策研究・調査課長
政策研究、基礎研究、データの整備と活用、政策提言の4つを一体で進め、区全体の政策形成の土台を強くし、各部署の政策立案や事業実施を支えています。 2024年の「地域生活とコミュニティに関する調査」では、各部署の要望を調査設計から反映し、成果を施策の検討や見直しに使えるよう随時提供しています。将来人口推計、各部署の調査研究のデータベース化、統計を見える化するダッシュボードなど、データ基盤と使いやすい環境も整えています。 調査設計や分析への助言、統計データの提供、庁内勉強会やゼミを通じ、統計やEBPMに関する相談へ日常的に伴走しています。単なる調査部署ではなく、各部署の政策形成を支えるパートナーとして、区全体の力を底上げしています。
山口ひろひさ議員
行政内部のシンクタンクとして、研究所の助言が政策の質を高めることを期待します。一般職員が研究所で働くことは、行政職員として力をつける機会にもなります。職員育成をどう考えていますか。
政策研究・調査課長
研究員は通常の行政業務と異なり、調査の企画、調査票作成、データ分析、結果の取りまとめを、大学教授などの専門的な指導を受けながら実践します。この過程が政策形成に必要な基礎力の習得につながります。 庁内全体の人材育成として、せたがや版データアカデミーでデータの読み取りや分析方法、EBPMの基本を学ぶ講座を行い、「せた研ゼミ」で様々なテーマを取り上げ、部署を超えて議論し、考える機会を設けています。今後も人づくりを重視し、調査研究の蓄積とともに、区職員全体の政策形成力を高めます。
山口ひろひさ議員
人づくりを重視する研究所として、政策形成力を高めながら職員を育てていくことを期待します。