具体的な内容
令和八年四月、世田谷区では保育園に入れない待機児童が生まれました。区は、特に一歳児の受け入れを増やす取組を進めます。
今年の待機児童はどのくらい?
待機児童は百六十六人で、昨年より百十九人増えました。一歳児が百四十八人、二歳児が十八人で、二歳児は砧地域と烏山地域に集中しています。
どうして増えたの?
入園申込者数が前年より五百四十七人増えました。一歳児の保育利用意向率は六九・一%で、共働き世帯の増加や保育料の無償化などが影響したと区は推測しています。
これから何をするの?
区は、令和九年四月に向けて一歳児百人以上の定員確保を目指します。新しい保育施設の整備や、既存施設の定員を増やすための補助を進めます。
考えておきたいこと
来年は入りやすくなるの?
区は一歳児百人以上の定員確保を目指していますが、申込者数がどのように変わるかは決まっていません。新しい定員が、待機児童の減少につながるかを確認する必要があります。
需要と定員のずれをどう減らすの?
二次選考に向けて百十八人分を確保しましたが、一次選考の前には定員を決めにくい事情がありました。人口や申込状況を使った予測を、実際の需要に近づけられるかが課題です。
地域や年齢ごとの違いにどう対応するの?
待機児童は一歳児に多く、地域によっても差があります。全体の定員だけでなく、必要な地域と年齢に合った受け入れ枠をつくれるかが確認点です。
議員、会派の意見
そのべせいや議員
そのべせいや議員は、ベビーシッター利用支援の利用者数と、待機児童の計算に反映されているかを質問しました。区は、事業者連携型は約十二人が利用しているものの、利用開始が四月中旬以降の予定だったため、今回の待機児童数からは除外できなかったと答えました。
また、待機児童百六十六人に対し、一歳児百人以上の定員確保だけでは足りない分をどうするかを確認しました。区は、一歳児等受入準備支援事業や定期利用保育の拡充を組み合わせて対応すると答えました。
おぎのけんじ議員
おぎのけんじ議員は、二次選考に向けて百十八人分の定員を確保するのではなく、もっと早く確保できなかったのか質問しました。区は、園の面積や職員体制を確認しないと受け入れ可能数が決まらないため、二次選考の状況を見て働きかけたと答えました。
また、定員拡充に応じた園は、可能性のある約四十園のうち十六園で、四割弱だったと説明を受けました。議員は需要予測に生成AIなどを活用し、根拠のある計画を示すよう要望しました。区は、人口推計や利用意向率を補正し、アンケートも含めて精度の高い需要予測を検討すると答えました。
よくある質問
待機児童は何人いるの?
令和八年四月の待機児童は百六十六人です。内訳は一歳児百四十八人、二歳児十八人です。
受け入れ枠は増えるの?
区は、令和九年四月に向けて一歳児百人以上の定員確保を目指しています。新しい施設の整備と、既存施設への支援を並行して進めます。
二次選考では何人分を確保したの?
定員の拡充や定期利用保育などで、一歳児五十一人、二歳児四十八人、三歳児十九人、合計百十八人分を確保しました。