具体的な内容
区内の私立認可保育園で、園児と職員に胃腸炎の症状が出ました。保健所の調査で、ノロウイルスによる食中毒と判断されました。
何が起きたの?
五月十六日から十八日にかけて、園児と職員合わせて四十二人に嘔吐などの症状が出ました。検査でノロウイルスGⅡが確認され、五月十五日の給食が原因とされました。
保育園はどう対応したの?
調理室は五月二十日から調理を自粛し、五月二十八日から三十日は営業停止となる見込みです。保育は通常どおり続き、重症者は確認されませんでした。給食は調理職員の陰性と体制の確保を確認してから再開します。
どうやって広がりを防ぐの?
区は消毒や手洗いを確認し、園長会で他の園にも注意を伝えます。消毒液は毎朝つくり、手洗いを丁寧に行うことや、症状がある職員が伝えやすい職場づくりも大切だと説明しました。
考えておきたいこと
給食を再開する条件は何?
調理職員の検査で陰性を確認し、調理体制が整ったことを区が確認してから再開します。再開後も感染拡大防止策が続いているかを見ていく必要があります。
ほかの園への広がりをどう防ぐの?
区は区立・私立保育園の園長会で注意喚起し、発症時の対応を周知します。各園で衛生管理と早めの相談を続けられるかが確認点です。
職員が症状を伝えられる環境になるの?
調理職員の症状を早く把握できるよう、症状を言い出せる施設内の雰囲気も重要だと説明されました。保育サポート訪問で、職場の管理や感染対策を確認していくことになります。
議員、会派の意見
田中優子議員
田中優子議員は、重症者がいないか、その後の感染状況、保育園が通常運営できているかを質問しました。区は重症者はおらず、職員は出勤し、園児も登園を始めていると答えました。調理室だけが停止し、保育は通常どおり行っていると説明しました。
また、ほかの園への予防策と、家庭でもできることを確認しました。区は、園長会で注意喚起を行い、ノロウイルス対策として、食品などに付けない、増やさない、加熱してやっつけることと、丁寧な手洗いを伝えました。
阿久津皇議員
阿久津皇議員は、調理方法や手洗いなどから、感染の原因につながる点が見つかったか質問しました。区は、消毒液を作り置きしていたことが確認され、毎朝新しく作ることや手洗いを改めて確認したと答えました。
食品衛生について、保育園の調理室にも研修や指導があるかを質問しました。区は、食品衛生講習会を年一回受ける仕組みがあると説明しました。
よくある質問
保育園は休みになったの?
調理室は停止しましたが、保育園全体は通常どおり運営されました。重症者は確認されず、回復した職員や園児は出勤・登園を始めています。
何が原因だったの?
保健所の調査では、五月十五日に提供された給食が原因のノロウイルスによる食中毒とされました。
家庭や園では何をすればいいの?
食品にウイルスを付けない、増やさない、加熱してやっつけることが基本です。手のしわまで丁寧に洗うことも大切です。