触れる予算へ戻る

議員の質問

行財政に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

代執行費は不要なら減額しますか

羽田圭二議員が「代執行費は不要なら減額しますか」について質問しました。

議員、会派の意見

羽田圭二議員
羽田圭二議員
恵泉通りは、災害時の道路確保と安全のために必要です。区長は令和10年度の完成を目指し、道路の安全性や環境への配慮も含めて当事者と対話を続けると答えています。来年度予算には行政代執行の費用が計上されていますが、代執行ではなく対話による解決を目指すべきです。自主的な土地の明渡しで解決した場合は、速やかに補正予算を組み、代執行費を減額する必要があるのではありませんか。
財政課長
金額にもよりますが、使わなくなった予算は減額補正することを基本に考えています。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

公契約条例は賃金と経営を改善しますか

羽田圭二議員が「公契約条例は賃金と経営を改善しますか」について質問しました。

議員、会派の意見

羽田圭二議員
羽田圭二議員
公契約条例によって、事業者の経営や労働者の賃金はどの程度改善しましたか。区内で同じ業種、職種に就く労働者の賃金へ、どの程度効果が広がったと捉えていますか。
経理課長
労働報酬下限額は、区職員の高卒初任給に期末・勤勉手当相当額を加えた額を中期目標としています。高卒初任給は、23区内の民間企業の給与水準を踏まえて決めており、客観性と妥当性があると認識しています。下限額が守られることで、受託事業者の労働条件が改善し、経営や賃金水準にも一定の改善効果が期待できます。 区内の同業、同職種の賃金への波及効果を直接検証することは困難です。ただし、受託事業者だけでなく、区内で同種の仕事に従事する労働者の賃金水準にもよい影響を与える可能性があると認識しています。
羽田圭二議員
労働者だけでなく、事業者の経営改善への効果も把握する必要があります。条例によって、業界や事業者はどのような利点を得ていますか。中小企業の経営や経営環境の改善について、把握していることを教えてください。
経理課長
公契約条例は、事業者の経営環境と労働条件を改善し、公契約業務の質を高めることを目的としています。区は条例の周知と理解を進めてきました。一方、中小企業からは、日々の業務に追われ、労働条件の整備や法令遵守への対応が後回しになりやすいとの意見があります。 チェックシートの運用改善、労働条件調査の件数拡大、社会保険労務士による研修会などで、適切な労働環境の確保を支援しています。労働報酬下限額は、人材確保に向けた賃上げを後押しし、経営の安定と働き手の定着にも一定の効果があると考えています。今後も、持続可能な公共サービスにつながるよう支援します。
羽田圭二議員
経営改善を担う他の所管とも連携し、中小企業への支援を同時に考える必要があります。労働報酬下限額どおりの賃金が実際に支払われているか、どのように確認していますか。
経理課長
契約時のチェックシートと事業後の労働条件調査などで、下限額の遵守を確認しています。昨年度のアンケートでは、労働者の97%から、下限額以上の賃金が支払われているとの回答があり、一定の遵守状況を確認できました。 今年度は、条例の理解と適正な運用を進めるため、公契約適正化委員会へ諮問しており、来年度に答申を受ける予定です。調査、確認と答申内容を生かし、下限額が守られるよう取り組みます。
羽田圭二議員
公契約条例と入札要件の改善を十分に活用し、中小企業の経営と働く人の労働環境の改善につなげてください。

同じ議員の別の質問

2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

再任用職員の賃金格差を直せますか

羽田圭二議員が「再任用職員の賃金格差を直せますか」について質問しました。

議員、会派の意見

羽田圭二議員
羽田圭二議員
物価上昇を上回る賃上げが進まず、実質賃金が下がる中、正規と非正規、男女、定年前後などの賃金格差が課題です。名古屋高裁では、定年後の再雇用者の基本給が退職時の60%以下だったことをめぐり、会社に損害賠償を命じる判決もありました。区の再任用職員について、給料と一時金は定年前の職員の何割ですか。
総務部長
再任用職員の給料月額は職務の級ごとに一律で、60歳時点の平均月額と同じ職務同士で比べると、行政系の主任・係長、技能系の技能主任・技能長はいずれもおおむね7割です。管理職も、60歳で役職定年となった後に課長級同士で比べれば7割です。 期末・勤勉手当の年間支給月数は、定年前の職員が4.9月分、再任用職員が2.6月分です。これを含む年収では、主任は6割を少し下回り、その他の職務給は6割を超えます。
羽田圭二議員
6割を下回る部分は是正すべきですが、6割を超えていればよいわけでもありません。特に管理職が退職後も管理職に就く場合、仕事内容に比べて賃金の落差が大きいのではないでしょうか。同一労働同一賃金の視点から、再任用職員と正規職員の賃金格差をなくす方策を考えるべきです。区の見解を伺います。
総務部長
定年延長で60歳を超えた職員の給与を約7割とする水準は、民間の実情を踏まえた国家公務員の取扱いや特別区人事委員会の意見に基づき、二十三区の統一基準として決められています。再任用職員の給与も、制度導入時の民間の再雇用者の状況を踏まえたもので、国や他団体も同様の水準だと認識しています。 国は7割とする措置を当分の間とし、定年延長制度が完成する令和13年3月末までに、60歳前後の給与制度に必要な措置を順次講じる検討項目を改正法に定めています。統一基準の給与制度を世田谷区だけで見直すことはできません。知識と経験の豊かな高齢期職員が活躍できる勤務条件は重要な課題であり、国や民間の動向を見ながら適切に対応します。