具体的な内容
区の児童相談所がどのように仕事をしているか、外部の機関が調べて評価しました。今回は、区の児童相談所を開設してから二回目の評価です。
どんなことを調べたの?
国のガイドラインをもとに、職員や子ども、里親、施設職員などへの調査と、現地調査を行いました。子どもの権利や虐待相談への対応など、六十五項目を見ました。
評価で何が分かったの?
六十五項目のうち、Sが六項目、Aが五十七項目、Bが二項目で、Cはありませんでした。子どもの意見を聞く取組や、関係機関との連携が評価された一方、会議の進め方や職員体制に課題がありました。
これから何をするの?
会議の資料や進め方を見直し、記録システムも新しくします。職員同士の情報共有や、子どもの状況の変化に合わせた支援を進め、次の評価は令和十年度を目途に行う予定です。
考えておきたいこと
評価で見つかった課題をどう直すの?
援助方針会議への出席率、情報の見える化、長期的な支援の見直しなどが課題とされました。区は会議の様式を変えるなどの取組を進めますが、改善が続いているかを確認する必要があります。
子どもの情報を職員で共有できるの?
令和八年度中に児童相談記録システムを入れ替え、タブレットでも情報を見られるようにする予定です。必要な情報を安全に共有し、子どもに合った支援につなげられるかが確認点です。
職員が安心して続けられる体制になるの?
相談件数の増加や複雑化、欠員補充の難しさ、超過勤務が課題とされています。研修やICTを進めるだけでなく、必要な職員数を確保できるかを見ていく必要があります。
議員、会派の意見
原田竜馬議員
原田竜馬議員は、児童相談所の出入口が外部から入りやすいという評価報告書の指摘について、具体的な改善策と今後の対応を質問しました。区は、警備員の配置を増やし、施錠箇所も増やす対応を取っていると答えました。
また、令和十年度の次回評価までに課題が解消される見込みを確認しました。区は、改善を進める一方、人材確保や組織体制には今後も検討の余地があると答えました。
田中優子議員
田中優子議員は、第三者評価を行う機関の数、今回の選定方法、費用を質問しました。区は、正確な機関数は把握していないとしつつ、今回の委託先は一般競争入札で選び、費用は六十六万円だったと答えました。
よくある質問
第三者評価は、だれが何のために行うの?
児童相談所の仕事の質を確かめ、よくするために、区以外の機関が調査と評価を行います。国のガイドラインに沿って、職員や子どもなどの声も調べます。
B評価があると、すぐに問題なの?
今回のB評価は二項目で、C評価はありませんでした。B評価になった項目は、援助方針会議や情報共有、職員体制などの課題として、今後の改善対象になります。
次の評価はいつ行うの?
国のガイドラインでは三年に一回の評価が望ましいとされており、次回は令和十年度を目途に受ける予定です。