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令和8年第2回世田谷区議会定例会の一般質問

行財政に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 34件・議員 17人

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議員、会派の意見

山口ひろひさ議員14 / 17

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

外見や国籍の思い込みで窓口対応を変えないために

オルズグル議員が「窓口対応におけるアンコンシャスバイアス」について質問しました。

オルズグル議員
日本国民である私が区の窓口で、外見から外国人と判断され、在留カードやパスポートを求められ、敬語ではない応対を受けました。「やさしい日本語」は、ぞんざいな言葉遣いではありません。外見、性別、年齢、国籍、日本語力で対応を変えず、誰にも公平で丁寧に接するため、アンコンシャスバイアス、無意識の偏見に焦点を当てた研修を行ってください。
地域行政部長
窓口対応は誰に対しても等しく丁寧に行うことが基本で、外見で判断して対応を変えてはなりません。常勤・非常勤を問わず基礎研修で伝えてきましたが、アンコンシャスバイアスに焦点を当てた研修は実施していませんでした。今回の指摘を全総合支所と共有して職員指導を徹底し、くみん窓口・出張所職員向けの研修を担当部署と検討します。

2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

地域行政のDXを、専任副区長の退任後も進められるか

山口ひろひさ議員が「地域行政へのDXの継続的な展開」について質問しました。

山口ひろひさ議員
DXは道具の導入で終わらず、組織や地域の仕組みを変え続ける取組です。DX専任副区長が退任した後も、地域行政とDXをどう結びつけ、誰が継続的に推進していくのか、DXと地域行政の両面から考えを示してください。
DX推進担当部長
地域行政とDXは切り離せず、区民向けDXが地域行政をさらに進めると考えています。二〇二六年三月に公表したDXロードマップに沿い、デジタル窓口、区役所との接点、協働プラットフォームを段階的に整え、区民と区、区民同士をつなぎます。利便性だけでなく、対話的な合意形成と、多様な人が活動しやすくなる行動変容を重視し、関係部署と連携します。
地域行政部長
地域行政では、長年の仕組みが硬直し、一部の人への負担集中や担い手不足が生じています。地域コミュニティーアプリ「コモン」で地区情報を共有し、LINEオープンチャットで協議体の連絡を円滑にする取組を進めています。今後もデジタル技術を使い、時代に合う仕組みへ変革・再設計します。
山口ひろひさ議員
誰もがデジタルを使う時代を見据え、「スマートフォンが区役所」と言えるほど、区民に身近で積極的なDXを進めてください。

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

93万人の世田谷区に必要な権限をどう広げる?

山口ひろひさ議員が「都区制度改革と世田谷区の自治権拡充」について質問しました。

山口ひろひさ議員
世田谷区は約九十三万人を抱え、県や政令指定都市に匹敵する規模です。住民に最も近い区が地域の実情に応じたサービスを担えるよう、自治権を強める一方、東京都の広域行政との両立も必要です。区民福祉の向上へ、どのような権限拡大を進めますか。
政策経営部長
国の制度に由来し区だけで解けない課題には、内閣府の地方分権提案募集方式を使い、産後ケア事業などの制度改善につなげてきました。特別区長会を通じ、他区と国・東京都へ権限移譲や制度見直しも要望しています。今後も現場の課題を捉えて提案し、関係自治体と連携しながら、自治権拡充による生活基盤の充実と質的転換に取り組みます。
山口ひろひさ議員
権限拡充には二十三区がまとまって声を上げることが必要です。国の制度も幅広く活用し、九十三万区民の声に応えられる自治権の拡充を諦めず進めてください。

2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

DXと地域行政、副区長3人体制は区民サービスを高めた?

畠山晋一議員が「DX・地域行政の成果と副区長三人体制の検証」について質問しました。

畠山晋一議員
民間出身の前副区長がDXを4年間、途中から地域行政も担いました。事務改善は進みましたが、手続や相談窓口など区民サービスの向上は期待した水準に達していません。区民にどのような恩恵があったのかを示し、性質の異なるDXと地域行政を外部人材1人に任せた体制と、副区長3人体制の妥当性を検証してください。
区長
2022年6月に民間出身者をDX専任の副区長に登用し、2023年度から地域行政も担当させました。標準システムへの移行、手続のオンライン化やキャッシュレス化、アプリを使った住民参加などを進めました。人口93万人台の区が多くの課題へ対応するには副区長3人体制が必要で、外部人材の登用も有意義でした。今後の体制は人選を含めて引き続き検討します。
畠山晋一議員
答弁からは、区長がさらに外部人材を登用する可能性もあると感じました。しかし、区長の周囲には能力と意欲を持つ職員もいます。区民の安心と幸せにつながるよう、内部の優れた人材も見極めてください。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

誰にでも伝わる「やさしい日本語」を区役所全体へ広げるには?

畠山晋一議員が「やさしい日本語による分かりやすい公文書」について質問しました。

畠山晋一議員
区から届く文書が専門用語や複雑な表現ばかりでは、必要な支援を受けられない人が生じます。知的障害のある人向けの案内を、やさしい日本語と見やすい配置にした試行では、本人が初めて自分で申請できたとの声がありました。高齢者、障害者、外国人にも伝わる文書を、全ての部署で当たり前に作れるようにしてください。
総務部長
文書の内容に応じて、やさしい日本語を使うことは有効で、今回の試行は優れた事例です。これまでも生成AIによる言い換えや、主に外国人対応の研修を行ってきました。今後は文書事務の手引に考え方を加え、全庁への周知と文書研修での説明を続け、庁内の理解と活用を広げます。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校改築が集中する時期の工事体制を確保できる?

畠山晋一議員が「建設環境の変化を踏まえた公共施設の施工体制」について質問しました。

畠山晋一議員
公共施設の老朽化に加え、建設費と人件費の上昇、資材供給の不安定化が進んでいます。学校は年3校の改築が想定されていますが、財政負担、施工能力、資材調達を考えても従来どおり進められますか。工事が集中する前に施工・発注体制を検討してください。
施設営繕担当部長
2029年以降は複数の学校工事が同時に本格化するため、施工体制と計画の実効性が課題です。区内事業者からも、人手不足で複数の大規模工事への対応は難しいとの声がありました。区内事業者の受注機会を確保しつつ、区外建設業者へのサウンディング調査を行い、計画段階から効果的な整備・発注方法を検討します。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

公共施設の更新順位と複合化をどう決める?

畠山晋一議員が「公共施設の改築優先順位・複合化と総合管理計画改訂」について質問しました。

畠山晋一議員
限られた財源と人員で公共施設を持続させるには、単独で建て替えるだけでなく、周辺施設との複合化や、空いた土地・建物の活用が必要です。築年数だけでなく利用状況、機能、地域の事情で優先順位を決め、奥沢や千歳烏山などのニーズへ柔軟に対応してください。その考えを総合管理計画へ反映し、全庁で課題を共有すべきです。
政策経営部長
建設費の上昇と資材供給の不確実性から、従来どおりの更新は難しくなっています。利用状況、機能、地域事情を踏まえて優先順位を整理します。奥沢図書館を奥沢小学校へ複合化する可能性や、千歳烏山駅周辺のまちづくりと施設配置を考えた整備も検討します。こうした方針を計画改訂に反映し、組織全体で課題を共有します。

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