2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会
子どもと家族が過ごす時間を政策の中心にできる?
岡川大記議員が「家族時間を軸にした人口・保育政策」について質問しました。
議員、会派の意見
岡川大記議員
岡川大記議員
少子化対策は、結婚や子どもを持つことを望む人が希望を実現できる社会を取り戻すことです。外国人労働力の確保と、日本人の若者が家庭を築ける環境整備を、区はどのような優先順位で捉えていますか。乳幼児が家族と過ごす時間の価値も示してください。
岡川大記議員
保育所へは子ども1人当たり年間約240万円の公費が投入される一方、在宅で育てる家庭への支援は乏しい状況です。就労支援へ偏らず、家族時間を制度の中心に置き、公費の一部を在宅育児支援へ振り向けてください。3歳から5歳の子どもの本音を直接聞く調査も必要です。
政策経営部長
区民の多様な価値観を尊重し、持続可能な地域社会を目指します。基本計画では子ども・若者が笑顔で過ごせる環境を重点政策とし、世田谷版ネウボラを中心に妊娠期から切れ目なく支援します。希望する人が子どもを産み育て、喜びを持てる環境が重要です。
政策経営部長
子育てしやすく、続けたいと実感する区民を増やし、社会増と自然増による持続可能な人口構成を目指します。
子ども・若者部長
就労の有無にかかわらず、全ての子育て家庭が孤立せず、地域の人や支援とつながることが重要です。おでかけひろばや一時預かりを充実し、親が見守られながら子どもと向き合う時間を確保してきました。
子ども・若者部長
保育所は児童福祉法に基づく施設で、利用の有無を金額で公平にする考えはなじみません。令和8年度から一時預かりなどを無償化し、在宅子育て家庭の選択肢を広げます。未就学児の意見は、保育の質ガイドライン改定や計画策定時に聞いてきました。
岡川大記議員
住宅取得者への補助より、これから出産を考える家庭の不安を減らす出産祝い金や児童手当の増額が有効ではないでしょうか。保育に比べ在宅育児への支援が少ない格差を改めてください。3歳から5歳の子どもへ直接聞き、その声を施策の根幹に置いてください。
政策経営部長
定住応援・住み替え応援事業は、住宅費の負担を背景に、0歳から4歳の子どもがいる世帯や、子育て世帯の中心である30代以降の世代で転出超過が続いている状況を踏まえ、子育て世帯などが区内で生活を続ける選択を応援する目的で実施します。
政策経営部長
区は出産費助成金5万円を支給し、東京都も令和8年1月以降の出生を対象に、従来10万円の赤ちゃんファーストギフトへ3万円を上乗せしています。限られた財源の中で、一時預かり無償化など複数施策を組み合わせ、希望する暮らしをかなえられる世田谷を目指します。
子ども・若者部長
未就学児は年齢や発達により十分に思いを表せない場合があり、質問内容、質問者との関係、状況へ慎重な配慮が必要です。保育ニーズは国の手引に基づき保護者へ調査しており、未就学児へ直接尋ねたことはありません。
子ども・若者部長
提案の趣旨を念頭に、有識者の指摘を踏まえて、子どもの思いを適切に酌み取る方法を検討します。家庭の養育・就労状況を踏まえ、在宅育児や保育施設など各家庭が希望する子育てを選べる環境を整えます。
