2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会
地域で描くウォールアートを文化とまちづくりの力に
原田竜馬議員が「ウォールアートによる文化振興とまちづくり」について質問しました。
議員、会派の意見
原田竜馬議員
原田竜馬議員
第四期文化・芸術振興計画は、文化を日常の中で触れ、楽しみ、創り、つながるものとしています。公共空間のウォールアートも現代の文化表現と位置づけ、町の魅力や価値を高める取組として生かせないでしょうか。
原田竜馬議員
世田谷代田では、平成16年から市民団体、地域の子どもと保護者が環状七号線沿いの壁画を制作し、毎年手入れを続けています。子どもが成長後も参加するなど、景観・防犯だけでなく、町への愛着と世代を超えたつながりを育てています。
原田竜馬議員
道路や公共施設なども活用し、文化政策とまちづくりを横断する事業としてウォールアートを進めてください。文化芸術上の位置づけ、住民参加と世代間交流を促す可能性について見解を伺います。
生活文化政策部長
ウォールアートには、地域への波及効果や町の特徴を形づくる効果があります。日常の中で親しまれる文化芸術作品となる一方、公共空間で大規模に行うには、近隣住民の理解、景観との調和、完成後の維持管理が必要であり、慎重さも求められます。
生活文化政策部長
代田の事例は、防犯やまちづくりという地域課題へ住民が主体的に取り組んだものです。第四期計画の「触れる」「楽しむ」に寄与しますが、住宅街の多い世田谷では、理解を得ながら地域と調和した作品を描ける壁面が少なく、計画的な事業化には適地選定の大きな課題があります。
北沢総合支所長
代田小学校の通学路でもある環状七号線沿いの歩道は暗く、落書きも多いため、防犯上の不安がありました。平成16年、PTAを中心に町会、商店街、東京都、区が協議し、多くの住民と子どもが動物や花の明るい絵を描きました。
北沢総合支所長
地域が主体となり、住民理解、景観、法令上の許可という課題を越えて実現した取組です。現在も市民団体が春と秋の年2回、壁面を手入れしています。住民参加と世代間交流を促す活動として、区も支援を続けます。
