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令和8年第1回区議会定例会の一般質問

防災に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 12件・議員 8人

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議員、会派の意見

たかじょう訓子議員3 / 8

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

93万人都市の国民保護計画は有事に機能する?

オルズグル議員が「世田谷区国民保護計画の実効性」について質問しました。

オルズグル議員
世田谷区は人口約93万人、外国籍区民も約3万人の大規模自治体です。国民保護計画が存在するだけでなく、武力攻撃事態などの初動で実際に機能するかを検証し続ける必要があります。どの規模と期間の事態を想定し、医療、物資、避難所の対応能力を人口比で検証しているのか伺います。
オルズグル議員
Jアラートが届いても、区民が理解し行動できなければなりません。日本語を母語としない区民への多言語対応や、警報後に情報を補う具体的な体制をどう整理し、現行体制で十分と考えているのか示してください。
オルズグル議員
避難所や物資配布では不安や混乱も予想されます。国籍や文化的背景の違いで不利益が生じないための運用方針と、区内だけでは対応困難な場合の段階的な広域避難、自治体間連携の枠組み、実効性確保の課題を伺います。
危機管理監
区の国民保護計画は、武力攻撃事態など8類型を基本に、発生時の組織・体制、初動、復旧・復興までを国や都の動向を踏まえて定めています。地域防災計画など既存の災害対策を活用し、体制、備蓄、訓練でも有機的に連携します。
危機管理監
事態ごとに状況が異なるため、対応の規模や期間、医療、物資、避難所の被害想定は示していません。首都直下地震などへの対応能力を超える場合は、国や都と連携します。
危機管理監
Jアラートは速達性を優先するため多言語化されていません。区は防災行政無線、防災ポータル、X、LINEなどの伝達体制を整え、民生委員、社会福祉協議会、ボランティア協会とも協力し、高齢者、障害者、外国人へ適時に情報を提供するよう努めます。
危機管理監
日本語を母語としない人に対しては、外国人災害時情報センターを設置して情報を収集・提供します。都の同センターへ語学ボランティアの派遣を求めるなど、通訳・翻訳人材の確保にも努めます。
危機管理監
混乱時には排外主義などによる区民同士の混乱も起こり得ると想定しています。国民保護計画は、日本に居住・滞在する外国人も武力攻撃などから保護すると明記し、要配慮者として避難所運営マニュアルと同様に位置づけています。
危機管理監
広域避難は国の措置と都の指示に基づきます。地域防災計画では、調布市、狛江市、三鷹市、熊谷市、松本市、つくば市など10自治体と相互応援協定を結び、一時収容施設の提供を受けることとしています。都道府県を越える避難も、国の措置に基づく都の指示に従います。
オルズグル議員
有事には通信が遮断され、携帯電話が使えなくなる可能性もあります。通信が生きているうちに正しい情報を届ける必要があります。訪日外国人向け災害情報アプリSafety tipsを区でも周知し、既存の情報発信手段を使った多言語補完策を具体化してください。
オルズグル議員
制度を整えるだけでなく、日本語を母語としない区民も含めた初動対応を防災訓練で確かめるべきです。日本国籍区民と外国籍区民が合同で行う初動シミュレーションを段階的に取り入れ、国民保護体制の実効性を高める意思があるのか明確に答えてください。
危機管理監
被害を具体的に想定しきれない中でも、平時の備え、関係機関との連携、要配慮者支援、国民保護の啓発を基本方針に掲げ、地域資源と有機的に連携して総合的に進めます。Safety tipsについても周知に努めます。
危機管理監
地震を想定したシェイクアウト訓練を応用し、災害時に区民が取るべき行動への理解促進に取り組み、国や東京都の訓練にも参加するなど、実効性の向上を図っていきたいと考えています。
オルズグル議員
Jアラートの最初の表示に英語の文章を併記するよう、人口約100万人を抱える基礎自治体として国へ要望してください。今後も進捗を確認します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

マンションの防災組織形成と在宅避難の周知強化

たかじょう訓子議員が「マンション防災」について質問しました。

たかじょう訓子議員
マンションで在宅避難を進めるには、建物ごとの防災組織をつくり、発災後のトイレ使用、ローリングストック、避難行動要支援者への支援など、マンション特有の課題を平時から学ぶ必要があります。今年度のマンション防災共助促進事業では1,945棟から防災用品の申請があり、対象は約1万棟とされています。この機会を確実な組織形成につなげるため、耐震化と同様に数値目標を設け、申請したマンションに特化した出前防災学習会を進めていただきたいです。在宅避難の認識率が74%であるなら、残る26%への周知も強化していただきたいです。
危機管理部長
マンション防災共助促進事業を契機に、総合支所ではマンション防災をテーマにした防災塾、防災区民組織の周知、個別説明を行い、各地域で新たな組織の結成が促進され始めています。令和8年度は、総合支所と連携して講演会やアドバイザー派遣などの多様な支援を行い、新規結成を促すとともに、マンション内の自助・共助力を高め、町会との連携を含む住民相互の支援体制を目指します。区民意識調査では、大規模地震時に自宅が無事なら自宅にとどまるとの回答が約75%に達していますが、今後も様々な機会と媒体を使って在宅避難の啓発を進めます。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

尾山台などの豪雨対策に公共施設の雨水貯留を生かす提案

山口ひろひさ議員が「公共施設を活用した豪雨・貯留対策」について質問しました。

山口ひろひさ議員
気候変動で既存の排水・雨水処理能力を超える水害が繰り返される中、公共施設の改築や建替えでは地下貯留スペースを検討し、雨水を流すだけでなく、ためる、遅らせる対策へ転換する必要があります。尾山台では古い水路を使った貯水スペースやL字溝の整備後も、昨年の集中豪雨で浸水被害が発生しました。東京都の下水道対策を待つだけでなく、尾山台中学校を活用した地域治水を検討し、ほかの浸水多発地域でも公共施設を対策に生かしてください。学校施設の更新は築年数や老朽化だけでなく、地域の安全や水害リスクも優先性に組み入れるべきです。
豪雨対策推進担当参事
公共・民間施設では、住環境条例により、新設や改築時に雨水流出抑制施設を設け、敷地内の雨水を極力直接下水道へ流さない流域対策を進めています。昨年の尾山台などの道路冠水は、短時間の大量降雨を下水道が処理できず道路へあふれた内水氾濫です。公共施設を活用した雨水貯留施設については、まず現状と課題を下水道局と協議する必要があると認識しています。下水道局と協力し、激甚化、頻発化する豪雨への対策強化を進めます。
教育政策・生涯学習部長
学校施設では、主に改築時に建物基礎を活用した雨水貯留槽、浸透側溝、浸透ますなど、1時間当たり100ミリの降雨に対応する雨水流出抑制施設を整備しています。周辺地域の雨水を受け入れる貯水槽は、校舎配置、基礎構造、工期、工程など工事の難易度に大きく影響するため、慎重な検討が必要です。改築の機会に、周辺地域への排水負荷を抑える雨水貯留槽を設置するなど、水害対策に貢献する学校施設づくりに取り組みます。更新校の選定では築年数を基本としつつ、学習環境、学校プールの在り方、ハザードリスクも考慮し、流域対策の検討状況を注視しながら関係所管と連携します。
山口ひろひさ議員
東京都との連携に加え、排水だけでなく雨水を遅らせる視点なども踏まえ、できる限りの対策を進めてください。災害は待ってくれないため、積極的な取組を求めます。

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