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2026年の一般質問

防災に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 21件・議員 15

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議員、会派の意見

たかじょう訓子議員11 / 15

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

93万人都市の国民保護計画は有事に機能する?

オルズグル議員が「世田谷区国民保護計画の実効性」について質問しました。

オルズグル議員
世田谷区は人口約93万人、外国籍区民も約3万人の大規模自治体です。国民保護計画が存在するだけでなく、武力攻撃事態などの初動で実際に機能するかを検証し続ける必要があります。どの規模と期間の事態を想定し、医療、物資、避難所の対応能力を人口比で検証しているのか伺います。
オルズグル議員
Jアラートが届いても、区民が理解し行動できなければなりません。日本語を母語としない区民への多言語対応や、警報後に情報を補う具体的な体制をどう整理し、現行体制で十分と考えているのか示してください。
オルズグル議員
避難所や物資配布では不安や混乱も予想されます。国籍や文化的背景の違いで不利益が生じないための運用方針と、区内だけでは対応困難な場合の段階的な広域避難、自治体間連携の枠組み、実効性確保の課題を伺います。
危機管理監
区の国民保護計画は、武力攻撃事態など8類型を基本に、発生時の組織・体制、初動、復旧・復興までを国や都の動向を踏まえて定めています。地域防災計画など既存の災害対策を活用し、体制、備蓄、訓練でも有機的に連携します。
危機管理監
事態ごとに状況が異なるため、対応の規模や期間、医療、物資、避難所の被害想定は示していません。首都直下地震などへの対応能力を超える場合は、国や都と連携します。
危機管理監
Jアラートは速達性を優先するため多言語化されていません。区は防災行政無線、防災ポータル、X、LINEなどの伝達体制を整え、民生委員、社会福祉協議会、ボランティア協会とも協力し、高齢者、障害者、外国人へ適時に情報を提供するよう努めます。
危機管理監
日本語を母語としない人に対しては、外国人災害時情報センターを設置して情報を収集・提供します。都の同センターへ語学ボランティアの派遣を求めるなど、通訳・翻訳人材の確保にも努めます。
危機管理監
混乱時には排外主義などによる区民同士の混乱も起こり得ると想定しています。国民保護計画は、日本に居住・滞在する外国人も武力攻撃などから保護すると明記し、要配慮者として避難所運営マニュアルと同様に位置づけています。
危機管理監
広域避難は国の措置と都の指示に基づきます。地域防災計画では、調布市、狛江市、三鷹市、熊谷市、松本市、つくば市など10自治体と相互応援協定を結び、一時収容施設の提供を受けることとしています。都道府県を越える避難も、国の措置に基づく都の指示に従います。
オルズグル議員
有事には通信が遮断され、携帯電話が使えなくなる可能性もあります。通信が生きているうちに正しい情報を届ける必要があります。訪日外国人向け災害情報アプリSafety tipsを区でも周知し、既存の情報発信手段を使った多言語補完策を具体化してください。
オルズグル議員
制度を整えるだけでなく、日本語を母語としない区民も含めた初動対応を防災訓練で確かめるべきです。日本国籍区民と外国籍区民が合同で行う初動シミュレーションを段階的に取り入れ、国民保護体制の実効性を高める意思があるのか明確に答えてください。
危機管理監
被害を具体的に想定しきれない中でも、平時の備え、関係機関との連携、要配慮者支援、国民保護の啓発を基本方針に掲げ、地域資源と有機的に連携して総合的に進めます。Safety tipsについても周知に努めます。
危機管理監
地震を想定したシェイクアウト訓練を応用し、災害時に区民が取るべき行動への理解促進に取り組み、国や東京都の訓練にも参加するなど、実効性の向上を図っていきたいと考えています。
オルズグル議員
Jアラートの最初の表示に英語の文章を併記するよう、人口約100万人を抱える基礎自治体として国へ要望してください。今後も進捗を確認します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

マンションの防災組織形成と在宅避難の周知強化

たかじょう訓子議員が「マンション防災」について質問しました。

たかじょう訓子議員
マンションで在宅避難を進めるには、建物ごとの防災組織をつくり、発災後のトイレ使用、ローリングストック、避難行動要支援者への支援など、マンション特有の課題を平時から学ぶ必要があります。今年度のマンション防災共助促進事業では1,945棟から防災用品の申請があり、対象は約1万棟とされています。この機会を確実な組織形成につなげるため、耐震化と同様に数値目標を設け、申請したマンションに特化した出前防災学習会を進めていただきたいです。在宅避難の認識率が74%であるなら、残る26%への周知も強化していただきたいです。
危機管理部長
マンション防災共助促進事業を契機に、総合支所ではマンション防災をテーマにした防災塾、防災区民組織の周知、個別説明を行い、各地域で新たな組織の結成が促進され始めています。令和8年度は、総合支所と連携して講演会やアドバイザー派遣などの多様な支援を行い、新規結成を促すとともに、マンション内の自助・共助力を高め、町会との連携を含む住民相互の支援体制を目指します。区民意識調査では、大規模地震時に自宅が無事なら自宅にとどまるとの回答が約75%に達していますが、今後も様々な機会と媒体を使って在宅避難の啓発を進めます。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

過去の浸水履歴をハザードマップでどう伝えるか

いたいひとし議員が「実際の浸水履歴を反映したハザードマップ」について質問しました。

いたいひとし議員
現在のハザードマップは東京都作成の想定図を基にしていますが、実際に浸水した地域が反映されていないなど、現地の実態との乖離が指摘されています。東京都は区による微調整を認めているため、実際の浸水履歴を区独自のハザードマップへ反映し、浸水対策に役立つものにすべきです。
危機管理監
洪水・内水氾濫ハザードマップは、国や東京都が作成した、想定し得る最大規模の降雨による洪水浸水想定区域図を基に作成しています。過去の浸水状況は、発生日、原因、被害区分などを記録した浸水確認箇所一覧と浸水確認箇所図として区ホームページで公開しています。ハザードマップ上に重ねて表示するには情報量が多く、表示が難しいため、来年度の更新時には、これらの一覧と図を案内する二次元コードを情報面に掲載する予定です。引き続きハザードマップなどを活用し、区民の適時適切な避難行動につながるよう周知と啓発に取り組みます。
いたいひとし議員
以上で質問を終わります。

同じ議員の別の質問

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

子ども・高齢者・障害者が利用する施設の浸水対策と緊急通知

いたいひとし議員が「要配慮者利用施設の浸水対策と情報通知」について質問しました。

いたいひとし議員
線状降水帯やゲリラ豪雨により、都市部でも短時間で深刻な浸水被害が起きています。特に、自力で避難することが難しい子ども、障害者、高齢者が利用する教育・福祉・子育て施設では、被害が生じた場合の影響が極めて大きくなります。
いたいひとし議員
水防法により、対象施設には避難確保計画の作成や避難訓練が義務づけられました。しかし、計画と訓練だけでは十分ではありません。止水板の設置、電源設備のかさ上げ、排水対策などの物理的な備えが必要ですが、費用の負担が重く、十分な対策を取れない施設があります。
いたいひとし議員
施設任せにせず、止水板や防水設備の導入、電源設備のかさ上げ、排水機能の強化、安全確保のための改修を支援する浸水対策費用助成制度を設けるべきです。補助金を出すだけでなく、立地上のリスク評価、技術的な助言、整備後の確認まで含む支援にする必要があります。
いたいひとし議員
制度を考える前提として、浸水想定区域内にある対象施設の数と、それぞれの対応状況を把握してください。その結果を踏まえ、施設の負担を軽減する助成制度の具体的な検討を始めるべきではないでしょうか。
いたいひとし議員
昨年9月のゲリラ豪雨で浸水した保育園では、停電の中で子どもの安全を守ることに精いっぱいとなり、テレビやスマートフォンだけでは避難の判断が難しかったと聞いています。情報の遅れが重大な被害につながらないよう、要配慮者利用施設へ避難情報をリアルタイムで確実に届ける専用の即時通知体制を導入すべきです。
危機管理監
区は、水防法に基づき、洪水浸水想定区域内にあり、世田谷区地域防災計画に施設名などを掲載している要配慮者利用施設を対象に、避難確保計画の作成状況などを年2回調査しています。
危機管理監
新たな浸水対策費用助成制度については、まず来年度から、止水板と簡易止水板の設置への助成を始めます。防災用品のあっせんについても、水中ポンプや水のう袋などを拡充します。施設が制度を利用できるよう、避難確保計画の調査に合わせて新しい補助制度などを周知します。
危機管理監
避難情報については、対象施設に区の災害・防犯情報メール配信サービスへの事前登録をお願いしています。次回の調査時に改めて登録を求めるとともに、避難情報を発信する際は、具体的な避難行動につながる分かりやすい内容にします。
危機管理監
各施設が水害時に円滑に対応できるよう、指摘された視点も踏まえ、関係する部署と連携して取り組みます。

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