2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会
スマホに振り回されない力を子どもと家庭へ
畠山晋一議員が「子どもの自律心を育むデジタルデトックス」について質問しました。
畠山晋一議員
教育のデジタル化が進む一方、家庭からは、夜中までスマートフォンをやめられない、どう制限すればよいか分からないという切実な相談があります。デジタルを排除するのではなく、子どもが主体的に使いこなせる心身の状態と自律心を育てることが目的です。
畠山晋一議員
区内小中学生の長時間利用が視力、睡眠、体力、心の健康、学習意欲へ与える影響をどう分析していますか。操作方法だけでなく、依存の仕組みや脳への影響を学び、自分で管理する力を育てる教育は十分でしょうか。悩む保護者へ具体的な指針と専門相談も示してください。
畠山晋一議員
川場村・河口湖の移動教室などで、自然や対話に集中する「世田谷版デジタルリセットプログラム」を標準化してはどうでしょうか。毎月第3日曜日など、地域・家庭・学校が一緒に取り組むオフライン推奨デーも提案します。
畠山晋一議員
小学校高学年が脳科学の視点から、スマートフォンに操られない知恵を自分の問題として学べるよう、区独自のチラシや動画も作ってください。
教育総合センター長
令和6年度の学習用端末アンケートでは、中学生の95.0%が「楽しく学べる」、81.9%が「集中できる」、84.9%が「もっと学びたい」と回答しました。小学生も94.0%が「楽しく学べる」、85.7%が「集中できる」と答えています。
教育総合センター長
一方、この調査には睡眠、視力、体力の項目がありません。次回以降は就寝前の利用や睡眠状況を調べ、学習意欲との関係を分析します。
教育総合センター長
学校では、長時間利用による睡眠不足や集中力低下、SNS、個人情報、課金のトラブルを教えています。安全な情報の選び方などICTリテラシーも継続して指導しています。
教育総合センター長
保護者向け講座とリーフレットで、日頃の見守り、フィルタリング、早めの相談、使わない時間帯や端末を置く場所など家庭のルール例を示しています。区の教育総合相談、子どもの人権110番、東京都の24時間相談なども案内し、周知を強めます。
学校教育部長
小学5年生の川場移動教室と中学1年生の河口湖移動教室は、ともに2泊3日です。原則としてデジタル機器を持参せず、区のタブレットを使う場合も限定的な学習だけで、SNSは利用していません。
学校教育部長
各校からは、2泊3日では大きな変化が見られないとも聞いています。東京都が予定するSNS調査と合わせ、移動教室の効果や影響を調べることも含めて検討します。
学校教育部長
既読表示やグループチャットが子どもへ過度なストレスや人間関係の疲れを与えるとの指摘は認識しています。SNSに特化した授業や保護者への働きかけなど、子どもの実情を踏まえて学校にできることを検討します。
畠山晋一議員
人がデジタルに振り回されず、有効に活用できるよう、予算特別委員会でも質問します。区民から新たな課題も寄せられているため、今後も提案を続けます。
