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令和8年第2回世田谷区議会定例会の一般質問

教育に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 23件・議員 14人

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くろだあいこ議員3 / 14

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校運営協議会の活動を予算でどう支える?

佐藤美樹議員が「学校運営協議会の活動を支える予算」について質問しました。

佐藤美樹議員
学校運営協議会が今年度から始まり、町会や商店街だけでなく、卒業生や卒業生の保護者など多様な人が関われるようになりました。一方、活動の財源は消耗品費程度で、予算を持たないことが取組の制約になる心配があります。各校の今年度の活動を確かめ、来年度の予算を充実させてください。
学校教育部長
4月の見直しで、学校、家庭、地域が一定の権限と責任の下で協働し、多様な人の参加によって地域全体で子どもの育ちを支える仕組みとしました。今年度の経費は、教育委員会が要請する活動の報償費や消耗品費等に限られます。特色ある取組には適切な予算が必要と認識しているため、限られた財源の中で、各校の実績を踏まえて次年度予算の充実を検討します。ただし、具体的な予算規模や措置は示していません。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

LEARNの手法を体験学習にどう生かす?

佐藤美樹議員が「体験学習へLEARNの探究・個別最適の手法を生かす取組」について質問しました。

佐藤美樹議員
区では企業やプロスポーツチームなどが、ハローキャリアワーク等で体験学習を提供しています。ここに、教育総合センターと東大先端研が行う体験型学習「LEARN」の視点を取り入れてください。例えばインクルーシブサッカーの体験で、子どもが何を学びたいかを自ら決める過程を加えるなど、既存の枠組みを探究的・個別最適な学びへ更新できないでしょうか。
教育総合センター長
地域企業、スポーツ団体、大学と連携するSTEAM教育講座やハローキャリアワークを通じ、子ども一人一人が学びの主体となることを目指しています。LEARN in SETAGAYAでは、大人が目的と条件を示し、解決手段は子ども自身が考えて行動することで、社会と関わる実践力を育てます。
教育総合センター長
今年度は、LEARNを運営する東京大学先端科学技術研究センターの企画チームに教員を参加させ、課題と条件の設定、仕掛けづくり等を実践的に学ぶ研修を行います。得られた知見と手法を教育総合センターの体験活動や学校の教育活動に取り入れ、子どもが自分の学びを実現できる多様な場をつくります。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

北沢学園中学校の学びを他の区立中学校へ広げられるか

佐藤美樹議員が「北沢学園中学校の学びを他の区立中学校へ波及させる取組」について質問しました。

佐藤美樹議員
4月に開校した北沢学園中学校では、不登校だった子どもたちも楽しそうに通い、出席率も高いと聞いています。区立の学びの多様化学校で実現できている新しい学びを分析し、他の29校にも生かすことが、区立で運営する意義です。通えるようになった背景と、波及させる取組を伺います。
教育総合センター長
北沢学園中学校は、「自分の将来を自分らしく生きていく」を教育目標に、キャリアデザイン科やマイ・デザイン科などの特別な教育課程を実施しています。教職員の受容的な指導・支援と、リラックスルームやプレイルームなど校内で多様に過ごせる環境が、生徒の安心につながっています。今年度は「多様な学びフロンティアスクール」の研究指定校とし、将来の他校展開を見据え、一人一人に応じた多様な学びを保障する教育課程を研究・分析します。

2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校を使いながらの改築でも学びの質を守れるか

くろだあいこ議員が「学校改築中の不利益軽減とよりよい学校づくり」について質問しました。

くろだあいこ議員
区立学校は年三校のペースで改築していますが、敷地内で授業と工事を同時に行うため、校庭・特別教室の制限、騒音などが子どもへ影響します。特に中学校三年間が工事と重なる家庭には、事情を聴いて指定校変更へ対応してください。子ども、保護者、地域の意見を反映し、改築をよりよい教育環境づくりの機会にできていますか。
学校教育部長
校庭や特別教室の制限、工事車両、騒音の影響を抑えるため、近隣校との連携、地域施設、ICT、学校内外の教育資源を活用し、工期短縮にも努めます。改築を理由とする指定校変更を一律に認めることは、全児童生徒に共通する事情と受入れ校への影響から難しいですが、申請者の事情を丁寧に聴き、個別に判断します。
教育政策・生涯学習部長
二〇二五年六月に学校改築ガイドラインを改定しました。学校は子どものための場という基本に立ち、構想段階から子どもの意見を反映し、保護者と地域住民の声も聴く参加型の計画を進めています。地域と学校の実情に合う特色ある学校をつくり、年三校の改築を進めます。
くろだあいこ議員
STEAM教育講座、世田谷ジュニアアカデミー&カレッジ、企業の出前授業など、区内には質の高い教育資源があります。改築校へ優先的に案内し、工事の影響を受ける子どもが豊かな学びに触れる機会を増やせませんか。
学校教育部長
STEAM教育講座などを実施した学校からは好意的な感想があります。好事例を校長会や研修会で学校へ周知するよう努め、改築校のニーズに合わせてICTと学校内外の教育資源を活用します。関係機関とも連携しますが、改築校へ優先的に案内・提供する方針までは示していません。
くろだあいこ議員
学校は知らない事業を希望できません。教育委員会から改築校へ好事例を積極的に紹介し、それぞれのニーズへ丁寧に対応してください。

2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

中学校で異なる評定基準の公平性をどう保つ?

そのべせいや議員が「中学校の評定基準の学校間差と移行期の運用」について質問しました。

そのべせいや議員
区内で唯一、評定の境目であるカッティングポイントが5%分緩い千歳中学校は、2025年12月も区内29校中2位、都内576校中11位でした。毎年上位にあることに基準の差は影響していないのか、不公平ではないという認識は変わらないのかを伺います。今年度に同校の基準が変わったかも確認します。
そのべせいや議員
次期学習指導要領で「主体的に学習に取り組む態度」を評価基準から外す方向が示され、2027年度から30年度の移行期間に学校ごとの対応差が生じる心配があります。移行期の扱いと、評価基準を決める責任が校長にあるのか、教育委員会の見解を確認します。
教育長
学習評価は、教員が生徒の姿を総合的に評価して指導を改善し、生徒自身にも学習方法の調整を促すことが目的です。評価基準やカッティングポイントは各校が設定するため、学校ごとに異なり得ます。評定平均の違いは、異なる母集団の絶対評価であることに加え、生徒の学習状況や指導方法など多くの要素が反映するため、特定の要因だけに帰するのは難しいと考えています。
学校教育部長
千歳中学校のカッティングポイントは今年度も変更していません。教育委員会は、同校に限らず、各校が学習指導要領の目標に準拠して適切に評価するよう指導します。次期要領の議論と移行期の扱いは、国や都の方針を踏まえ、学習評価の目的を教職員が適切に理解できるよう指導します。評価基準を定めるのは校長で、教育委員会が一律の基準を示すことはありません。
そのべせいや議員
評価基準やカッティングポイントが統一されないことの権限と責任は、教育委員会ではなく各校の校長にあるという理解で間違いないでしょうか。また、評価の目的が学習状況の把握と指導改善なら、この基準を使わないよう東京都教育委員会に求めないのでしょうか。
学校教育部長
1校だけ基準が異なる場合も、その設定は校長の権限です。公平性は、全校長と指導主事が参加する成績一覧表の委員会で妥当性を判断しています。東京都の基準は全てに従わなければならないものではなく、目安にしながら校長が適宜判断するものです。

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