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2026年の一般質問

教育に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 53件・議員 26

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議員、会派の意見

坂口賢一議員17 / 26

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

部活動の独自ルールと教員の不適切指導を正せるか

桃野芳文議員が「子どもが主役の部活動と教員の不適切指導」について質問しました。

桃野芳文議員
ある中学校の運動部では、顧問の指導だけを受け、民間クラブで並行して活動しないことを入部条件にしていたと聞きます。子どもが学校外でどこに所属するかは自由です。この運用を認めず、全校を調べ、同様の独自ルールがあれば改めてください。
桃野芳文議員
生徒が引退後に入る民間クラブを顧問へ報告したところ、必要最小限の会話しかしないと言われ、その後は指導や声掛けを受けられず、競技を通じた進学の仲介も断られたとの相談です。生徒は受験先を変え、遅刻の後に登校できなくなったとも聞きます。事実を確認してください。
桃野芳文議員
生徒が教員の不機嫌さを察して謝罪や弁明をするべきだ、という考え方は逆ではないでしょうか。子どもの変化に気づき、事情を考えることこそ教員の役割です。進路と登校へ重大な影響を与えた一連の言動を、服務上どう評価するのか伺います。
学校教育部長
生徒が部活動とクラブチームのどちらへ加入するかは自由で、本人と保護者が選ぶものです。担当教員は複数の場所で指導を受けると混乱すると考え、独自の取決めを設けていました。教育委員会が調査し、同様のことがないよう各校を指導します。
学校教育部長
学校から報告を受けており、部活動の運営・指導と面談時の言動は不適切だったと考えます。ただし、個々の言動は引き続き学校と教員から確認中です。他の部員への対応も調べて厳正に対処し、校長会を通じて適切な運営を徹底します。
桃野芳文議員
相手が受け入れるかどうかとは別に、教員と学校がこれまでのことを誠実に謝罪し、生徒を支える努力をするという理解でよいですか。
学校教育部長
生徒が懸命に登校しているとの報告を受けています。卒業まで1か月を切っていますが、学校と教育委員会は、生徒と保護者へ誠意を持って接し、支えます。
桃野芳文議員
繰り返します。事実関係を認めた上で、学校が誠実に謝罪するのかを確認します。
学校教育部長
教育委員会は不適切な行動だったと認めています。その部分について、学校から謝罪します。

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

ゲーム課金とオンラインカジノから子どもを守るには

坂口賢一議員が「子どものオンライン課金・カジノ接触の予防」について質問しました。

坂口賢一議員
スマートフォンやタブレットが日常になる一方、保護者の知らない高額なゲーム課金や、SNSをきっかけとするオンラインカジノへの接触が全国で問題になっています。金銭トラブルだけでなく、違法なサービスや犯罪被害につながる危険があります。
坂口賢一議員
学校と教育委員会はどんな危険を認識し、区内でどのような相談や事例を把握していますか。家庭だけへ責任を負わせず、相談先と関係部署の連携を整えてください。
坂口賢一議員
現金を使わない決済が増え、お金の感覚を持ちにくくなっています。子どもと保護者が継続して金銭感覚とネットの危険を学び、警察などと連携して被害を未然に防ぐ取組をどう強めますか。
学校教育部長
オンラインゲームには利用者を依存させやすい仕組みがあると指摘されています。区内でも、保護者が知らない間に子どもが高額課金したと学校が相談を受けた例を複数把握しています。
学校教育部長
区内の児童生徒がオンラインカジノの被害に遭った報告は、現時点では確認していません。ただし、違法性を十分理解せず閲覧や登録をする可能性があり、重要な危険として注視しています。家庭、地域、関係機関と対応する必要があります。
学校教育部長
家庭科などで課金の仕組みと危険、購入前に考える点を事例で教え、長期休業前の全校指導や保護者会でも注意を促しています。警察庁の教材を使い、お金を稼ぎ使う難しさを探究する学校もあります。
学校教育部長
PTAの家庭教育学級では民間講師から家庭の金銭ルールとネット被害の予防を学んでいます。今後は区のネットリテラシー講座を見直し、セーフティー教室を担う警察などとの連携を強め、子どもと保護者双方の学びを進めます。

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

「はじめに子どもありき」の教育を区内へ広げる

神尾りさ議員が「子どもの権利を尊重する教育実践」について質問しました。

神尾りさ議員
桜町小学校は3年間、「自ら学び、育つ子ども」を研究主題に、生活科と総合的な学習を基本とするカリキュラム改革を進めました。子どもが主体的に学び、教師も共に探究する授業により、いじめや不登校が大幅に減り、子どもと教師の双方から学校が楽しくなったとの声がありました。
神尾りさ議員
「はじめに子どもありき」の理念は、子どもを能動的な学習者と捉え、教師も子どもの事実に立って共に学びをつくるものです。子どもの学ぶ意欲を発揮できる環境と信頼関係を整えるこの実践を、子どもの権利の観点から教育委員会はどう評価しますか。
神尾りさ議員
研究発表には区内外から300人を超える教育関係者が参加しました。一校の研究で終わらせず、区内全域へ広げ、定着させるためにどう取り組むのか伺います。教育と福祉も連携し、子どもの最善の利益と意見表明権への理解を深めてください。
教育総合センター長
桜町小学校は、教師が知識を一方的に教えるのではなく、子どもが自ら課題や学び方に出会い、教師と共に解決する探究的な学びを具体的に示しました。地域や他者と協働し、自分の生き方を考える経験は、未来に必要な力を育てます。世田谷区子どもの権利条例を学校で具体化した意義深い実践です。
教育総合センター長
研究は授業改善だけでなく、キャリア教育、カリキュラムマネジメント、主体性や自己管理能力などの非認知能力にも及びました。幼稚園、小学校、中学校の研究指定や、教員が希望して参加する探究的な学び、キャリア教育、ICTのワーキンググループを通じ、成果は区内へ広がっています。
教育総合センター長
次年度も複数校が、子どもを能動的な学習者として捉える実践に取り組みます。学校を支援し、得られた成果を学校だけでなく地域や関係機関にも発信します。
子ども・若者部長
「はじめに子どもありき」は、子どもの最善の利益と意見表明権の尊重に深く通じる重要な考え方です。子ども・若者総合計画に権利学習を位置づけ、今年度から、子ども・若者部と教育委員会が共同作成した資料を使って区立小中学校で権利学習を始めています。
子ども・若者部長
子どもの権利委員会は、第一期の調査テーマを子どもの意見や思いの表明としました。教育委員会と協力し、区立学校などで意見表明権がどのように保障されているかを評価・検証する予定です。分野を越えて連携し、学校と地域に子どもの権利を尊重する文化と環境をつくります。
神尾りさ議員
子どもに関わる人が「はじめに子どもありき」の理念を知ることは、教育現場で子どもの権利を尊重する助けになります。今回の研究発表をきっかけに、さらに普及・啓発してください。

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