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2026年の一般質問

環境問題に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 22件・議員 16

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議員、会派の意見

山口ひろひさ議員14 / 16

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

樹冠被覆率の計画への位置づけと令和8年度資源調査

川上こういち議員が「樹冠被覆率を用いた緑の把握」について質問しました。

川上こういち議員
区民アンケートでは環境政策として「樹木を増やす」ことへの関心が高く、区のみどりに関するプレアンケートでも、涼しさや木陰の提供、空気の浄化、気温・湿度の調整が重視されています。みどりの基本計画は、令和十年四月の新計画への改定に向けて検討が進められています。
川上こういち議員
令和六年第三回定例会では、ヒートアイランドの緩和、雨水の吸収、大気汚染対策、熱中症予防などに役立つ高木の樹冠被覆率について区の認識を問い、計画への採用と目標設定、公共空間で高める方針を求めました。樹冠被覆率は、地域の中で樹木の枝葉に覆われる面積の割合です。街路樹が道路を覆えば、直射日光が当たる道路より路面温度を二十度下げる効果もあります。シドニーは二〇三〇年までに五百万本を植えて四〇%、リヨン・メトロポールは同年までに三〇%、ニューヨーク市は二〇三五年までに三〇%を目指すなど、世界の都市が具体的な目標を掲げています。
川上こういち議員
世界の取組やアンケート結果を見ても、気候危機対策として樹冠被覆率を目標に位置づけ、樹木を増やす取組を加速させることが急務です。高木の樹冠被覆率採用に向けた検討状況を伺うとともに、令和八年度のみどりの資源調査を樹冠被覆率の観点から実施するよう求めます。
みどり33推進担当部長
高木を含む多様な緑が町に増えることは、ヒートアイランド現象の緩和、景観形成、生物多様性の保全などに効果があり、都市環境を守る上で重要だと認識しています。現在、みどりの基本計画の改定作業で、樹木地分布図と高さデータを組み合わせ、樹木の高さ別に樹冠被覆の現状と経年変化を分析しています。
みどり33推進担当部長
令和八年度に予定するみどりの資源調査の結果にも同様の分析を行い、最新の樹冠被覆の状況を把握します。樹冠被覆率の把握を含む現在の分析を踏まえ、より効果的な緑の施策につながるよう計画改定に取り組みます。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

等々力渓谷公園の全面再開を契機とする住民参加の強化

川上こういち議員が「等々力渓谷公園の再開と住民参加」について質問しました。

川上こういち議員
等々力渓谷公園は令和五年の倒木後、園内への立入りと遊歩道の通行ができませんでしたが、樹林地を健全に維持する作業を経て、今年三月の全面開放が予定されています。ふるさと納税を活用した等々力渓谷プロジェクトにも多くの賛同があり、環境保全への新たな幅広い関心が寄せられました。地域住民、区内外の来園者、外国人観光客らが再び自然を楽しめる再開を契機に、渓谷の環境を守る住民参加の取組を強めるよう求めます。
みどり33推進担当部長
令和五年七月の倒木を受け、来園者の安全確保のため翌日から園内の大部分を閉鎖し、樹木医の診断に基づいて剪定や伐採などの樹木対策を進めています。令和八年三月下旬を目途に全面開放する予定です。これまでも等々力渓谷保存会が清掃、タケノコ掘り、七夕飾り、ミカン狩り体験などを通じて魅力を発信してきました。隣接する玉川野毛町公園でも、区民主体の玉川野毛町パークらぼが歴史ボランティアによるガイドウオークを行い、他団体との連携を育んでいます。
みどり33推進担当部長
閉鎖と再開園を契機に、ふるさと納税やPR企画を通じて新たに渓谷へ関わる方も増えています。従来の担い手と新たな参加者とのつながりを大切にしながら、魅力向上と愛着の醸成に努め、広く参加できる環境づくりを進めます。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

生産緑地の取得実績と農のみどりを守る公有地化の方針

川上こういち議員が「農のみどり保全活用方針」について質問しました。

川上こういち議員
尾山台二丁目では、相続に伴って生産緑地が解除された際、区が買い取らなかったため大手ディベロッパーへ売却され、竹林やケヤキ、モチノキなど樹齢百年を超える大木が伐採されて宅地造成が行われました。新たな世田谷区農のみどり保全活用方針案は、七地区の農地保全重点地区や農業振興等拠点に加え、それ以外でも取得効果を勘案して個別に用地取得を検討するとしています。重点地区外だった尾山台二丁目のような事態を繰り返さず、大切な緑を守る実効的な手だてになるのか、これまでの成果と今後の方針を伺います。
みどり33推進担当部長
平成二十年にみどりの基本計画を改定し、平成二十一年に農業振興計画と農地保全方針を策定して、農業振興と農のみどりの保全に取り組んできました。生産緑地の買取りでは、農地保全方針も踏まえて約十一・四ヘクタールを都市計画決定し、このうち四か所、約五・八ヘクタールを農業公園として開園するなど、緑の保全活用を進めています。
みどり33推進担当部長
市街化と相続による農地減少が続いているため、令和八年三月に農地保全方針を改定し、農地由来の緑の保全を一層推進します。令和十年三月のみどりの基本計画改定に合わせ、農地保全重点地区と農業振興等拠点の位置づけの見直しについても検討を深めます。
川上こういち議員
生産緑地が減少し続ける中、用地を取得するために具体的にどのような取組を行うのか、改めて伺います。
みどり33推進担当部長
やむを得ない事情で営農を続けられない生産緑地を公園緑地として取得・活用することは、地域の貴重な緑の量と質を確保し、みどりの拠点形成につながると捉えています。今回の農地保全方針改定では、規模の大きい農地保全重点地区内にある農業振興等拠点の拡充を検討します。農業振興等拠点以外の生産緑地も、一定の条件を満たす場合に取得を検討できるよう改定する考えです。
みどり33推進担当部長
農のみどりを長期的に守るため、公有地化の可能性を含めて保全を検討します。用地取得の効果と財政面の課題も踏まえ、総合的に検討を進めます。
川上こういち議員
農のみどりの保全と用地取得について、引き続きしっかり検討することを求めます。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

等々力渓谷の再開後、街路樹の倒木をどう防ぐ?

山口ひろひさ議員が「等々力渓谷・街路樹等の倒木未然防止」について質問しました。

山口ひろひさ議員
世田谷区は「みどり33」を掲げており、緑は生活環境に欠かせない都市の資産です。一方、国土交通省の調査では、公園や道路で過去三年半に千七百三十二件の倒木事故があり、百十件は人身事故だったと報告されています。世田谷区でも、等々力渓谷や成城地区で倒木事故が発生しており、決して他人事ではありません。
山口ひろひさ議員
台風の大型化、豪雨、突風などが発生する中、老木化や内部の腐朽が進んだ樹木は、倒木や落枝によって区民の生命と財産を脅かす危険があります。都市の緑の魅力を守るためにも、自然のままにするだけでなく、適切な維持管理が必要です。
山口ひろひさ議員
等々力渓谷では、倒木後の安全確保のために遊歩道が立入禁止となりました。当初は四年を要するとされた対応が二年半に短縮され、令和八年三月に開通すると聞いています。この間に実施した作業、今後予定している作業、全面開放後の安全をどのように確保するのかを確認します。
山口ひろひさ議員
老木化した街路樹や公園樹木は、現在どのように管理していますか。九品仏まちづくりセンター前では、内部に大きな空洞があり、倒れる危険のある樹木を早期に伐採したと聞いており、この判断は評価しています。日常の点検、伐採を判断する方法、樹木医など専門家の関与について伺います。
山口ひろひさ議員
緑を貴重な都市資産として維持するには、安全対策だけでなく、伐採後の緑化も重要です。伐採した場所に新たな樹木を植えることを含め、区の考え方を示してください。
みどり33推進担当部長
等々力渓谷公園では、令和五年七月の倒木発生後、来園者の安全を最優先にし、翌日から園内の大部分を立入禁止とし、遊歩道も通行止めにしました。
みどり33推進担当部長
その後、樹木医が渓谷全体を調査し、多くの樹木に対策が必要と診断しました。樹木の剪定や伐採に加え、渓谷の自然環境に配慮した工法を用いて、土中対策、樹林地の土壌改良、斜面地の改良を進めています。
みどり33推進担当部長
作業が一定程度進んだため、令和八年三月下旬を目途に全面開放する予定です。開放後も、健全な樹林地の生育環境を維持するため、樹木対策と保全作業を継続します。
みどり33推進担当部長
安全・安心な維持管理を続けるとともに、等々力渓谷保存会をはじめ、渓谷を大切にする皆さんが景観を楽しみ、動植物や自然環境の大切さを共有できる空間づくりに努めます。
みどり33推進担当部長
街路樹や公園樹木は、職員や委託事業者による日常管理と巡回点検で状態を確認し、異状があれば必要な対応を行うことを基本としています。国分寺崖線の公園樹林地、大径木、街路樹、地域で大切にされている樹木などは、点検や樹木医の診断を行い、適切な管理と更新に努めています。
みどり33推進担当部長
やむを得ず伐採する場合は事前に周知します。抜根できず切り株を残す場合は、理由を説明する掲示も行っています。伐採・抜根後は新たな植栽を基本としますが、土中を含む生育環境が十分でない場合には、周辺樹木の健全な育成を優先し、新植しないこともあります。
みどり33推進担当部長
公園などでは大径木や老木が増えています。保存を前提とした対応だけでなく、樹木の更新や景観の再生にも取り組み、街路樹や公園樹木が地域の魅力を高められるよう努めます。
山口ひろひさ議員
料理に少し緑を添えると、見た目や価値が高まるように、町の緑にも重要な役割があります。答弁を聞いて状況は理解しました。倒木対策を引き続き進めるとともに、様々な条件を踏まえながらも、積極的に町へ緑を添えていく方向性を示してください。

2026.2.18@令和8年第1回区議会定例会

開設20年を間もなく迎える資源循環センター「リセタ」をどう改善するか

河村みどり議員が「資源循環センター「リセタ」」について質問しました。

河村みどり議員
資源循環センター「リセタ」は間もなく開設20年を迎え、区内のガラス瓶全量を中間処理しています。世田谷清掃工場の建替えに合わせて増改築し、処理量増加や瓶以外の素材へ対応できる機能を備えるべきです。
河村みどり議員
搬入動線、施設規模、女性や外国人の就労環境を改善し、代替施設の確保も含めて検討してください。
副区長
瓶の回収量は令和2年度をピークに減っているため、規模拡大は今後の推移を見て慎重に判断します。プラスチックの積替えは必要な機能が大きく異なるため、別の場所への整備を検討しています。
副区長
来年度は夏の作業環境改善のためスポットクーラーを増設し、清掃一部事務組合と車両動線の改善を協議しています。受託事業者と意見交換し、多様な職員の環境と効率的な運営を改善します。
河村みどり議員
スポットクーラーなどの小手先の対応ではなく、資源循環を進めるため施設規模を抜本的に見直してください。現地で増改築できないなら、別施設も視野に入れるべきです。
清掃・リサイクル部長
築18年で、扱う瓶も減っているため、現時点で直ちに施設規模を見直す状況とは認識していません。受託事業者から強く求められているのはスポットクーラーと車両動線の改善だと捉えています。
清掃・リサイクル部長
受託事業者と改めて意見交換し、施設の状況を正確に把握して必要な改善を進めます。

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