2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会
樹冠被覆率の計画への位置づけと令和8年度資源調査
川上こういち議員が「樹冠被覆率を用いた緑の把握」について質問しました。
川上こういち議員
区民アンケートでは環境政策として「樹木を増やす」ことへの関心が高く、区のみどりに関するプレアンケートでも、涼しさや木陰の提供、空気の浄化、気温・湿度の調整が重視されています。みどりの基本計画は、令和十年四月の新計画への改定に向けて検討が進められています。
川上こういち議員
令和六年第三回定例会では、ヒートアイランドの緩和、雨水の吸収、大気汚染対策、熱中症予防などに役立つ高木の樹冠被覆率について区の認識を問い、計画への採用と目標設定、公共空間で高める方針を求めました。樹冠被覆率は、地域の中で樹木の枝葉に覆われる面積の割合です。街路樹が道路を覆えば、直射日光が当たる道路より路面温度を二十度下げる効果もあります。シドニーは二〇三〇年までに五百万本を植えて四〇%、リヨン・メトロポールは同年までに三〇%、ニューヨーク市は二〇三五年までに三〇%を目指すなど、世界の都市が具体的な目標を掲げています。
川上こういち議員
世界の取組やアンケート結果を見ても、気候危機対策として樹冠被覆率を目標に位置づけ、樹木を増やす取組を加速させることが急務です。高木の樹冠被覆率採用に向けた検討状況を伺うとともに、令和八年度のみどりの資源調査を樹冠被覆率の観点から実施するよう求めます。
みどり33推進担当部長
高木を含む多様な緑が町に増えることは、ヒートアイランド現象の緩和、景観形成、生物多様性の保全などに効果があり、都市環境を守る上で重要だと認識しています。現在、みどりの基本計画の改定作業で、樹木地分布図と高さデータを組み合わせ、樹木の高さ別に樹冠被覆の現状と経年変化を分析しています。
みどり33推進担当部長
令和八年度に予定するみどりの資源調査の結果にも同様の分析を行い、最新の樹冠被覆の状況を把握します。樹冠被覆率の把握を含む現在の分析を踏まえ、より効果的な緑の施策につながるよう計画改定に取り組みます。
