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2026年の一般質問

環境問題に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 22件・議員 16

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議員、会派の意見

おのみずき議員11 / 16

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

公共施設のZEB化と建物構造をどう選ぶ?

神尾りさ議員が「公共建築物のZEB化と構造選択」について質問しました。

神尾りさ議員
区は公共建築物ZEB指針を策定し、弦巻中学校の校舎棟で区内初のNearly ZEB水準を達成する見込みです。断熱、高効率な空調・換気、自然エネルギー、太陽光発電などにより、基準となる一次エネルギー消費量から75%削減する取組の意義と、創エネを含む今後の方針を伺います。
神尾りさ議員
弦巻中学校は一般的な鉄筋コンクリート造ではなく、工期短縮、職人不足への対応、将来のレイアウト変更などに利点がある鉄骨造を採用しました。今後は施設ごとに両構造を比較し、最適な方法を選ぶべきではないでしょうか。
施設営繕担当部長
区は2050年までのCO2排出量実質ゼロを掲げ、令和5年12月に公共建築物ZEB指針を策定しました。新築・改築ではNearly ZEBを達成できる水準を目指します。断熱による省エネに加え、太陽光発電などの創エネが不可欠です。
施設営繕担当部長
大規模な太陽光発電設備の設置場所が確保しにくいことや、発電量が多く年間で使い切れない余剰電力が生じる課題があります。次世代型太陽電池の技術動向を注視し、民間が設備を設置・所有・管理するPPA事業も関係所管と検討し、既存施設を含めZEB化を進めます。
施設営繕担当部長
令和7年4月時点で、区の公共施設は約7割が鉄筋コンクリート造、約2割が鉄骨造です。用途、規模、構造特性、敷地、費用に加え、資材高騰、人材不足、調達や作業の効率性を総合して選びます。
施設営繕担当部長
弦巻中学校は鉄骨を搬入しやすい敷地で、施工期間を短縮するため鉄骨造を採用しました。鉄骨造でも断熱性を高めた省エネ設計によりZEB水準を確保でき、構造選択の幅は広がります。建物のライフサイクル全体のCO2削減も踏まえ、最適な構造を選びます。

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

猛暑と豪雨に備える気候変動対策を全庁で

おのみずき議員が「全庁的な気候変動適応策」について質問しました。

おのみずき議員
区内でも猛暑による屋外活動の制限や催しの時期変更、農作物の減収、豪雨による工事の中断や設計変更が起きています。温室効果ガスを減らす「緩和」だけでなく、避けられない影響を小さくする「適応」を全庁で進める必要があります。
おのみずき議員
各部署が持つ地域向けの判断基準、現場で工夫した事例、観測・将来予測のデータを一か所に集め、区民、事業者、団体、職員が使える「世田谷版A-PLAT」のような情報基盤をつくってください。
おのみずき議員
2030年を待たず、豪雨、暑熱、農業などを将来予測に基づいて見直すべきです。実務担当者が部署を越えて情報交換し、施策を検討する会議体を設け、国立環境研究所、東京都の適応センター、区内大学などの科学的知見も生かしてください。
環境政策部長
熱中症、農業の高温障害、生物多様性、豪雨など、適応は緊急または予防的に対応すべき課題です。国立環境研究所のA-PLATを参考に、世田谷に関係する情報を総合的に整理した庁内外向けサイトをつくります。熱中症予防など、区民の関心が高い情報を得やすく工夫します。
環境政策部長
令和7年11月、各部長で構成する気候危機対策会議で全庁的な適応の必要性を共有し、各部署の取組を調査しました。今後は既存の環境基本計画推進プラットフォームを基礎に、適応策を話し合う部会など、実務的な会議体を設けて活用します。
環境政策部長
これまで東京都気候変動適応センターから助言を受けました。今後も国立環境研究所や同センターと連携し、必要に応じて大学教授などが参加する環境審議会から意見を聞き、科学的知見と地域の実情を施策へ反映します。
世田谷保健所長
区民の熱中症予防だけでなく、催しの主催者や区内事業者の暑熱対策も総合的に進める必要があります。気候危機対策会議や熱波緊急対策本部と連携し、関係部署の実務担当者が意見交換する場づくりを検討します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

桜を食害するクビアカツヤカミキリの早期発見・対応体制

佐藤正幸議員が「クビアカツヤカミキリの早期発見・駆除体制」について質問しました。

佐藤正幸議員
クビアカツヤカミキリは、2012年に愛知県で確認され、東京区部でも2020年に確認されています。通常のカミキリムシの産卵数が約100個なのに対し、平均約350個を産卵し、1本の桜に50匹から60匹が寄生することもあり、発生から3年で桜を衰弱させ、大量寄生時には伐採が必要になります。区内ではまだ確認されていませんが、確認後の2年間が勝負です。早期発見・駆除の方法、区内の桜の所在把握、せたがや百景や地域風景資産に登録された桜の重要度の整理、対処マニュアル、近隣自治体との広域連携について、真剣に検討してください。
みどり33推進担当部長
クビアカツヤカミキリは国の特定外来生物で、4月頃から11月頃に桜や梅などを食害して枯らすおそれがあり、生態系や景観に影響する重要課題と認識しています。これまで、都や関係機関の研修への参加、公園などの巡回時の樹木確認、ホームページやスクールボードによる注意喚起、関係団体への情報提供を行ってきました。今後は早期発見・早期対応に向けて周知を強化し、区の現状や都の手引を踏まえた対応マニュアルを作成します。近隣自治体とも連携し、公園、街路樹、名木百選、保存樹木、地域風景資産などの貴重な緑を守る取組を進めます。
佐藤正幸議員
今月初め、自民党世田谷区議団、世田谷の造園協力会、区のみどり政策課の担当者による勉強会を開き、危機感を共有しました。被害によって桜並木が失われれば世田谷の風景は大きく変わります。この2年間が勝負だと考えるため、マニュアルを早急に整備してください。世田谷の桜を一緒に守るための区長の決意を伺います。
区長
喜多見不動堂の終堂にも大きな衝撃を受けており、長年親しまれた世田谷の風景が失われることには、これまで以上に力を入れて対応する必要があります。区内には次世代へ継承すべき貴重な緑の風景が数多くあり、桜や梅の保存が区民の大きな願いであることを改めて受け止めています。クビアカツヤカミキリは貴重な緑の存続を脅かす、強く警戒すべき外来生物です。作成するマニュアルを活用し、区民一人一人から情報を得られるよう、庁内で情報を共有して周知・発信する準備を進めます。公園緑地や学校などへ出向いた職員が樹木の変化に注意を払うことも指示し、区が一丸となって区民とともに緑の風景を守る体制を構築します。
佐藤正幸議員
虫に詳しい幼稚園児、保育園児、小学生などの子どもたちと協働して害虫を発見し、撲滅することも有意義です。教育所管などとも協力し、子どもたちとの取組を区民協働の一環として検討してください。また、和歌山県みなべ町では発見者に1万円、足利市では駆除した1匹につき50円を渡す例もあります。金銭だけが方法ではありませんが、発見や駆除を促す何らかのインセンティブも検討してください。当たり前にある風景は決して当然に残るものではないため、区民と区が力を合わせて守っていきたいです。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

害虫駆除に伴う伐採木の売却と循環利用

佐藤正幸議員が「害虫駆除で生じる伐採木の売却・資源活用」について質問しました。

佐藤正幸議員
クビアカツヤカミキリの駆除過程で伐採木が生じた場合には、売却などによって税外収入の確保につなげる視点も忘れないでください。伐採木の売却や資源としての活用をどのように考えるのか伺います。
みどり33推進担当部長
伐採木の売却には、加工の手間や費用に加え、病害虫の混入や防虫処理済みの木が多いことから、用途への配慮と適切な処理が必要になるなど、整理すべき課題があります。一方、等々力渓谷の伐採材で昆虫のすみかとなるインセクトハウスを製作し、ふるさと納税の返礼品とする取組を行っています。公園や市民緑地などの間伐材をチップ化して園内の舗装材に使ったり、再資源化施設へ搬出したりする取組も進めています。安全性と経済性を十分に考慮し、地域団体や民間事業者と連携しながら、緑の利活用の一層の推進に努めます。

同じ議員の別の質問

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

地域風景資産などに選定された桜の位置づけと担い手確保

佐藤正幸議員が「風景づくり計画における桜の位置づけ」について質問しました。

佐藤正幸議員
せたがや百景や地域風景資産には、多くの桜が登録されています。これらは、区として守る優先順位が高い桜だと考えます。改定される風景づくり計画の中でどのように位置づけ、保全の実効性をどのように担保するのか伺います。
都市整備政策部長
地域風景資産などに選定された桜を含む風景は、地域の風景づくり活動団体が守り育てており、区は技術的支援や専門家派遣を行っています。一方、団体には担い手不足や活動の継続性という課題があります。今回の風景づくり計画の改定では、区民主体の風景づくりを新たに章立てし、その重要性を位置づけました。今後は、有益な情報の発信、活動団体同士が意見交換する場の検討、気軽に参加できるイベントの開催などを通じ、団体間の連携と新たな担い手の確保を促進します。

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