2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会
公共施設のZEB化と建物構造をどう選ぶ?
神尾りさ議員が「公共建築物のZEB化と構造選択」について質問しました。
神尾りさ議員
区は公共建築物ZEB指針を策定し、弦巻中学校の校舎棟で区内初のNearly ZEB水準を達成する見込みです。断熱、高効率な空調・換気、自然エネルギー、太陽光発電などにより、基準となる一次エネルギー消費量から75%削減する取組の意義と、創エネを含む今後の方針を伺います。
神尾りさ議員
弦巻中学校は一般的な鉄筋コンクリート造ではなく、工期短縮、職人不足への対応、将来のレイアウト変更などに利点がある鉄骨造を採用しました。今後は施設ごとに両構造を比較し、最適な方法を選ぶべきではないでしょうか。
施設営繕担当部長
区は2050年までのCO2排出量実質ゼロを掲げ、令和5年12月に公共建築物ZEB指針を策定しました。新築・改築ではNearly ZEBを達成できる水準を目指します。断熱による省エネに加え、太陽光発電などの創エネが不可欠です。
施設営繕担当部長
大規模な太陽光発電設備の設置場所が確保しにくいことや、発電量が多く年間で使い切れない余剰電力が生じる課題があります。次世代型太陽電池の技術動向を注視し、民間が設備を設置・所有・管理するPPA事業も関係所管と検討し、既存施設を含めZEB化を進めます。
施設営繕担当部長
令和7年4月時点で、区の公共施設は約7割が鉄筋コンクリート造、約2割が鉄骨造です。用途、規模、構造特性、敷地、費用に加え、資材高騰、人材不足、調達や作業の効率性を総合して選びます。
施設営繕担当部長
弦巻中学校は鉄骨を搬入しやすい敷地で、施工期間を短縮するため鉄骨造を採用しました。鉄骨造でも断熱性を高めた省エネ設計によりZEB水準を確保でき、構造選択の幅は広がります。建物のライフサイクル全体のCO2削減も踏まえ、最適な構造を選びます。
