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2026年の一般質問

産業に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 12件・議員 10

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おぎのけんじ議員質問 11 / 10

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

HOME/WORK VILLAGEの成長支援と評価は十分?

おぎのけんじ議員が「HOME/WORK VILLAGEの事業者支援と評価」について質問しました。

議員、会派の意見

おぎのけんじ議員
おぎのけんじ議員
HOME/WORK VILLAGEは、年間歳出約1億3,000万円に対して歳入約5,200万円で、約7,700万円の差があります。資産価値に見合う収益化をしないのであれば、産業政策としてどれほどの価値を生むかを厳しく問う必要があります。
おぎのけんじ議員
最大180万円の補助金と初期の伴走支援だけでは、急成長段階の企業を支える視点が不足しています。企業の成長段階に応じたスケールアップ支援へ事業計画を見直し、実効性を測るKPIを設定してください。
おぎのけんじ議員
4つの機能に11ものKPIがあり、優先順位と評価の焦点が見えません。指標を絞って優先順位を定め、評価手法を再構築すべきです。達成度が70%未満でも改善要求を出さない余地のある規定によって、失敗が曖昧にされない仕組みも必要です。
おぎのけんじ議員
事業開始から3年間を立ち上げ期とし、本格的なKPI適用を4年目の令和10年度からとするのは悠長です。この3年間の根拠と正当性を明確にしてください。
経済産業部長
補助金を使ったハンズオン支援、アクセラレータープログラム、テストマーケティングの場の提供などを行っていますが、指摘された規模の企業を成長支援した実績はまだありません。事業段階に応じた支援策と伴走支援を含む体制の充実を検討し、改善を図ります。
経済産業部長
既存産業の活性化、起業・創業支援、産業と連携した学び、区民・事業者に開かれた場という4機能に応じてKPIを定めています。優先順位は設けていませんが、本質は事業者支援であるため、既存産業の活性化と起業・創業支援をより重視し、評価委員会の厳格な検証を受けます。
経済産業部長
KPIが基準を下回れば評価委員会は改善要求を出すことができ、改善の見込みがなければ、地域への貢献度などを総合して協定解除を勧告できます。KPI以外の基準もありますが、達成度と改善状況を基本に公正な評価へつなげます。
経済産業部長
公募時に、選定委員会から初年度のKPI達成は難しく段階的な設定が必要との意見があり、3年目までは段階的に設定し、4年目から本格適用すると募集要項に定めました。3年間も初年度から評価委員会が事業実績を厳格に検証し、試行錯誤を通じて支援策を充実させます。
おぎのけんじ議員
運営委員会には経済産業部長、評価委員会には政策経営部長が入っています。それぞれが加わる意味と役割を説明してください。
経済産業部長
前身の世田谷ものづくり学校で区の関与が不足していた反省を踏まえています。経済産業部長は運営事業者と施設運営に主体的に関わり、政策経営部長は外部専門家任せにせず、区の立場から客観的に評価します。
おぎのけんじ議員
二人の部長が入ることで、適切に運営され、しっかり評価されることを期待します。続きは予算委員会で確認します。

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

短時間の仕事を人手不足と就労への一歩に生かせるか

原田竜馬議員が「スポットワークを活用した就労支援」について質問しました。

議員、会派の意見

原田竜馬議員
原田竜馬議員
履歴書や面接を経ず、単発・短時間で働けるスポットワークが広がっています。人手不足や後継者不足に悩む区内の中小企業、商店と多様な人材を結び、将来の雇用や事業承継へつながる入口にできないでしょうか。区とスポットワーク事業者の連携を提案します。
原田竜馬議員
ひきこもり状態の人、働くことに困難を感じる若者、ひとり親、高齢者には、最初から長時間・継続雇用で働くことが大きな壁になります。短時間でも雇用契約を結び、賃金を得る経験は、社会との接点、自信、就労意欲の回復につながり得ます。
原田竜馬議員
雇用の不安定化、労働法の順守、働く人の権利保護、仕事との適性には十分な注意が必要です。その前提で、事業者と連携し、段階的な就労支援へ活用する考えを伺います。
経済産業部長
スポットワークは業務を明確に切り出すため初心者が働きやすく、事業者も必要なときに人員を補えます。介護事業所を対象とした民間調査では、利用事業所の約8割で長期採用や継続利用などの人材定着につながったとされています。
経済産業部長
人材確保と雇用への移行に役立つため、他自治体の事例を参考に、スポットワーク事業者との連携可能性を検討します。
経済産業部長
入社前の仕事体験として位置づければ、就労前の段階的な支援が必要な人や、未経験の仕事に不安がある人の選択肢を広げられます。受入れ事業者や業種の拡大も期待できるため、安心して自分らしく働ける支援につながるよう、先行事例を調べます。
原田竜馬議員
私の祖父は80歳を過ぎてから多くの企業へ履歴書を送り、ファストフード店で働き始めて元気になりました。若年無業者だけでなく、高齢者の就労支援にもスポットワークを生かしてください。

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

伴走型の創業支援と空き店舗活用を成果で検証する

坂口賢一議員が「個店の開業・継続支援」について質問しました。

議員、会派の意見

坂口賢一議員
坂口賢一議員
補助金と専門家の伴走を組み合わせたハンズオン支援には、地域経済、雇用、コミュニティーを育てる意義があります。一方、公費を使う以上、開業へ至った件数と事業継続率を客観的に示し、区民へ説明すべきです。
坂口賢一議員
他自治体の創業支援と比べた世田谷の特色と優位性は何ですか。これまでの実績を検証し、どのように制度を見直しましたか。
坂口賢一議員
物価高、人手不足、事業承継、相続を背景に、閉店した店舗や使われない空き家が増えています。一方、世田谷で店や福祉・地域事業を始めたい人は、物件情報、賃貸条件、改修費の壁に直面しています。空き店舗・空き家を地域資源として、新たな担い手と結びつけてください。
経済産業部長
地域連携型ハンズオン支援は令和3年度に始まり、毎年30~70事業者を採択し、累計約250事業者を支えました。創業予定で採択され、支援後に開業した事業者は毎年全体の約2割です。
経済産業部長
支援後のアンケート回答率は約50%で、回答者の事業継続率は100%です。オンラインの交流の場も設け、事業者の近況把握と情報交換を支えています。今後も調査を続けます。
経済産業部長
約半年間、事業計画だけでなく実務の専門家が伴走する点が、他自治体と比べた特色です。支援先には売上げ10億円規模まで成長した例がある一方、近年は申込者が伸び悩んでいました。
経済産業部長
令和7年度から補助上限を150万円から180万円へ増やし、社会課題の解決、既存事業の再生・伝統文化、学生起業の3優先枠を設けました。高校生の応募も採択されています。応募動向を見て改善を続けます。
経済産業部長
空き店舗は重要な地域資源です。令和6年度に、事業を譲りたい人と継ぎたい人をインターネットで結ぶ仕組みを始めました。店舗の貸出し・譲渡にも対応するため、譲り手を掘り起こし、創業希望者と結びつけて事業継続を支えます。
坂口賢一議員
区の全事業に共通しますが、公費を使う以上は、成果の検証と制度改善を繰り返しながら継続してください。