2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会
都市農業の新たな担い手と農地貸借マッチング
石原せいじ議員が「都市農業の担い手と農地貸借」について質問しました。
石原せいじ議員
世田谷で農業を始めたい人がいても、区内農地の情報が外から見えにくく、具体的な一歩を踏み出せません。新規参入希望者の実情と農地をめぐる課題をどのように把握していますか。独立就農だけでなく、段階的に関わる入口や、学校法人・既存農家と連携して学びながら取り組む形も必要です。農地貸借の現状を示し、東京都の生産緑地バンクなど広域制度も活用しながら、世田谷の農家と地域のニーズに根差した貸借制度とマッチングに取り組んでください。
経済産業部長
食や環境への関心が高まり、身近に農地、直売所、体験農園があることから、農業未経験者による区内就農の問合せが年間数件あります。未経験者にはJAや農家の体験農園を、本格的な営農希望者には区の3年間の「せたがや農業塾」や、東京都農林水産振興財団の2年間の「東京農業アカデミー」を案内しています。区内農地の6割以上は30アール未満で、農業従事者の約45%が70歳以上です。家族内承継が大半で、相続税負担から農地を売却せざるを得ないことも、一般の方への貸借が進まない一因です。区はJAとマッチングすることもあり、耕作目的の学校法人等への貸借は現在12件ですが、農家はJAや区への貸借を強く希望し、個人や農業法人が借りることは難しい状況です。高齢の農家が借受法人の栽培指導に関わり続け、借り手も専門的指導を受けられる事例もあります。JAとの調整を密にし、東京都農業会議の相談窓口とも連携して、農地を将来に残す選択肢となるよう、制度を丁寧に案内し、農家の意向を踏まえたマッチングに努めます。
石原せいじ議員
世田谷の緑と農地を残していきたいと考えていますので、今後も質問を続けます。
