2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会
シニアの業務委託型就労支援とフリーランス法の周知
中塚さちよ議員が「シニアの業務委託型就労と契約保護」について質問しました。
中塚さちよ議員
区内では六十五歳以上が人口の二割を超え、年金受給開始後も介護保険料、住宅ローン、教育費、親の介護費などを抱え、働き続ける方が少なくありません。令和四年度の区の調査では、六十五歳から七十四歳の男性の五割以上、六十五歳から六十九歳の女性の四二・八%が収入のある仕事をしており、働く高齢者の四人に一人以上が要支援・要介護認定を受けています。仕事を望む高齢者にはシルバー人材センターや自営業・個人事業主への希望が多く、体力や都合に合わせられる業務委託は、在職老齢年金の調整対象とならず、働いた分が手取りにつながりやすい特徴もあります。経験や専門性を持つシニアと人手不足の区内事業者を結び、所得確保と地域経済を支える、雇用ではない働き方の仕事支援を求めます。
中塚さちよ議員
一方、業務委託には最低賃金、解雇規制、有給休暇など労働法上の保護がなく、報酬未払い、曖昧な契約条件、過度な要求、偽装請負といった危険もあります。健康上のリスクを抱えるシニアが不利な契約を結ばないよう、委託する事業者と受託者の双方に必要な法制度を周知してください。
経済産業部長
事業者の人手不足が課題となる中、シニアの就労促進は働く側と事業者の双方にメリットがあると認識しています。業務委託による就労は、雇用保険の負担軽減や、より多くの収入確保という面から、意欲の高いシニアの充実した就労につながると考えます。昨年度は支援メニューや就労事例を案内する冊子を発行し、三茶おしごとカフェでマッチングを支援してきました。経験や知見を生かせるよう、業務委託を含む幅広い求人の開拓に努め、今後も就労の選択肢を広げます。
経済産業部長
充実したシニア就労には、業務委託契約の利点やフリーランス法などへの理解も必要です。三茶おしごとカフェの労働相談、事業者向け労働法セミナーに加え、シニア向け就労セミナーでも周知し、多様な働き方の実現に向けた取組を引き続き進めます。
中塚さちよ議員
質問のうち、業務委託の委託側と受託側への周知について「労働法」と述べた部分は、雇用労働ではないため「フリーランス法」に訂正します。
