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2026年の一般質問

産業に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 28件・議員 17

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議員、会派の意見

石原せいじ議員14 / 17

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

せたがやPayを誰も取り残さない地域の基盤へ

河野俊弘議員が「せたがやPayの分野横断活用と利用支援」について質問しました。

河野俊弘議員
せたがやPayは、区内の個店や商店街を支え、地域の中でお金が回る循環をつくる取組です。物価高の今だからこそ、区民の毎日の買物が地域の店とまちのにぎわいを支える好循環を、さらに伸ばせる可能性があります。
河野俊弘議員
一方、区民からは、近くに使える店がない、スマートフォンの操作が不安、仕組みが難しいという声があります。これを事業の弱点で終わらせず、伸びしろと捉えるべきです。分かりやすさと支援を整え、利用できる場面を広げれば、利用者と加盟店が増え、事業の成果につながります。区民の暮らしを支える様々な活用と、将来に向けた方針を伺います。
河野俊弘議員
新たに報告された、マイナンバーカードと連携する認証では、安全性と説明責任が重要です。どの情報を扱い、何を扱わないのか、困ったときの相談先やトラブルへの対応はどうなるのかを、専門用語ではなく区民の目線で整理し、よくある質問も含めて丁寧に知らせる必要があります。
河野俊弘議員
せたがやPayを使える人だけの制度にしてはいけません。スマートフォンの操作や手続が不安な人が安心して利用を始められるよう、窓口や出張によるサポートなど、具体的な支援が必要ではないでしょうか。
河野俊弘議員
近くに使える店が少ない地域では、加盟店を増やすことに加え、日常の生活動線を踏まえた対策を強めるべきです。誰も取り残さず、使える場面を増やすことが事業の成長につながると考えます。区の見解を伺います。
経済産業部長
せたがやPayは事業開始から6年目を迎え、物価高騰対策にも活用され、区民生活を支えながら区内経済の活性化を進めるデジタル基盤へ成長しています。一方、アプリの分かりやすさと利便性、加盟店と利用場面の拡大には課題があり、地域経済の循環をさらに進める伸びしろがあると認識しています。
経済産業部長
今後は、ポイント還元による消費者や区内の中小個店への支援といった経済面の取組に加え、地域コミュニティーの担い手づくり、区内定住、住み替え応援など、区民の行動変容を促すためにも分野横断的に活用し、経済面に限らない価値の向上にも努めます。
経済産業部長
予定している区民認証は、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを、本人確認のためだけに使います。区と商店街振興組合連合会は、氏名、生年月日、住所など、個人を特定できる情報を保有・管理しません。マイナンバーカードの電子証明書を使い、高度なセキュリティー技術と多くの民間企業での採用実績がある外部事業者を通じて認証し、せたがやPayの運営側は、区民かどうかという結果だけを受け取ります。
経済産業部長
区民認証の安全性は、利用者へ丁寧に説明する必要があります。操作方法の動画、よくある質問、アプリのプッシュ通知など、多様な広報手段を使って分かりやすく周知します。
経済産業部長
せたがやPayを利用したくても利用できない人を支援し、加盟店を増やすことは、商店街振興組合連合会と連携して取り組むべき課題です。特に高齢者の情報格差について、区はスマートフォン教室や、購入費用に対する最大3万円の助成を行っています。
経済産業部長
せたがやPayでも支援を広げられるよう、庁内の関係部署と協議し、検討を続けます。アプリのウェブアンケートに加え、せたがやPayを使っていない人も対象となる区民意識調査や区政モニターを活用し、利用しない理由を明らかにした上で、新規利用者と加盟店を増やす効果的な施策に努めます。
河野俊弘議員
せたがやPayが今後描く地域の将来像は、経済産業部だけの所管にとどまらず、区全体で考える必要があります。現在の取組から、さらに分野を越えて飛躍させていくべきです。
河野俊弘議員
一人の利用者が得をするだけでなく、区民全体が恩恵を受けられる仕組みをどうつくるのか、区と共にこれから練り上げて考えていきたいです。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

都市農業の新たな担い手と農地貸借マッチング

石原せいじ議員が「都市農業の担い手と農地貸借」について質問しました。

石原せいじ議員
世田谷で農業を始めたい人がいても、区内農地の情報が外から見えにくく、具体的な一歩を踏み出せません。新規参入希望者の実情と農地をめぐる課題をどのように把握していますか。独立就農だけでなく、段階的に関わる入口や、学校法人・既存農家と連携して学びながら取り組む形も必要です。農地貸借の現状を示し、東京都の生産緑地バンクなど広域制度も活用しながら、世田谷の農家と地域のニーズに根差した貸借制度とマッチングに取り組んでください。
経済産業部長
食や環境への関心が高まり、身近に農地、直売所、体験農園があることから、農業未経験者による区内就農の問合せが年間数件あります。未経験者にはJAや農家の体験農園を、本格的な営農希望者には区の3年間の「せたがや農業塾」や、東京都農林水産振興財団の2年間の「東京農業アカデミー」を案内しています。区内農地の6割以上は30アール未満で、農業従事者の約45%が70歳以上です。家族内承継が大半で、相続税負担から農地を売却せざるを得ないことも、一般の方への貸借が進まない一因です。区はJAとマッチングすることもあり、耕作目的の学校法人等への貸借は現在12件ですが、農家はJAや区への貸借を強く希望し、個人や農業法人が借りることは難しい状況です。高齢の農家が借受法人の栽培指導に関わり続け、借り手も専門的指導を受けられる事例もあります。JAとの調整を密にし、東京都農業会議の相談窓口とも連携して、農地を将来に残す選択肢となるよう、制度を丁寧に案内し、農家の意向を踏まえたマッチングに努めます。
石原せいじ議員
世田谷の緑と農地を残していきたいと考えていますので、今後も質問を続けます。

2026.2.18@令和8年第1回区議会定例会

区民認証後のせたがやPayを行政サービスへ広げられるか

河村みどり議員が「せたがやPayの機能と経済対策」について質問しました。

河村みどり議員
物価高の中、せたがやPayの15%還元は家計と区内店舗を支えています。東京アプリとマイナンバーカードの連携で付与される11,000ポイントの経済効果も区内へ取り込めるよう、せたがやPayを決済事業者にするため区が東京都と連携してください。
河村みどり議員
せたがやPayは月間利用者約9万2,000人、加盟6,271店、累計決済481億円に成長しました。5月開始予定の区民認証を第一歩に、個人情報の課題を解決し、公衆浴場の入浴券や障害者向けタクシー券など区の施策と連動する機能へ広げるべきです。
河村みどり議員
年末や年度末など消費が増える時期の高還元率キャンペーンを、令和8年度当初予算に盛り込んではどうですか。
区長
令和8年度に公的個人認証による本人確認を導入しますが、確認するのは区民か否かだけです。年齢など個人を特定する施策との連携には、個人情報保護法、マイナンバー法、各種指針の検証と庁内協議が必要です。専門性、持続性、統治の観点から事業設計を見直し、区施策との連携と機能拡充に取り組みます。
経済産業部長
高還元率キャンペーンは区内消費と中小・小規模事業者の支援に効果があり、需要期の実施には意義があります。一方、相応の財政負担があるため、効果と財政負担、全庁施策の優先順位を検討する必要があります。令和8年度当初予算案では平時の日常利用の定着を目的とする施策を行います。
河村みどり議員
令和6年第3回定例会では、個人情報の課題を技術面から解決するとの答弁でした。その後どのように検討し、どこまで進みましたか。
経済産業部長
商店街振興組合連合会、技術提供事業者と検討し、他自治体も調査しました。情報漏えいリスクを考慮し、区民か否かだけを確認する機能の実装と運用開始のめどを立てました。令和8年度は初回認証ポイントとリピーター応援を行い、実用性、発展性、区民ニーズを測ります。
経済産業部長
現時点では、個人情報の収集・管理を伴う行政施策との連動という次の段階を検討するところまでは至っていません。
河村みどり議員
まだ次の段階ではないという答弁は、以前約束した課題解決を今後も進めるという意味ですか。
経済産業部長
まず区民認証機能の実用性、発展性、効果を測る段階です。その状況を見て、次の段階へ進むべきかどうかも含めて検討します。

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