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2026年の一般質問

福祉に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 67件・議員 31

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議員、会派の意見

みやかおり議員25 / 31

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

外国人などを対象とする国民健康保険料前納制度の導入検討

若林りさ議員が「外国人の国民健康保険料前納制度」について質問しました。

若林りさ議員
厚生労働省は昨年10月、国民健康保険に加入する外国人の保険料を前納できる仕組みの条例改正案を自治体へ示しました。新宿区はこれを受け、令和8年度から前納制度を導入して納付率向上と滞納防止を図るとしています。世田谷区でも同様の制度導入を検討すべきです。
保健福祉政策部長
厚生労働省が示した前納制度は、1月1日時点で国内に住民登録がない入国者を対象とし、帰国した日本人も同じ取扱いとなります。他自治体の状況やシステム開発などを踏まえ、区でも前納制度を検討します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

成人後も続く虐待の影響と制度横断的な伴走支援

みやかおり議員が「虐待サバイバーへの制度横断支援」について質問しました。

みやかおり議員
虐待は幼少期の一過性の問題ではなく、その後の人生に長く影響します。私自身も当事者として、心身の不調、強い不安、人間関係の困難、生きづらさが外から見えにくいまま続く現実を経験してきました。成人すると、精神的困難は障害福祉、生活の不安定さは生活困窮支援、若者は若者施策へと制度が分かれ、どこに相談すべきか分からず諦める場合があります。PTSD、鬱、不安障害、人間関係の不安定さ、親になることへの恐怖など、成人後も続く複合的・長期的な影響を区はどう認識しているのでしょうか。虐待の連鎖を断つためにも、個別制度に分断せず、その後の人生に伴走する横断的な支援が必要です。
世田谷保健所長
虐待経験の影響には個人差がありますが、長期間経過した後も不安、抑鬱状態、他者への不信、自尊感情の低下が社会生活に影響し、複雑性PTSD、依存症、解離性障害等によって日常生活に支障が生じる場合があります。学業や就労、信頼関係を築いた相談が難しく、SOSを発信・言語化できず自傷や自殺に傾くこともある、重要で潜在化しやすい課題です。支援では心理的安全性に十分配慮し、本人の状況と受け止めを傾聴する包括的、継続的、横断的な体制が必要です。保健福祉センター健康づくり課で保健師や精神科医による相談を行い、本人のペース、秘密、安全性を守りながら困り事を把握し、回復に向かう力を重視して具体策をともに考えています。必要に応じて専門性の高い医療機関やカウンセリングも紹介します。各窓口の職員が虐待の中長期的影響への理解を深め、相互に連携できるよう、研修や専門医等の助言を活用して対応力の向上に取り組みます。
みやかおり議員
大人になれば安全圏に入ると思われがちですが、実際には終わりの見えない苦しさが続き、長い成人期を不安定なまま生きる人が大勢います。自分が虐待サバイバーであることや心が傷ついていることに気づけず、支援につながらない人もおり、声を上げられる人は一握りです。
みやかおり議員
専用窓口を設けられないとしても、相談できる場所があることを、もっと明確に伝えてください。窓口職員には、相談者の背景に虐待の影響があるかもしれないという視点を持って接していただきたいです。
みやかおり議員
誰一人見捨てない世田谷区であってください。専用窓口がなくても、虐待サバイバーをその視点で受け止め、必要な支援につなげることを心から要望します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

高次脳機能障害者の通所先確保と施設整備目標

いたいひとし議員が「高次脳機能障害者の通所先整備」について質問しました。

いたいひとし議員
高次脳機能障害者は、医療機関でのリハビリ後に通所先や居場所が見つからず、自宅に閉じ籠もって家族負担が増す場合があります。区内には障害福祉や介護保険による通所先がありますが、この20年間、新規開設は一か所もなく、65歳以下でも適切な通所先がなく介護施設を利用せざるを得ない方がいます。社会復帰、自立した生活、家族負担の軽減を支える通所の場を保障する区の責任を明確にし、整備時期や施設数の目安を含む具体的計画と数値目標を示してください。
障害福祉部長
高次脳機能障害者の日中活動の機会は、機能回復や社会参加に重要であり、特に40歳から64歳では、生活リズムの構築、機能回復、意欲向上、家族の就労維持に有効だと認識しています。自立訓練事業所などが限られるため、まず保健センターと連携し、障害福祉サービス事業所や関係機関など既存の社会資源で受入れを拡充します。今後は、公有地等を活用した施設整備で高次脳機能障害者の受入れを公募要件とするなど、新たな通所先の確保に取り組みます。次期インクルージョンプランの策定過程で、数値目標を含む今後の施設整備の考え方も検討します。
いたいひとし議員
日中活動の機会が重要との認識を示した以上、この20年間、新規施設ができなかったことを深く受け止め、整備を進めてください。

同じ議員の別の質問

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

障害者グループホームの苦情対応と地域連携推進会議の実効性

いたいひとし議員が「障害者グループホームの質確保」について質問しました。

いたいひとし議員
区内には株式会社運営のグループホームが22か所あり、うち知的障害者向けは8か所ですが、保護者や元職員から支援の質への不安が寄せられています。書類が整っていても個別支援計画が職員間で共有されず、職員の力量に差があり、利用者の意向に沿わない支援や、家族の訴えが改善につながらない例があると聞きます。指定監督権限は東京都にありますが、区は相談・苦情窓口を強化し、実態把握、関係機関との情報共有、サービス管理者や現場職員への研修支援、指導・助言・改善要請につながる実効的な仕組みを整えるべきです。令和7年度から義務化された地域連携推進会議についても、制度を周知し、会議録を確認するとともに、区職員が積極的に参加するなど、課題把握と処遇改善へつながる関与をしてください。
障害福祉部長
障害福祉サービスの苦情は、ケースワークを担う支所保健福祉課が窓口となり、内容に応じて障害福祉部と連携して現場確認や聞き取り調査を行っています。グループホームについては、利用者や家族の声をより真摯に受け止め、サービスの質の維持向上につなげることが重要です。虐待や不適切な運営が疑われる場合には、指定権限を持つ東京都との連携を深め、必要な指導・助言に取り組むとともに、補助事業の事業報告などから運営実態の把握に努めます。地域連携推進会議は、外部の目と必須の施設訪問を通じて透明性とサービスの質を高める仕組みです。各施設へ重要性を周知し、構成員選定を含めて助言するとともに、公表された議事録を確認し、運営の質向上に資する措置を講じるなど、目的が十分達成されるよう取り組みます。

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