2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会
保育需要を地域別に予測できますか
中山みずほ議員が「保育需要を地域別に予測できますか」について質問しました。
中山みずほ議員
令和8年4月入園の一次申込は過去最多の6,741人で、前年より547人、8.8%増えました。非内定は2,719人で、1歳児だけで1,326人です。両親がフルタイムで育休明けなど利用調整指数105の家庭も約2,500人、全体の3割以上で、前年より約300人増えました。東京都の第一子保育料無償化を受け、区はどのような対策をしましたか。
保育課長
令和7年7月の整備方針で、第一子無償化は需要を増やすと想定しましたが、正確な推計は難しいとしました。推計を超える増加にも対応するため、令和11年4月時点で1、2歳児の需要見込みより3%以上多い定員を確保する取組を進めています。
中山みずほ議員
第一子無償化は、既に上の子が入園していることが多い第二子無償化と違い、潜在需要を大きく表面化させます。0歳から2歳の第一子保育料は所得に応じて月最大7、8万円だったため、無償化の影響は予測できたはずです。東京都の発表から1年2か月あり、対策が足りなかったと考えます。現在の需要推計にはどのような課題がありますか。
保育課長
人口推移と、人口に占める利用希望の割合で地域別需要を計算しています。過去の利用状況と令和4年度の需要調査から利用希望が高まると想定しましたが、第一子無償化のような制度・政策変更を織り込むのは難しいと認識しています。
0、1歳人口は全区では推計に近い一方、玉川地域は推計より多く、母数が小さい地域別では推計どおりにならないことも課題です。
中山みずほ議員
区は共働きでない1歳児世帯などの潜在需要を3分の2へ割り引き、区内全域へ一律適用しています。固定係数では地域差や第一子無償化による変化を捉えられません。なぜ一律で、今後見直しませんか。
保育課長
需要調査で1歳児と2歳児の利用希望率に大きな差があり、保育対象外の世帯の希望も潜在需要に含めたため、子ども・子育て会議の意見を聴いて1歳児を3分の2に調整しました。
地域別では回答数がさらに少なく、実態とのずれが大きくなる懸念から一律としました。その後、令和7年4月入園の状況を反映して需要を見直すなど、実態に沿う再推計に努めています。
中山みずほ議員
玉川地域は前年より申込が264人増え、砧地域は39人減りました。神戸市は中学校区ごとのデータを集め、実績を毎年更新し、政策変化へ対応しています。DXも活用し、地域差と第一子無償化の影響を反映する需要予測へ見直してください。必要度が高いのに入れない家庭や、制度に合わせて0歳から預ける家庭の声へ応えてください。
