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議員の質問

子育てに関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

いたいひとし議員14 / 18

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2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

児童館がない地区の格差をなくせますか

神尾りさ議員が「児童館がない地区の格差をなくせますか」について質問しました。

神尾りさ議員
児童館は遊び、相談、地域資源づくり、見守りを担い、28地区の四者連携にも加わる重要な公的機関です。区は各地区への配置を目指していますが、未整備地区が残っています。現在の状況を教えてください。
児童課長
奥沢地区は令和9年10月、九品仏地区は令和10年4月の開設へ実施設計中です。松原地区は梅丘中学校改築に合わせた整備方針を示し、太子堂、上馬、北沢にも順次着手します。代沢と二子玉川は青少年交流センターへ児童館機能を加えます。池之上青少年交流センターでは今年度から運営を始め、二子玉川は野毛青少年交流センターの在り方とともに検討します。
神尾りさ議員
青少年交流センターへ加える児童館機能とは何ですか。
児童課長
児童館には、遊び、相談支援、地域資源開発、見守りネットワーク支援の4機能があります。池之上ではセンター本来の機能や人員も考え、地域の子どもの意見と課題を捉えながら段階的に加えます。今年度から、おでかけひろば、保護者講座、絵本配布を行い、代田南児童館の支援を受けて四者連携会議へ参加し、虐待や貧困に気づいて関係機関へつなぐ役割も担っています。
神尾りさ議員
池之上では使用済み紙おむつを捨てられず、絵本配布も少ない状況です。全児童館合同イベントも近くに受付可能な児童館がなく、参加をためらう子どもがいます。児童館と同じように、交流センターでも申込みを受け付けてください。
子ども・若者支援課長
池之上では昨年4月から、おでかけひろばと乳幼児スペースを始め、令和8年2月末までに813組、延べ1,708人が利用しました。紙おむつの廃棄は令和8年度から始め、絵本配布は周知を強めます。合同イベントは運営事業者と協議し、まず参加受付ができるよう、各児童館と連携して機能を充実します。
神尾りさ議員
児童館が近くにない子どもが不利益を受けないよう、青少年交流センターの役割を見直してください。池之上では敷地や人員の制約で加えにくい機能もあります。その課題と解決策を、二子玉川地区の野毛青少年交流センターの在り方にも生かしてください。

同じ議員の別の質問

2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

みちあそびを区内に広げられますか

神尾りさ議員が「みちあそびを区内に広げられますか」について質問しました。

神尾りさ議員
少子化が進み、子どもが社会の少数になりつつあります。区は外遊びを進める中で「みちあそび」を紹介し、子どもを社会で温かく見守る風土をつくろうとしています。昨年、イギリスの実践者を招いたシンポジウムも開かれました。みちあそびには、どのような効果と意義がありますか。
子ども・若者部長
子ども・若者総合計画(第三期)は、外遊びの機会と場所を広げる方針です。身近な道路を一時的に遊び場として使うみちあそびも、その機会を広げる取組です。 池尻、三軒茶屋、祖師谷などでは、地域住民や活動団体が主体となって既に実施しています。区も昨年10月末、イギリスのプレイストリート実践者を招き、民間団体とシンポジウムを共催しました。 みちあそびは、子どもが地域の大人に見守られながら伸び伸び遊ぶ機会です。近隣の多世代が遊びを通して顔の見える関係をつくり、それぞれの暮らしを豊かにするきっかけにもなると考えています。
神尾りさ議員
公園は場所、距離、規模に限りがあり、町の中にある子どもの居場所を補い切れません。生活道路は子どもの生活圏そのもので、大人の目が届きやすく、世代を超えた交流も生まれます。 道路を一時的に遊び場として開くことには、まちづくりや道路空間の活用という面で、どのような意義と効果がありますか。
技監
公園などの身近な広場は、子どもの外遊びの拠点として重要です。道路空間を使うみちあそびについても、国土交通省の長期ビジョン「2040年、道路の景色が変わる」は、道路が以前持っていた交流や子どもの遊び場としての機能を取り戻すことを求めています。 実現に向けて、時間帯や空間を区切った社会実験など、できることから段階的に進め、歩行者の滞在と交流を促す取組を重ねることが大切です。 区は三軒茶屋地区で、道路空間を使った社会実験「SANCHA STREET TERRACE」を地域と連携して開催し、多くの子どもが楽しむ姿も見られました。地域の理解と安全確保を前提に、関係所管や地域と連携し、地区の特色を生かしたみちあそびを適切に支援します。
神尾りさ議員
取組を進めてください。一方、公共の道路を使うため、安全を最優先に地域の理解と協力を得る必要があります。警察と道路管理者から許可を得る条件を教えてください。
土木部長
みちあそびは道路の通行を一時的に制限するため、交通管理者と道路管理者の許可が必要です。警察は道路交通法に基づき、交通の妨害となるおそれがない場合や、許可条件に従えば妨害のおそれがなくなる場合などに、道路使用を許可します。 区道の管理者である区は、自治体と地域住民・団体などが一体となる催しであること、警察の道路使用許可を得ていること、道路の構造や交通に著しい支障がないことなどを基準に、道路法に基づく占用許可を行います。
神尾りさ議員
先週みちあそびを開催し、手続が予想以上に大変だと感じました。一方、道路に芝生を敷くと、子どもに開放感が生まれ、高齢者と子どもの囲碁や保護者同士の交流も見られました。 企画者へ意義、注意点、手順を分かりやすく説明し、実施まで伴走する体制が必要です。外遊びの補助金を利用できるようにし、遊び道具などを貸し出して、取組を後押しできませんか。
子ども・若者部長
実施に前向きな団体や個人へ、手続の流れと注意点をまとめたチラシなどを相談時に渡し、協議する所管を案内する流れを、庁内連携で構築します。 実施ノウハウ、課題、よかったアイデアを共有するため、経験者と今後企画したい人を対象にした情報交換会の開催も検討しています。 今年度始めた外遊び推進普及啓発補助金は、みちあそびの経費も対象です。実施団体には外遊び用品を貸し出し、普及を後押しします。
神尾りさ議員
都市部では、道路で自由に遊べる機会をつくることが重要です。みちあそびが区内全域へ広がるよう、取組を進めてください。

2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

待機児を減らす保育構造に変えますか

いたいひとし議員が「待機児を減らす保育構造に変えますか」について質問しました。

いたいひとし議員
待機児対策は場当たり的で、供給構造自体を変える必要があります。第一に、0歳から5歳まで通える園を計画的に整備すべきです。小規模園では3歳時に転園する「3歳の壁」が残ります。女性の就業、育休、人口移動も需要へ影響し、用地取得から開設には数年かかります。需要が現れてからでは遅いため、5歳まで通える園を最優先にしませんか。
保育課長
令和11年度までの需要と定員を計画していますが、この4月の申込増加に対し、一、二歳児向け施設を令和9年4月と令和10年4月の開設へ前倒しします。三歳以降は全体では定員が需要を上回る見込みで、既存施設で確保することが原則です。ただし地域によって入園が厳しいため、周辺園や幼稚園の預かり保育に与える影響が少ない場合は、最小限の定員で5歳まで受け入れる施設も整備します。令和11年4月以降は、施設、申込み、人口の動向と整備期間を踏まえ、適切な時期に決めます。
いたいひとし議員
出生数が減っても女性の就業率が上がり、待機児問題はさらに10年続くと考えます。第二に、一歳児は入園が最も難しく、二歳児も厳しい状況です。一、二歳児に特化した園や、定員を柔軟に増やす園へ、区独自の加算支援を設けて受皿を広げませんか。
保育課長
この4月は特に一歳児の申込者が前年より330人増えました。施設整備の前倒しに加え、既存園へ一、二歳児の定員弾力化と定期利用保育を要請し、弾力化した枠が欠員になった場合の補助を令和8年度から始めます。公定価格には必要な人件費を反映していますが、各園の経営を把握し、定員確保に必要な支援を検討します。
いたいひとし議員
第三に、将来需要や定員調整が不透明では民間が長期投資できず、参入控えや撤退につながります。私立認可園から定員を満たす方針を示し、需要が減れば区立園を統廃合して調整役にするなど、民間が安心して参入できる制度にすべきではありませんか。
保育課長
区立園は保育の質向上と子どものセーフティーネットを担い、緊急保育、在宅子育て支援、災害時の近隣園支援も行います。需要増には定員弾力化や定期利用保育で対応し、今年度から0歳児枠の一部を10月入園へ振り向けました。保護者が内容や通園負担で園を選ぶため、私立を優先する入園調整は困難です。一方、私立園が安定運営できるよう、欠員状況に応じて区立園の定員弾力化を解消するなど、区立園が区全体の需要調整を率先して担います。
いたいひとし議員
区立保育園が機動的に、様々な需要を把握してください。

2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

貧困の子どもを自立まで支えますか

たかじょう訓子議員が「貧困の子どもを自立まで支えますか」について質問しました。

たかじょう訓子議員
家庭の経済状況による教育格差が将来の進路や所得へ影響し、貧困が次世代へ続くことを防ぐ必要があります。「まいぷれいす」は複合的な困難を抱える中学生へ居場所、学習、生活の支援を行い、中学卒業後も現在40人を支えています。卒業後はどのように関わっていますか。
子ども家庭課長
高校中退の防止と家庭の見守りのため、高校卒業までアフターケアを行います。子どもと保護者への定期連絡、高校生向けイベント、調理ボランティア、官民の支援情報の提供を行い、必要なら高校と連携して登校や転学も支えます。 一部の子どもは、高校生向け学習支援「まなラボ」や青少年交流センターへつながっています。アルバイト、部活動、通学で時間が限られるため、地域資源と関係機関を使い、義務教育後も切れ目なく支援します。
たかじょう訓子議員
支援を引き続きお願いします。
たかじょう訓子議員
生活困窮世帯の高校生などを支える「まなラボ」は学習や進路相談を行い、今年度は利用者の9割が大学や高校への進学を決めたと聞きます。進学後も学習や生活の困難が続く場合があります。状況把握や相談など、卒業後の支援をどう考えますか。
子ども家庭課長
まなラボは令和7年6月から区内3か所で行っています。今年度登録した25人のうち、高校を卒業する4人全員の大学進学が決まりました。卒業後の支援も必要だと認識しています。若者支援と国・民間の給付型奨学金を案内し、大学進学後も定期的に連絡して状況を確認し、必要なら相談や関係機関へつなぎます。
たかじょう訓子議員
まいぷれいすとまなラボのアフターケアを含め、子どもへの伴走支援を今後どう充実させますか。
子ども家庭課長
妊娠・出産期から、子どもが卒業、就職して社会的に自立するまで、権利を保障する切れ目のない貧困対策が必要です。生活に困る子どもと保護者が孤立せず、情報と支援へつながる体制を強めます。 支援者が家庭へ出向くアウトリーチや、情報を直接届けるプッシュ型支援を行います。要保護児童支援協議会、子ども・若者支援協議会、重層的支援会議なども使い、顔の見える支援体制を強化します。
たかじょう訓子議員
まなラボを利用する住民税非課税世帯にも、給付型奨学金を広げてほしいと考えます。ただし時間がないため、本日は質問せず次の機会にします。子どもへの支援を拡充してください。

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