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議員の質問

教育に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

加藤たいき議員4 / 32

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2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

インクルーシブ教育を全校で進めますか

桜井純子議員が「インクルーシブ教育を全校で進めますか」について質問しました。

桜井純子議員
インクルーシブ教育ガイドラインの開始から1年です。支援チームや人材の拡充も予定されていますが、この1年の成果、学校現場の変化、今後の取組を教えてください。
学校教育部長
支援員など人材の拡充、研修の新設、支援チームによる学校支援を行いました。各校では校内委員会の回数・内容の改善や校内研修が進み、子どもの意思を尊重して支援を考える共通の方向性が定まり、専門的で継続的な支援ニーズが高まっています。2026年度は教育課程にも具体的取組を位置づけ、校長ヒアリングや支援チームの巡回で各校を評価、改善します。
桜井純子議員
通常学級を希望する障害のある子どもや、少し気になることがある子どもも、就学相談を受けて教育委員会から希望校へつないでもらえれば、安心して入学を待てます。通常学級を望む家庭も利用しやすい就学前相談にできませんか。
教育総合センター長
通常学級を望む場合も就学相談を利用でき、特別支援学級や特別支援学校を前提とするものではありません。子どもが安心して学校生活を始められるよう、望ましい支援や最適な学びを一緒に考えます。学校でも相談を受けています。気になることがあれば様々な機会を利用できるよう、周知、案内します。
桜井純子議員
就学相談は「分けるための相談」という印象が広がっています。制度が変わったことを家庭へ案内し、相談員の認識も改める必要があります。「望ましい支援や最適な学び」を学びの場で分けるのではなく、その子の学びを同じ教室で考えることがインクルーシブ教育です。また、就学相談で配る「ふれあいの教育」には医学モデルに基づく記述が残り、社会モデルに立つガイドラインと矛盾します。改訂の進捗を教えてください。
教育総合センター長
今年度のリニューアルでインクルーシブ教育の理念と教育委員会の取組を加えました。2026年度の改訂では、医学モデルに基づくと考えられる記述を見直し、社会モデルの視点に立つ内容にします。就学相談の案内だけでなく、インクルーシブ教育の理解を深める冊子となるよう検討します。
桜井純子議員
ガイドラインを全教職員や学校生活サポーターへ渡し、「なぜこの子がこのクラスにいるのか」と思わせない学校にしてください。さらに、家庭や地域、子どもにも「共に学び、共に育つ」を伝える、読みたくなる啓発リーフレットを作りませんか。
学校教育部長
インクルーシブ教育には学校、家庭、地域の共通理解が必要です。教職員向けガイドラインを重ねて周知し、区の理念と教育委員会・学校の取組を家庭や地域に理解してもらえるよう、リーフレットなどの作成を検討します。
桜井純子議員
多くの人が読みたいと思い、広く活用できるリーフレットを作ってください。

2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

狭い学校を改築と学区で改善しますか

加藤たいき議員が「狭い学校を改築と学区で改善しますか」について質問しました。

加藤たいき議員
狭い学校を敷地内で建て替えると、小刻みに工事を繰り返し、少なくとも10年ほどかかる可能性があると聞きました。通常の学校運営を続けながら建て替えるのが難しい学校は、どの程度ありますか。
教育政策・生涯学習部長
敷地だけでなく、用途地域、高さ、日影の規制、学級数を考える必要があり、一律には評価できません。主に7,000平方メートル未満の学校は工期が長くなり、敷地内での建て替えが難しい可能性が高いです。改築済みを除く小学校では4校が7,000平方メートル未満で、うち3校が規制の厳しい第一種低層住居専用地域、そのうち1校は20学級を超える大規模校です。
加藤たいき議員
長期工事は事業者交代や中断の危険もあります。松丘小学校は校庭にサッカーコート1面を取れるかどうかの広さに29学級、約1,000人が通い、近隣へ約300世帯のマンションが建つ予定です。昨年は新入生があと2人多ければ普通教室が足りない状況でした。校舎と校庭の児童1人当たり面積に学校間の基準や格差はありますか。
教育政策・生涯学習部長
改築時の規模は、国の基準による学級数別の必要面積に、防災倉庫や新BOP室など区の方針分を加えて算定します。隣接地を学校用地として確保する取組も進めています。児童数で1人当たり面積が変わるため順位づけは難しいものの、2025年5月時点で校庭や校舎の面積には約3倍の格差があります。質的な差をできるだけ生まないよう改修し、改築による抜本改善も進めます。
加藤たいき議員
3倍の格差があります。最寄りの学校へ通えない地域もあるため、通学区域の境界を柔軟に見直し、学校ごとの過密と学習環境を改善しませんか。
区長
35人学級の影響もありますが、全国で子どもが減る中、学校が狭くなるのは都市部の世田谷区に特有の状況です。学童や新BOPが狭い問題は民間学童などで改善してきました。学校環境の改善に力を尽くします。

2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

国際教育を全ての子へ広げますか

下山芳男議員が「国際教育を全ての子へ広げますか」について質問しました。

下山芳男議員
令和8年度の中学生海外派遣は、ウィニペグ16人以内、ウィーン16人以内、バンバリー16人以内、ポートランド20人以内の上限計68人です。区立中学生約1万1700人の0.58%にすぎません。この人数をどう決めましたか。
学校教育部長
小学生の派遣枠を全て中学生へ移し、ポートランドを加えて拡充しました。経費、安全性、現地の受入れ・ホームステイ家庭、引率者の確保を踏まえた人数です。将来は中学2年生の各学級から1人に相当する規模を目指し、帰国後の学びを全校へ広げます。令和9年度には台湾も派遣先に加える予定です。
下山芳男議員
新たなオンライン英会話、AI英会話、オンライン国際交流は、回数、時間、方法をどうしますか。
学校教育部長
オンライン英会話は海外の講師と1対1で、小学5年生は年4回、6年生は年10回行います。中学生のAI英会話は、授業、朝学習、家庭学習で、一人ひとりの段階と速度に合わせて使います。中学1・2年生のオンライン国際交流は年2回行い、全員が海外の同世代と話す機会を設けます。
下山芳男議員
国際教育は英語力だけでなく、異文化を理解し、多様な価値観を尊重する力を育てるものです。英語に限らない広い国際教育をどう進めますか。
学校教育部長
英語は意思疎通の道具です。異文化や多様性を理解し、自分の考えを伝え、協働して課題を解決する力を育てることを目標に、体験を伴う英語教育を進めます。
下山芳男議員
国際教育を充実させながら、日本語で考え、読み書きする教育も引き続き大切にしてください。

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