2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会
樹木を安全で持続可能に管理しますか
いたいひとし議員が「樹木を安全で持続可能に管理しますか」について質問しました。
いたいひとし議員
公園や街路樹は数十年にわたり剪定、点検、伐採が必要ですが、維持費の全体像が十分見えません。区が管理する公園樹木と街路樹の総数、年間維持費と推移、1本当たりの費用を示してください。
みどり33推進担当部長
街路樹は約1万9,000本、公園樹木は低木から高木まで混在し正確な計数が難しいため約2万5,000本と推計しています。維持費は2022年度7億2,600万円、2023年度6億9,900万円、2024年度8億1,900万円で、直近は増加傾向です。樹種、樹齢、大きさ、周辺環境で手入れが違うため、1本当たりの一律算出は困難です。労務費と資材価格も上がっています。
いたいひとし議員
総額を本数で割ると1本約1万8,000円です。砧公園や等々力渓谷で倒木が発生し、外から見えない内部腐食もあります。機器診断、計画的な植え替え、樹木台帳により、科学的な安全管理へ転換しませんか。
みどり33推進担当部長
巡回で病害虫、枯れ、腐朽の兆候を見つけ、必要に応じて樹木医へ相談します。異常があれば樹木医の診断や機器診断を行い、軽減剪定や植え替えの判断へ使っています。一部の街路では診断に基づく計画更新も進めています。新しい知見を研究し、倒木リスクと管理費を抑える計画的な維持管理を行います。
いたいひとし議員
高木は成長すると剪定費と安全管理費が増え、マンション管理組合や住民にも負担が及びます。将来費用へ配慮し、高木中心から中木・低木中心の低コスト型緑化へ植栽基準を見直しませんか。
みどり33推進担当部長
みどりの計画書制度は高木、中木、低木の本数を換算でき、中低木中心にもできます。将来の樹冠を想定し、維持管理に配慮する仕組みです。保存樹木などの剪定支援、高枝切りばさみの貸出し、庭木講習会も行っています。高木の景観・木陰効果と負担の双方を踏まえ、持続可能な植栽を検討します。
いたいひとし議員
自宅では区の指導で植えたシラカシが4メートルになり、管理費がかかりました。区民へ負担させていることも認識してください。木陰、暑熱対策、歩きやすさ、防災・減災など、緑の機能を評価する指標を設け、中低木化、計画的な植え替え、広葉樹の推進により、量から質へ転換しませんか。
みどり33推進担当部長
みどりの基本計画は量、質、区民協働の3面から進めています。緑は木陰による暑さの緩和、雨水の貯留・浸透による都市型水害の防止など、多面的な機能を持つ社会基盤です。計画改定では緑の機能を見える化し、効果が出る配置、樹種、植栽環境を区民や事業者の意見も聞きながら検討します。
