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議員の質問

環境問題に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

佐藤正幸議員4 / 14

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2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

廃食用油の回収を広げますか

関口江利子議員が「廃食用油の回収を広げますか」について質問しました。

関口江利子議員
家庭の廃食用油から航空燃料SAFをつくるFly to Fly Projectへ参加します。区は月2回、土曜午前に27か所で回収し、うち3施設だけは開館中いつでも回収箱へ出せます。自治体回収を行う20区の中で、区の回収時間は週151.8時間と8番目ですが、上位3区は1,000時間を超えます。回収箱を増やすなど、回収量を伸ばせませんか。
清掃・リサイクル部長
2026年度から、区が回収した廃食用油の全量をSAF用に売却する予定です。月2回の行政回収では異物を確認し、油をろ過しています。常設箱は、あふれや異物混入を防ぐ確認と清掃が必要で、ほかの施設へ広げるには管理上の課題があります。一方、独自回収を行う民間事業者が増えているため、その回収場所を区ホームページで知らせ、回収量の拡大につなげます。
関口江利子議員
回収箱の拡充も前向きに検討してください。2023年度調査で、廃食用油を資源として出す区民は3.2%だけでした。2021年の国の調査では、共働き世帯でも妻の調理時間は夫の約7倍以上です。廃食用油を台所仕事ではなく航空燃料になるエネルギー事業として伝え、男性も資源回収へ参加する広報を行いませんか。
清掃・リサイクル部長
廃食用油を原料とするSAFは、従来の航空燃料より二酸化炭素排出量を約80%削減できるとされています。事業のロゴ、キャッチコピー、画像を使い、家庭で資源回収との関わりが薄かった層にも興味を持ってもらえるよう工夫します。資源循環だけでなく気候変動対策にもつながることを広く伝えます。
関口江利子議員
区の回収量と区内民間事業者の回収量の変化を把握し、事業の効果を検証しませんか。
清掃・リサイクル部長
効果検証は非常に重要です。区の回収量だけでなく、区内に回収拠点を置く民間事業者へ情報提供を依頼し、その実績も把握したいと考えています。事業者の広報活動も把握し、官民一体で展開します。
関口江利子議員
官民の回収量を把握しながら進めてください。

同じ議員の別の質問

2026.3.18 提出@令和8年3月 予算特別委員会

人工芝の環境負荷を抑えられますか

関口江利子議員が「人工芝の環境負荷を抑えられますか」について質問しました。

関口江利子議員
松沢中学校の改築では、区立学校で初めて砂入り人工芝の校庭を採用する予定です。区は学校校庭の舗装材をどのように選んでいますか。
教育環境課長
飛散しにくい粒度調整型のダスト舗装を基本とし、校舎配置の変更が周辺環境へ及ぼす影響などを考えながら、人工芝等の採用を検討します。
関口江利子議員
教職員、保護者、近隣住民へのアンケートでは、人工芝から出るマイクロプラスチックへの懸念が示されました。どう対策しますか。
教育環境課長
高耐久素材で発生を抑え、集じん装置などを備えた排水設備で流出を防ぎ、靴などに付いた物を落とす設備で場外への持ち出しを抑える複合的な対策が必要です。自然素材の砂を充填材に使う人工芝を基本構想にまとめ、2026年度に基本設計を進めます。素材、整備、維持管理についてメーカーの開発状況や他自治体例を確認し、最適な方法を選びます。
関口江利子議員
人工芝は日常的なブラッシング、充填材の調整、ちぎれたパイル片の除去に加え、年1、2回の専門業者による点検や作業が必要とされています。排水設備のフィルター交換も必要です。教職員の負担をどうしますか。
教育環境課長
現在も校庭表面の調整や側溝清掃を日常管理で行っています。人工芝ではフィルター交換も計画的に必要です。他自治体の状況を参考に、業務委託など教職員の負担にならない管理方法を検討します。
関口江利子議員
福岡工業大学の研究では、人の肺組織40検体すべてからマイクロ・ナノプラスチックが見つかり、肺の炎症との関連が示唆されました。国立環境研究所は、体内での物理的影響と添加化学物質の毒性を指摘しています。健康影響は研究途中ですが、子どもへの影響をどう考えますか。
教育環境課長
ナノプラスチックの飛散による健康被害の情報は現在持っていません。メーカーの研究と専門家の知見を注視し、情報を集めます。
関口江利子議員
人工芝は何年で張り替えが必要になり、剥がした人工芝はどう処分しますか。
教育環境課長
素材やメーカーによりますが、各メーカーは約10年から15年での張り替えを勧めています。あるメーカーでは、人工芝を防草シート、砂を建設用資材として再利用しています。廃棄まで考え、より環境に優しい素材を選びます。
関口江利子議員
10年から15年ごとの張り替えは短く、最後にはごみになる可能性もあります。リサイクル率を確認し、同じ製品へ戻す循環型経済に役立つ製品を選んでください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

クビアカツヤカミキリを予防できますか

佐藤正幸議員が「クビアカツヤカミキリを予防できますか」について質問しました。

佐藤正幸議員
砧公園で倒れた桜はクビアカツヤカミキリによるものとは確認されていませんが、侵入すれば桜に大きな被害が出ます。国は、活動前のネット巻き、薬剤の注入・散布、伐採、巡回、周知、専門家活用などを対象にした「自然観光資源の棄損を防ぐための外来生物対策事業」に総額6億円を計上しました。区内で被害が出る前の予防防除に国費を活用しませんか。
みどり政策課長
4月から11月の活動期に備え、基本的な対応方針と手順を整理しています。名木百選、保存樹木、地域風景資産などにある食害対象樹種の分布を確認し、区報、広報板、SNSでの周知も準備しています。国には御指摘の事業のほか「特定外来生物防除等対策事業」もあるため、採択要件や内容を確認し、調査研究します。次の活動期に向けた対応マニュアルを作る中で、必要な対策を検討します。
佐藤正幸議員
国は桜の花見による経済効果を1兆3,878億円超と試算し、日本を代表する観光資源を守るために予算化しました。国費を積極的に活用し、世田谷の桜の風景を守って次世代へ継承してください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

気候変動から桜を守れますか

佐藤美樹議員が「気候変動から桜を守れますか」について質問しました。

佐藤美樹議員
砧公園の桜が倒れたことを受け、東京都も再点検していると聞きます。造園業者からは、老木、集中豪雨による地盤の緩み、強風が重なると倒れやすいとの分析を聞きました。豪雨や強風には温暖化や気候変動が間接的に影響していると考えますが、区はどう捉えていますか。
公園緑地課長
日々の管理を通じた実感ですが、以前はなかった病虫害が生じ、酷暑で水やりを増やしても夏の水枯れが増えています。豪雨や強風も倒木の一因で、気候変動が樹木の生育環境を年々厳しくしていると感じます。引き続き樹木を点検、管理し、新しい情報も取り入れます。土壌を含めて健全に育て、区民が四季の緑を安全に楽しめるよう努めます。
佐藤美樹議員
気候変動の影響は今後も様々な形で樹木に現れると思います。毎年の花見には見えない危険があり、管理する人の点検で支えられていることを考えながら桜を見たいと思います。

同じ議員の別の質問

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

再エネ交流を津南町にも広げますか

佐藤美樹議員が「再エネ交流を津南町にも広げますか」について質問しました。

佐藤美樹議員
自治体間の交流を、その先の成果へどうつなげるのかを伺います。今年度、気候危機対策課が十日町市で実施した里山自然体験ツアーは、自然エネルギーや気候危機への理解を深め、自然体験の機会をつくることが目的です。実施した成果と課題は何ですか。
気候危機対策課長
自然エネルギーを活用した自治体間連携として、森林環境税を使い、自然エネルギーへの理解を深め、森林や里山に触れる機会をつくる取組を十日町市と検討しています。 今年度は十日町市と共同で、小学生向けの森林・里山体験ツアーを試行しました。棚田での稲刈り、里山料理、森林の生態学習など、都市では得にくい体験を提供し、自然や地域の暮らしへの理解が深まったとの評価を得ました。一方、参加者を広げることの限界、自己負担額、安全確保、体験内容の調整、区と十日町市の実施体制など、継続に向けた多くの課題も分かりました。 受入れ自治体、地域関係者、事業者の役割分担を整理します。移動、宿泊、現地活動の安全管理、公平性と継続性を踏まえた自己負担、運営の簡素化と外部委託を検討し、事業を持続できる形にします。
佐藤美樹議員
十日町市に隣接する津南町も、世田谷区と自然エネルギーで連携し、小水力発電の電力を供給しています。今回のような交流や自然体験を津南町にも広げ、より広い地域で展開できませんか。
気候危機対策課長
発電地の森林、水資源、農山村の暮らしを知る交流は、都市で再エネを受け取る区民が環境価値と保全の重要性を自分の問題として考え、区内での再エネ利用や行動を広げる土台になります。一方、環境所管が現地体験を独自に企画、実施し続けるには課題があり、連携自治体の積極的な協力も必要です。まずは交流実績が長く、現地の意欲も高い十日町市で試行を重ね、持続可能な事業モデルをつくります。 津南町は、豪雪が育む水資源と、地域が主体となる小水力発電に強みがあります。雪と雪解けによる水の循環や、河川、用水路を使った分散型電源を学べるため、子どもが理科、社会、防災を横断して学べる可能性があります。十日町市のモデルを基に、津南町などほかの地域への展開を連携自治体と協議しながら検討します。
佐藤美樹議員
ぜひ進めてください。

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