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議員の質問

産業に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

若林りさ議員11 / 17

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2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

個店へせたがやPayと補助金が届きますか

河野俊弘議員が「個店へせたがやPayと補助金が届きますか」について質問しました。

河野俊弘議員
抹茶ブームの一方、2025年には全国の製茶業で休廃業・解散が13件、倒産が1件あり、計14事業者が市場から退きました。前年の8件を上回る過去最多です。約300社の2024年度の損益は、増益42.7%に対し、減益25.4%、赤字29.4%で、悪化した企業が半数を超えています。 抹茶向けの碾茶へ生産が移って煎茶原料が不足し、仕入価格も上がっています。葬儀の返礼品需要や急須で入れる茶の販売、小売店も減る一方、最低賃金とエネルギー価格は上昇しています。茶業だけでなく、地域の伝統的な業態が変化へ踏み出せる支援が必要です。 せたがやPayの恩恵が商店街全体へ届いているかを確認するため、世田谷区商店街連合会の加入店舗数と、そのうちPayに加盟する店舗数を教えてください。
商業課長
令和7年1月時点で、世田谷区商店街連合会の加入店は約6,600店、そのうちせたがやPay加盟店は約2,900店です。
河野俊弘議員
約56%、過半数がPayに加盟していません。商店街ごとに情報伝達や組織力の差があり、加盟制度を知らない店や手続が分からない店もあるのではないでしょうか。商店街経由の広報だけでなく、区も非加盟店へ直接声をかけ、加盟を一体的に支える体制をつくるべきです。
商業課長
加盟促進の余地は十分あります。商店街の活動状況や組織力は様々で、個店まで届いていない場合があると認識しています。利用者や他店の口コミ、商店街からの紹介が効果的です。商店街が個店へ働きかけるための簡潔で分かりやすい資料や、加盟後の店舗向け操作講習が考えられます。区と商店街振興組合連合会の体制も踏まえ、各商店街と連携して加盟店を増やします。
河野俊弘議員
「考えられる」だけでは不十分です。広報資料と操作講習をいつまでに何商店街で行うのか、具体的な日程と目標店舗数を示してください。
河野俊弘議員
補助金の存在を知らない、または申請の手間や条件の複雑さから利用できない商店街や個店もあります。自力で情報を取りに行くことを前提にせず、区と商店街振興組合連合会が企画段階から個店へ歩み寄り、伴走する体制を整えるべきではありませんか。
商業課長
商店街には、イベント、ホームページ、キャッシュレス化、意思疎通の仕組みづくりなどへの助成があります。せたがやPayによる商店街独自ポイントや、地域活動へのコミュニティポイントも広がっています。一方、企画・検討段階では補助メニューを使い切れていない例があると認識しています。 世田谷区産業振興公社の顧問的診断士派遣事業では、中小企業診断士が日常的に相談と助言を行っています。区も公社と連携し、補助金の活用を含む支援を進めます。
河野俊弘議員
診断士派遣をもっと積極的で使いやすい仕組みにし、伴走してください。伴走件数と補助金活用件数について、KPIも設定してください。

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

産業拠点で企業の成長を支えますか

若林りさ議員が「産業拠点で企業の成長を支えますか」について質問しました。

若林りさ議員
ホームワークビレッジは産業活性化拠点ですが、イベントや飲食など交流施設の面が目立ち、スタートアップ支援や産業創出が十分伝わりません。公式サイトも旧中学校を改修した複合施設との説明にとどまり、創業支援の参加者、内容、成果を体系的に示していません。 起業、新規事業、事業拡大、事業承継、学生起業を支える拠点として、成長した事業者や支援成果を発信し、交流の場から実装と成果を生む施設へどう変えますか。
経済課長
ハンズオン支援、起業プログラム、入居事業者の交流による事業者同士の連携を進めてきましたが、ホームページやSNSでの取組と成果の発信は十分でないと認識しています。 参加者の声や支援成果を分かりやすく伝え、様々な業種と成長段階の事業者が施設を使って挑戦したいと思える情報を発信し、効果的な支援プログラムを作ります。
若林りさ議員
前向きな答弁です。来年度に期待します。
若林りさ議員
発信する成果を生むには、産業支援イベントの中身が必要です。現在は文化や交流のイベントが中心に見えます。起業相談、専門家相談、事業案を発表するピッチなどを組み合わせたスタートアップイベントやアクセラレータープログラムを定期開催し、継続的なコミュニティーを作れませんか。
経済課長
今年度はアクセラレータープログラムと、インキュベーションマネジャーによる日常的な助言を行いました。スタートアップイベントは、起業や事業促進だけでなく、社会課題の解決を目指す取組の支援にもつながる可能性があります。 外部の専門家や支援事業者を交えた定期プログラムなど、成長段階を問わず、挑戦、事業成長、事業者間のつながりと協業を支える施策を運営事業者と作ります。
若林りさ議員
運営事業者と事業目的を共有して進めてください。
若林りさ議員
区内には、スタートアップ支援や企業連携の実績を持つ大手企業があります。先輩起業家や企業人材のメンター制度、実証実験、販路開拓などで連携し、実践的な支援と施設の認知向上へつなげられませんか。
経済課長
ホームワークビレッジは産業活性化を全国へ波及させ、区内経済を底上げする役割があります。区内の事業者、団体、大学と連携し、施設外でも成長、起業、学びにつながる取組を広げる必要があります。大規模で多角的な実績を持つ区内事業者についても、ピッチイベントへの参加など有効な連携を運営事業者と検討します。
若林りさ議員
企業ネットワークだけでなく、成長には資金が必要です。信用金庫、地方銀行、政策金融公庫、エンジェル投資家、ベンチャーキャピタルなどを招いた投資家向けピッチや相談機会を作り、資金調達と経営を支援できませんか。
経済課長
出資を含む資金調達の機会は、事業者の成長と挑戦に必要です。今年度は出資実績のある事業者によるアクセラレータープログラムを行いましたが、出資へつながるピッチや金融機関を交えた支援は実現していません。 区と信用金庫、政策金融公庫とのつながりや、運営事業者の企業ネットワークを使い、支援の枠組みと区内事業者の成長策を検討します。
若林りさ議員
ホームワークビレッジが本当の産業拠点となるよう、来年度予算と事業計画へ具体的に示してください。

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

成長企業を区内に残して支えますか

おぎのけんじ議員が「成長企業を区内に残して支えますか」について質問しました。

おぎのけんじ議員
子ども向け職業体験アプリ「ごっこランド」を提供するキッズスターは、一昨年9月26日に東証グロース市場へ上場しました。同社は2014年から2020年4月まで、ものづくり学校、現在のホームワークビレッジに入居していました。社員が増えて手狭になりましたが、館内の広い部屋へ移れず、区内の別物件も紹介されないまま渋谷区神泉へ移転し、約4年半後に上場しました。 当時は、入居者同士の橋渡し、経営相談、金融機関の紹介など、期待していたインキュベーション支援がなく、上場準備を相談できるような専門的支援もなかったと聞いています。区内に残っていれば、区との協働や起業・創業支援のモデルになった可能性があります。同じことを繰り返してはいけません。 成長期の企業に対し、上場準備、資金調達、法務、知的財産を扱う専門的・戦略的な支援プログラムを直ちにつくってください。また、投資の視点を持つ専門家や企業を、運営委員会やアドバイザリーボードなどの運営側へ加えるべきではありませんか。
経済課長
ホームワークビレッジは、入居中の事業者だけでなく、退去した事業者や支援策を利用する事業者も含め、各成長段階に応じて支援することが重要です。事業が軌道に乗り従業員が増えても、その規模に合う区内オフィスが少なく、区外移転を考えざるを得ないとの声があります。一定規模以上の事業者も区内に定着できるよう、運営事業者と支援策を検討します。 成長期企業への支援充実も必要です。施設のコワーキングスペース運営事業者は、成長支援に詳しい事業者とのつながりがあり、その経路を使った専門的助言や出資の可能性も期待しています。出資には経営への関与が伴うため、どのような枠組みがよりよい支援になるか、支援体制と方法を運営事業者と協議します。
おぎのけんじ議員
成長支援に詳しい人がいるなら、運営側へ加えてください。他自治体のインキュベーション施設にあるパートナー企業制度も参考に、区内で連携できる企業へ視野を広げるべきです。多額の税金と資産価値の高い土地を使う産業政策として、強い企業をさらに成長させる視点も持って進めてください。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

ホームワークビレッジをどう評価しますか

おぎのけんじ議員が「ホームワークビレッジをどう評価しますか」について質問しました。

おぎのけんじ議員
今月末に、ホームワークビレッジの来年度の事業計画を審査する評価委員会が開かれると聞いています。現在の指標は、事業を成長させる視点が弱い一方、来場者数を含むKPIが多過ぎると考えています。これだけ多くの指標で適切に評価し、評価委員の間で合意をつくることは難しくありませんか。
政策経営部長
基本協定に基づき、開設から4年目までの成果指標と目標値が事業計画に定められています。前身の世田谷ものづくり学校の課題や反省を踏まえ、必要な目標が設定されていると認識しています。昨年度の評価委員会でも、委員の間で議論がかなり白熱しました。 区政全体を見渡す多角的な視点と、区全体の利益を考慮する立場から、政策経営部長として厳しい姿勢で評価に臨みます。
おぎのけんじ議員
前身事業は、一等地で17年間成果が出ず放置され、校舎の耐震改修に予算を投じた後も赤字が続いていると考えています。費用に見合う事業価値とは何かを明確に言葉にし、評価委員会で共通の判断基準をつくって適切に評価してください。見合う価値が生まれていないと判断した場合には、事業を終了する決断も辞さない覚悟で臨むよう求めます。

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