2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会
成長企業を区内に残して支えますか
おぎのけんじ議員が「成長企業を区内に残して支えますか」について質問しました。
おぎのけんじ議員
子ども向け職業体験アプリ「ごっこランド」を提供するキッズスターは、一昨年9月26日に東証グロース市場へ上場しました。同社は2014年から2020年4月まで、ものづくり学校、現在のホームワークビレッジに入居していました。社員が増えて手狭になりましたが、館内の広い部屋へ移れず、区内の別物件も紹介されないまま渋谷区神泉へ移転し、約4年半後に上場しました。
当時は、入居者同士の橋渡し、経営相談、金融機関の紹介など、期待していたインキュベーション支援がなく、上場準備を相談できるような専門的支援もなかったと聞いています。区内に残っていれば、区との協働や起業・創業支援のモデルになった可能性があります。同じことを繰り返してはいけません。
成長期の企業に対し、上場準備、資金調達、法務、知的財産を扱う専門的・戦略的な支援プログラムを直ちにつくってください。また、投資の視点を持つ専門家や企業を、運営委員会やアドバイザリーボードなどの運営側へ加えるべきではありませんか。
経済課長
ホームワークビレッジは、入居中の事業者だけでなく、退去した事業者や支援策を利用する事業者も含め、各成長段階に応じて支援することが重要です。事業が軌道に乗り従業員が増えても、その規模に合う区内オフィスが少なく、区外移転を考えざるを得ないとの声があります。一定規模以上の事業者も区内に定着できるよう、運営事業者と支援策を検討します。
成長期企業への支援充実も必要です。施設のコワーキングスペース運営事業者は、成長支援に詳しい事業者とのつながりがあり、その経路を使った専門的助言や出資の可能性も期待しています。出資には経営への関与が伴うため、どのような枠組みがよりよい支援になるか、支援体制と方法を運営事業者と協議します。
おぎのけんじ議員
成長支援に詳しい人がいるなら、運営側へ加えてください。他自治体のインキュベーション施設にあるパートナー企業制度も参考に、区内で連携できる企業へ視野を広げるべきです。多額の税金と資産価値の高い土地を使う産業政策として、強い企業をさらに成長させる視点も持って進めてください。
