2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会
産業の担い手確保を一元化できますか
佐藤ひろと議員が「産業の担い手確保を一元化できますか」について質問しました。
佐藤ひろと議員
介護をはじめ多くの業種で担い手不足が深刻です。未経験者と資格不要の短時間業務を結ぶ「スケッター」は各自治体へ広がり、旅行者と地方事業者を結ぶ「おてつたび」は登録者9万6,000人です。区にもシニアボランティア、GBER、ファミリーサポートセンターなどがありますが、所管ごとに分かれ、効果検証もしにくくなっています。まず、せたがやシニアボランティア・ポイント事業の実績を教えてください。
高齢福祉部長
65歳以上の登録者が介護施設などで活動し、1枚100円相当のスタンプをため、介護保険料の滞納がなければ年1万2,000円を上限に支給します。1枚50円だった2023年度は約210人へ約59万円、100円にした2024年度は約260人へ約125万円を支給しました。2008年の開始以来安定しており、地域支え合い、高齢者の社会参加、健康づくり、介護予防に成果があると考えます。活動場所の拡大などを進めます。
佐藤ひろと議員
単価を50円から100円にして人数は少し増えましたが、広がった実感はありません。2026年度はスポットワーク約3,600万円、介護の仕事の魅力発信330万円、採用活動経費助成3,300万円で、約7,000万円です。スケッターはシステム料が月数万円で、利用者と事業者が登録し、プラットフォームがマッチングします。区が先に大きな費用をかけるだけでなく、安価な民間サービスを併用して試しませんか。
高齢福祉部長
2026年度のスポットワーク事業は、副業や空き時間を使う若者などを想定し、介護事業者の業務切り出しによる負担軽減や体験入職、新たな採用手段を目指します。既存サービスも参考にしつつ、業務切り出しを要件とする官民連携で、地域の介護事業者の実情に合う支援を構築しました。
佐藤ひろと議員
商業、工業、農業、建設業を所管する経済産業部が、各所管の事業と民間の取組を合わせ、全産業の担い手不足解消を主導しませんか。
経済産業部長
人材マッチング、三茶おしごとカフェ、建設・福祉業界の魅力発信を進めていますが、さらに取組が必要です。スケッターは隙間時間に多様な人が参加でき、初心者も働きやすいため、スポットワークと同様に人材確保の選択肢となり得ます。現在、スポットワーク事業者と意見交換し、ノウハウを使うマッチング促進の試行など連携を探っています。様々な業種に有効な取組を検討します。
佐藤ひろと議員
経済産業部が区内4産業の課題へ主導権を持ってください。さらに、所管別に立ち上げた人材確保事業を、事業者と働きたい人が見つけやすい一元的な基盤へまとめるべきではありませんか。
区長
介護、障害福祉、保育など各所管が人材確保事業を行っています。スケッターには、隙間時間を生かしたい、人の役に立ちたい、全面的な転職は難しくても意義ある仕事をしたい人を見えやすくする利点があると感じました。私が全体調整し、人手不足を少しでも改善する方策として練ります。
佐藤ひろと議員
民間プラットフォームを活用し、区は事業者向け、利用者向けの説明会や周知を担うことで、多額の費用をかけずに担い手不足の解消へつなげてください。
