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議員の質問

産業に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

河野俊弘議員10 / 17

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2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

気候適応ビジネスを支援しますか

おのみずき議員が「気候適応ビジネスを支援しますか」について質問しました。

おのみずき議員
気候適応ビジネスは、気候変動への対応を自社のリスク管理だけでなく、新しい事業機会と捉え、他の人の適応を助ける技術、製品、サービスを提供するものです。熱中症を見守る機器、耐水害住宅、農業保険、蚊を寄せつけないおむつなど、幅広い取組があります。 事業者の成長だけでなく、行政、他の事業者、市民の気候適応にも役立ちます。2050年には世界で年間最大約50兆円の市場になるとの推計もあります。地域経済の持続可能な発展条例でソーシャルビジネスを進める区として、参入を考える事業者を後押しできませんか。
経済課長
気候適応ビジネスは、温暖化などのリスクを事業機会と捉え、変化へ適応する製品やサービスを展開する、社会課題解決型の事業モデルだと認識しています。 区の産業創造プラットフォーム「SETAGAYA PORT」には、スタートアップ、フリーランス、専門知識を無償提供する人など7,000人を超える登録があり、対面とオンラインの交流を通じて事業化まで支援しています。これまで気候適応ビジネスを扱った例はありません。 今後は、取組の実践者を招いた気軽な交流会などで身近に感じてもらい、PORTを通じて周知し、新しい挑戦に取り組む人を積極的に支援します。

同じ議員の別の質問

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

女性農業者が働きやすくなりますか

おのみずき議員が「女性農業者が働きやすくなりますか」について質問しました。

おのみずき議員
令和7年の区内農業従事者584人のうち女性は41.4%ですが、60代以上の割合は男性63%に対し女性74.3%です。後継者119人のうち女性は20人、16.8%にとどまります。農業振興計画は女性の活躍を不可欠としていますが、2019年の策定時から女性農業者は増えましたか。
都市農業課長
女性農業者は令和元年の292人から令和7年の242人へ、7年間で50人、毎年約7人減りました。
おのみずき議員
計画は、女性が就農しやすい環境や、情報交換、流通販売、加工、発信を行う女性農業者のネットワーク支援を新たな取組に掲げています。現在どう進んでいますか。
都市農業課長
区内には2つのJAがあり、さらに3地区に分かれて、それぞれ女性農業者の部会などがあります。花卉園芸組合や有機農業の自主研究グループでも女性が活躍しています。しかし、区全体の情報交換の場やネットワークは構築できていません。
おのみずき議員
全区的な取組が進まないままでは、農家の減少と高齢化を止められません。若い女性が就農しやすい環境を整えるべきです。 埼玉県は就農相談と聞き取りを性別で分析し、女性には農業法人で働きたい、小規模農業をしたい、身近に女性の経営モデルがいないという傾向を把握しました。その結果、就農方法のPR、研修農場、女性が働きやすい農業法人への支援を予算化しました。地域差はありますが、この考え方を参考に、区はどう取り組みますか。
都市農業課長
区内農家の多くは家族経営で、家族、親族、ボランティアなどが協力しています。花の展覧会、農業祭、会議の機会を使い、JAや花卉園芸組合などで活動する女性の意見を聴き、ネットワークと情報交換の場を検討します。 埼玉県のジェンダー視点による事業点検も参考に農業施策へ反映し、令和10年度に改定する次期農業振興計画へ向けて検討します。

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

個店へせたがやPayと補助金が届きますか

河野俊弘議員が「個店へせたがやPayと補助金が届きますか」について質問しました。

河野俊弘議員
抹茶ブームの一方、2025年には全国の製茶業で休廃業・解散が13件、倒産が1件あり、計14事業者が市場から退きました。前年の8件を上回る過去最多です。約300社の2024年度の損益は、増益42.7%に対し、減益25.4%、赤字29.4%で、悪化した企業が半数を超えています。 抹茶向けの碾茶へ生産が移って煎茶原料が不足し、仕入価格も上がっています。葬儀の返礼品需要や急須で入れる茶の販売、小売店も減る一方、最低賃金とエネルギー価格は上昇しています。茶業だけでなく、地域の伝統的な業態が変化へ踏み出せる支援が必要です。 せたがやPayの恩恵が商店街全体へ届いているかを確認するため、世田谷区商店街連合会の加入店舗数と、そのうちPayに加盟する店舗数を教えてください。
商業課長
令和7年1月時点で、世田谷区商店街連合会の加入店は約6,600店、そのうちせたがやPay加盟店は約2,900店です。
河野俊弘議員
約56%、過半数がPayに加盟していません。商店街ごとに情報伝達や組織力の差があり、加盟制度を知らない店や手続が分からない店もあるのではないでしょうか。商店街経由の広報だけでなく、区も非加盟店へ直接声をかけ、加盟を一体的に支える体制をつくるべきです。
商業課長
加盟促進の余地は十分あります。商店街の活動状況や組織力は様々で、個店まで届いていない場合があると認識しています。利用者や他店の口コミ、商店街からの紹介が効果的です。商店街が個店へ働きかけるための簡潔で分かりやすい資料や、加盟後の店舗向け操作講習が考えられます。区と商店街振興組合連合会の体制も踏まえ、各商店街と連携して加盟店を増やします。
河野俊弘議員
「考えられる」だけでは不十分です。広報資料と操作講習をいつまでに何商店街で行うのか、具体的な日程と目標店舗数を示してください。
河野俊弘議員
補助金の存在を知らない、または申請の手間や条件の複雑さから利用できない商店街や個店もあります。自力で情報を取りに行くことを前提にせず、区と商店街振興組合連合会が企画段階から個店へ歩み寄り、伴走する体制を整えるべきではありませんか。
商業課長
商店街には、イベント、ホームページ、キャッシュレス化、意思疎通の仕組みづくりなどへの助成があります。せたがやPayによる商店街独自ポイントや、地域活動へのコミュニティポイントも広がっています。一方、企画・検討段階では補助メニューを使い切れていない例があると認識しています。 世田谷区産業振興公社の顧問的診断士派遣事業では、中小企業診断士が日常的に相談と助言を行っています。区も公社と連携し、補助金の活用を含む支援を進めます。
河野俊弘議員
診断士派遣をもっと積極的で使いやすい仕組みにし、伴走してください。伴走件数と補助金活用件数について、KPIも設定してください。

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

産業拠点で企業の成長を支えますか

若林りさ議員が「産業拠点で企業の成長を支えますか」について質問しました。

若林りさ議員
ホームワークビレッジは産業活性化拠点ですが、イベントや飲食など交流施設の面が目立ち、スタートアップ支援や産業創出が十分伝わりません。公式サイトも旧中学校を改修した複合施設との説明にとどまり、創業支援の参加者、内容、成果を体系的に示していません。 起業、新規事業、事業拡大、事業承継、学生起業を支える拠点として、成長した事業者や支援成果を発信し、交流の場から実装と成果を生む施設へどう変えますか。
経済課長
ハンズオン支援、起業プログラム、入居事業者の交流による事業者同士の連携を進めてきましたが、ホームページやSNSでの取組と成果の発信は十分でないと認識しています。 参加者の声や支援成果を分かりやすく伝え、様々な業種と成長段階の事業者が施設を使って挑戦したいと思える情報を発信し、効果的な支援プログラムを作ります。
若林りさ議員
前向きな答弁です。来年度に期待します。
若林りさ議員
発信する成果を生むには、産業支援イベントの中身が必要です。現在は文化や交流のイベントが中心に見えます。起業相談、専門家相談、事業案を発表するピッチなどを組み合わせたスタートアップイベントやアクセラレータープログラムを定期開催し、継続的なコミュニティーを作れませんか。
経済課長
今年度はアクセラレータープログラムと、インキュベーションマネジャーによる日常的な助言を行いました。スタートアップイベントは、起業や事業促進だけでなく、社会課題の解決を目指す取組の支援にもつながる可能性があります。 外部の専門家や支援事業者を交えた定期プログラムなど、成長段階を問わず、挑戦、事業成長、事業者間のつながりと協業を支える施策を運営事業者と作ります。
若林りさ議員
運営事業者と事業目的を共有して進めてください。
若林りさ議員
区内には、スタートアップ支援や企業連携の実績を持つ大手企業があります。先輩起業家や企業人材のメンター制度、実証実験、販路開拓などで連携し、実践的な支援と施設の認知向上へつなげられませんか。
経済課長
ホームワークビレッジは産業活性化を全国へ波及させ、区内経済を底上げする役割があります。区内の事業者、団体、大学と連携し、施設外でも成長、起業、学びにつながる取組を広げる必要があります。大規模で多角的な実績を持つ区内事業者についても、ピッチイベントへの参加など有効な連携を運営事業者と検討します。
若林りさ議員
企業ネットワークだけでなく、成長には資金が必要です。信用金庫、地方銀行、政策金融公庫、エンジェル投資家、ベンチャーキャピタルなどを招いた投資家向けピッチや相談機会を作り、資金調達と経営を支援できませんか。
経済課長
出資を含む資金調達の機会は、事業者の成長と挑戦に必要です。今年度は出資実績のある事業者によるアクセラレータープログラムを行いましたが、出資へつながるピッチや金融機関を交えた支援は実現していません。 区と信用金庫、政策金融公庫とのつながりや、運営事業者の企業ネットワークを使い、支援の枠組みと区内事業者の成長策を検討します。
若林りさ議員
ホームワークビレッジが本当の産業拠点となるよう、来年度予算と事業計画へ具体的に示してください。

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