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議員の質問

産業に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

坂口賢一議員15 / 17

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2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

駐輪場の配分金を下限額まで上げますか

上川あや議員が「駐輪場の配分金を下限額まで上げますか」について質問しました。

上川あや議員
区立駐輪場で働く約350人のシルバー人材の配分金は、現在も労働報酬下限額を下回っています。区営駐輪場は利用料金制度で運営され、区との契約額が公契約条例の対象となる2,000万円に満たないことが一因ですが、経済産業部長は2022年3月、配分金にも条例の趣旨を踏まえるべきだと答弁しました。 指定管理者のシルバー人材センターは昨年度、約2,900万円の余剰金を区へ返還しています。余剰があるなら、まず現場で働く人の報酬改善へ回すべきではありませんか。
経済産業部長
駐輪場業務の配分金は、公契約条例の趣旨を踏まえ、労働報酬下限額を参考に単価を設定するよう、各所管とシルバー人材センターに働きかける考えに変わりはありません。下限額を下回らないよう庁内調整を進めましたが、まだ是正には至っていません。今後、庁内関係所管との協議を進め、条例の趣旨に沿うよう取り組むとともに、センターとも配分金額を協議し続けます。

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

農地を守り福祉や教育に生かせますか

坂口賢一議員が「農地を守り福祉や教育に生かせますか」について質問しました。

坂口賢一議員
相続などで農地を手放さざるを得なくなってからでは、区が土地を取得して農のみどりを守ることが難しくなります。相続を見据え、早い段階から農家へ働きかける必要があるのではありませんか。
都市農業課長
JAと連携し、相続の動向や、高齢などで営農継続が難しくなりつつある人の情報を把握し、公園整備部門へ早めに共有しています。今年2月にまとめた「世田谷区農のみどり保全活用方針」では、規模の大きい農地保全重点地区で農業振興等拠点をさらに拡充し、一定の条件を満たせば、拠点以外の農地も公有地化する考えを示しました。経済産業部とみどり33推進担当部が一層連携します。
坂口賢一議員
農地は環境、防災、教育の面でも貴重です。部署間で連携し、丁寧に対応してください。農地保全重点地区は区全体の約11.6%で、農業振興等拠点は複数の団体が管理しています。一つの民間事業者などへ一括して管理を委託する考えはありますか。
都市農業課長
農業振興等拠点は4か所が開設済みで、さらに2か所を暫定活用しています。各拠点は、関係する農家やJAの協力を得て、地域の農地の歴史、つながり、特性と地域の意見を生かして運営しています。体験事業、農家の指導による野菜づくり講習会、交流の場づくりなど、地域ごとのきめ細かな対応が必要で、一社への一括委託にはなじまないと聞いています。
坂口賢一議員
それぞれの団体による管理で円滑に運営されていると理解しました。農地が年々減っているため、重点地区以外の生産緑地も取得に向けて取り組むべきではありませんか。
都市農業課長
方針の改定により、一定の条件を満たす拠点外の農地も公有地化します。耕作が難しくなった農地を農家から借り、区民農園にする取組では、農地の少ない世田谷地域と北沢地域を優先します。みどり33推進担当部と連携して保全します。
坂口賢一議員
区内農地は平成20年から約4割減っています。これ以上減らさないよう農家と連携してください。農業振興等拠点を生産だけでなく、地域福祉、人材育成、交流の場として、福祉と教育にどう生かしますか。
都市農業課長
子どもが種まきや収穫を体験する食育を行っています。次大夫堀公園の里山農園には、車椅子利用者も農に触れられるよう、地面より高い花壇「レイズドベッド」を整備し、近隣の福祉施設にも利用を呼びかけています。庁内の関係所管でつくるプロジェクトチームで、農と福祉、教育の活用をさらに検討し、整備時には関係団体との協働を目指します。
坂口賢一議員
農業体験は食べ物への感謝や理解、自然や環境への関心、協力する力や意思疎通する力を育てます。福祉施設による農業、農家と福祉施設の協力、企業と農園による雇用などに、行政も積極的に関わってください。

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

福利厚生で働く人の手取りを増やせますか

津上仁志議員が「福利厚生で働く人の手取りを増やせますか」について質問しました。

津上仁志議員
2025年は人手不足倒産が427件、従業員の退職をきっかけとする倒産が124件で、ともに過去最多でした。小規模事業者の人材確保と離職防止には、福利厚生で実質的な手取りを増やす「第三の賃上げ」も必要です。 令和8年度の税制改正では、企業が提供する食事代の非課税限度額を3,500円から7,500円へ、42年ぶりに引き上げる方針が示されています。福岡県では福利厚生企業による「第三の賃上げ福岡アクション」が始まり、飲食店やコンビニで使える食事補助が好評です。区内企業向けのセラ・サービスには直接の食事補助がありません。従業員が必要とするサービスを捉えて提供し、利用者を増やしませんか。
商業課長
食事補助は、従業員の負担など一定の条件を満たせば福利厚生費として非課税となり、従業員と企業の双方に利点があります。セラ・サービスには、約2万店の飲食店を10%引きなどで利用できる割引や、全国約3万5,000店で10%引きなどになる食事券がありますが、会員向けの直接的な食事補助メニューはありません。 福利厚生の充実は人材確保と離職防止につながります。会員アンケートで希望するメニューを聞き、他自治体の例も踏まえ、世田谷区産業振興公社とサービスの充実を検討し、利用者増加につなげます。
津上仁志議員
会員は約8,000人にすぎず、会員だけの調査では多くの事業者の需要を捉えられません。会員以外にも調査してはいかがですか。
商業課長
セラ・サービスは世田谷区産業振興公社が実施し、令和8年1月時点で会員約8,000人、利用事業者約950社です。公社のセミナーや相談、「区のおしらせ」、事業者向け情報誌「せたがやエコノミックス」、企業説明会、産業団体の会議などで周知してきました。 今後は、会員でない事業者にも全国的な提携サービスを含む魅力が伝わるよう、事業者向けメールマガジンを使い、公社や経済産業部以外の区事業でも周知できるよう取り組みます。
津上仁志議員
周知だけでなく、需要をしっかり捉えてください。区内には約4万5,000事業所があるのに、利用は約950社です。人手不足倒産を防ぎ、賃上げにつながる福利厚生を充実させるため、さらに積極的に取り組んでください。

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