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議員の質問

まちづくりに関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

山口ひろひさ議員16 / 29

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

休めるベンチをもっと増やせますか

坂本みえこ議員が「休めるベンチをもっと増やせますか」について質問しました。

坂本みえこ議員
区は2018年に「座れる場づくりガイドライン」を作り、高齢者、歩行が難しい人、妊婦、子どもを抱える人などが外出中に休める場所を増やす方針を示しました。道路から見える場所へのベンチ設置には、1台3万5,000円の補助もあります。三軒茶屋の社会実験では、来街者の96%が休める場所を求めました。この補助による設置は、どこまで進みましたか。
都市デザイン課長
補助制度の対象は、商店街の店舗など公共用地以外です。平成30年3月の制度開始から令和7年度までの8年間で18件、35台に使われました。区も歩道へベンチを設置しており、令和5年に実態を調べて以降、令和8年2月までに24台を設置しました。
坂本みえこ議員
実施計画の目標は毎年5基ですが、8年間で35台では控えめな目標にも届いていません。区が安全で耐久性があり、夏も熱くなりにくい製品を選び、NPOなどは場所を提供するだけで設置できる仕組みにすれば、負担が下がります。住宅街の個人宅の空いた駐車場所や小さな区有地も候補にし、地区のまちづくり計画でも積極的に提案できませんか。
都市デザイン課長
1台から申請できるようにし、商店街やNPOだけでなく個人事業主も対象にするなど、制度を見直してきました。障害施策推進課、街づくり課と商店街へ説明していますが、設置できる敷地が少ないことが課題です。 令和6年6月の条例改正で、共同住宅などの歩道状空地や緑地帯にもベンチを置けるようになったため、集合住宅も補助対象にしました。今後は条例改正と補助制度を一緒に知らせる方法を、届出窓口の街づくり課と検討します。
坂本みえこ議員
複数部署の連携は重要です。高齢者が望むベンチの間隔は100メートルから200メートルとされます。さらに高い目標を持ち、休める空間を増やしてください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

定住応援事業に効果はありますか

山口ひろひさ議員が「定住応援事業に効果はありますか」について質問しました。

山口ひろひさ議員
「ずっと、世田谷。」は、子育て世帯と若者夫婦世帯の定着を促す新事業です。定住応援は区内居住5年以上、住み替え応援は1年以上を要件としています。世代構成の均衡を図るなら、なぜ在住期間を分けるのですか。
居住支援課長
定住応援は、既に区で生活基盤を築き、地域との関わりがある世帯に住み続けてもらうため、5年以上としています。住み替え応援は、ライフステージに応じた住み替えを支え、これから生活基盤と地域との関わりをつくってもらうため、1年以上としています。
山口ひろひさ議員
1年住んだ世帯にも、5年まで住み続けてもらう方が地域との関係を築けます。若い世代を増やしたいなら、区外からの転入者も受け入れ、その後も住んでもらえばよいのではありませんか。
居住支援課長
住宅費などを背景に、0歳から4歳の子どもがいる世帯や、子育て世帯の中心である30代以降で転出超過が続いています。区内に住み続ける選択を後押しし、定住、地域活力の維持・向上、人口構成比の安定を図る事業なので、区内在住者を対象としています。
山口ひろひさ議員
近居・同居支援は理解できますが、世田谷は都心へ通いやすい住宅地です。30万円を渡して定住を促すより、行政サービスの質を高めて対応すべきではありませんか。
居住支援課長
住まいの支援だけでなく、保育や教育など、子育てを取り巻く切れ目のない支援を充実することが重要です。関係所管と連携し、子育て世帯などが住み続けたいと思える環境をつくります。
山口ひろひさ議員
世田谷区は人口が減っておらず、多くの自治体や県を上回る人口があります。30万円と10万ポイントを給付するより、確かな住宅政策で対応すべきではありませんか。
居住支援課長
「ずっと、世田谷。」は、今年度からの多世代近居・同居応援事業を含む施策パッケージの第一弾です。令和8年度からは、民間賃貸住宅所有者への助成、空き家の活用、区営住宅の再編も並行して検討し、家族向け賃貸住宅の供給を促します。
山口ひろひさ議員
給付を受けても世田谷へ住み続ける義務はなく、他区がより多く支援し、安く広い住宅があれば転出する可能性があります。世代の均衡という目的は理解しますが、税金を現金給付に使うのではなく、行政サービスと住宅政策の質で定住につなげるべきです。

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

区境を越えてバス網を守れますか

山口ひろひさ議員が「区境を越えてバス網を守れますか」について質問しました。

山口ひろひさ議員
路線バスの廃止が議会でも課題となり、高齢者など公共交通に頼る人にとって地域の足の確保は切実です。バスは世田谷区内だけを走るものではありません。バス事業者と隣接区市が連携し、便利な広域路線と将来の交通ネットワークを描きませんか。
交通政策課長
区内外で路線バスやコミュニティバスが約82系統運行していますが、深刻な運転士不足で維持が難しくなっています。人口減少と高齢化も踏まえ、移動手段を多様化し、持続可能な交通体系へ見直す必要があります。2025年策定の世田谷区地域公共交通計画に基づき、東京都や隣接自治体と連携し、限られた輸送資源を有効に使う安全で快適な交通ネットワークを目指します。
山口ひろひさ議員
区民の移動を将来にわたって守れるよう、広域連携を着実に進めてください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

恵泉通りの教訓を生かせますか

真鍋よしゆき議員が「恵泉通りの教訓を生かせますか」について質問しました。

真鍋よしゆき議員
主要生活道路106号線、恵泉通りは、昭和41年の着手から約60年が経ち、令和8年度予算には行政代執行の費用も計上されました。事業がここまで長期化した原因について、区は何を反省し、今後の道路事業へどのような教訓を生かしますか。
道路事業推進課長
恵泉通りは、廃止された都市計画道路を補い、南北道路網と地域防災性を高めるため、地権者の協力を得ながら進めてきました。当時は計画段階の情報発信が不十分で、まちづくりの議論も足りず、将来像を地域と共有できませんでした。区への不信や環境変化への不安を解消できず、信頼構築に時間がかかったため、開通が長期化したと考えています。 任意取得を基本としつつ、やむを得ず土地収用手続も進めました。この教訓から、計画段階から十分に説明して地権者の声を聞き、生活再建を第一に、丁寧な交渉と早期の事業推進に努めます。
真鍋よしゆき議員
都立芦花公園の予定地では、住宅が完成した日に東京都から用地取得の説明を受けた例がありました。区の建築確認と都の公園整備が事前に情報共有できていれば、建築費と移転費を避けられた可能性があります。恵泉通りでも、建築直後に道路計画を知ったとの話を聞きます。 都と区、区の各部署で権限が違っても、計画や行政日程が見えた段階で、正式決定前であることを明示して早めに情報を届ける方法はあります。対象者の立場に立ち、計画線や事業化の見通しを先回りして伝え、同じ行き違いを防いでください。

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

千歳烏山を一体的に整備できますか

真鍋よしゆき議員が「千歳烏山を一体的に整備できますか」について質問しました。

真鍋よしゆき議員
千歳烏山では京王線高架化、補助216号線、南側駅前広場、再開発、元国有地、区民センターと総合支所などの再編が同時に進みます。区民センター建替えで地下駐輪場が使えなくなるなら、令和12年度完成予定の南側駅前広場の地下へ先に駐輪場を計画し、全体工程を組むべきではありませんか。
交通安全自転車課長
区民センター前の地下駐輪場は約1,000台で、利用率が100%を超える不可欠な施設です。代わる土地の確保は難しく、分散すれば費用も増えます。新しい駅前広場の地下利用は重要な視点ですが、浸水への安全性と利便性などの検証が必要です。駅前広場、補助216号線、区民センター建替えの進捗を踏まえ、関係部署、鉄道事業者と連携し、時期を逃さず必要性と可能性を総合的に検討します。
真鍋よしゆき議員
本当に時期を逃さず進めてください。
真鍋よしゆき議員
南北の公共施設、再開発、元国有地を含め、千歳烏山を全体として整備する考えを改めて確認します。「ちとからまちづくりフォーラム」と区が作る全体計画は、どう関係しますか。
烏山駅周辺整備担当課長
複数の都市計画事業で町が大きく変わるため、公共施設の機能配置と動線も駅周辺全体から考える必要があります。元国有地の活用を含めて関係部署と連携し、区民ワークショップなどで地域の意見を聴き、全体のまちづくりを検討します。
烏山総合支所長
高架化、駅前広場、補助216号線は令和12年度末までの事業期間で、南側では再開発も検討されています。ちとからまちづくりフォーラムは、住民と情報、意見、アイデアを共有して将来像を作る場です。令和9年度に将来像を完成し、令和10年度以降に行動計画づくりへ着手する想定です。都市計画事業、公共施設再編、駅周辺の空間構成も見据え、駅周辺まちづくりの骨格として整理します。

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

都市計画道路を計画どおり進めますか

真鍋よしゆき議員が「都市計画道路を計画どおり進めますか」について質問しました。

真鍋よしゆき議員
都市計画道路の予定地では建築が制限されるため、10年ごとの優先整備路線は地権者の生活設計に重要です。しかし、優先路線でも10年間説明会すらない例があります。東京都が平成7年度から進める喜多見駅付近の補助125号線は、現在どうなっていますか。
道路計画課長
補助125号線は上野毛二丁目から喜多見九丁目まで約6.2キロメートルです。喜多見駅付近の約420メートルは令和11年度末までが事業期間で、令和7年4月1日時点の用地取得率は約60%です。商店街を通るため合意形成に時間がかかっています。令和6年度から取得済み用地の一部を歩行者空間にする安全対策も行っています。丁寧な説明と早期完成を東京都へ求めます。
真鍋よしゆき議員
長く進まない事業を第3次、第4次、第5次へ載せ続けるだけではいけません。進み方と反省点を踏まえ、東京都へ働きかけてください。
真鍋よしゆき議員
次に区施行の補助217号線です。成城通りと大道北土地区画整理事業で整備済みの道路をつなぐ短い区間ですが、歩行者と自転車しか通れません。現在の状況を教えてください。
道路事業推進課長
上祖師谷四丁目付近の約160メートルは、令和元年7月に事業認可を得ました。年度末の用地取得率は約60%で、取得が進んだ場所には仮歩道を設けました。集合住宅の多数の権利者との交渉や再建日程の調整に時間がかかり、事業期間を5年延ばす認可を得ました。令和8年度も用地予算を確保し、未取得地、電線共同溝、道路工事を調整し、国や東京都の補助も使って早期完成を目指します。
真鍋よしゆき議員
約160メートルでもさらに5年延びるのは残念です。ここがつながれば、京王線の踏切解消や周辺道路整備と合わせて、便利で安全な町になります。もう一踏ん張りしてください。

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2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

烏山の公共施設を一体整備できますか

真鍋よしゆき議員が「烏山の公共施設を一体整備できますか」について質問しました。

真鍋よしゆき議員
区は三軒茶屋のふれあい広場など土地を持ちながら十分活用せず、施設が手狭になるたび別の建物を借りているように見えます。民間や東京都から借りている施設の数、維持管理費、賃借料を教えてください。
公共施設マネジメント課長
令和6年度の区施設は合計955施設です。内訳は、区有843施設、民間からの借り上げ106施設、東京都からの借り上げ7施設です。 光熱水費を除く年間維持管理費は、区有施設が合計193億円、民間借り上げが合計21億円です。1施設当たりでは、区有施設が約2,300万円、民間借り上げが約2,000万円です。民間借り上げ施設のほか、区有施設の土地・設備を含む賃借料は、令和6年度に約30億円でした。
真鍋よしゆき議員
成城ホールの建て替え時、容積率を使い切って新たな借り上げを避けるよう指摘しましたが、同規模で手狭な施設となり、前の駐輪場にプレハブが建ち、社会福祉協議会などが入っています。以前、区有地で使っている容積はおおむね6割との答弁もありました。持っている資産を十分に使わず、その都度施設を借りているのではないかと心配します。公共施設整備をどう考えていますか。
政策経営部副参事
平成29年3月に公共施設等総合管理計画を作り、改築や大規模改修の集中と財政状況を考え、築65年を目安に、必要な施設の量・質と安全性を高める計画的整備を進めてきました。一方、高齢者人口の増加や機能拡充により、あんしんすこやかセンターなど一部の狭さが課題になっています。 現在は将来人口と需要の変化を踏まえ、執務空間や学校の児童数増加へ対応し、将来の増築や機能不足が起こりにくい整備を検討しています。老朽化と建設費高騰も踏まえ、改築時は敷地の力を生かして複数の公共機能を一体整備する「複合化」を基本とし、費用抑制、利便性向上、多様な区民需要、多世代交流へ対応します。複合化で生まれた跡地は、公共施設整備、売却、貸付けを含めて有効に使います。
真鍋よしゆき議員
これまでの使い方を反省し、改善してください。 千歳烏山駅周辺には、烏山区民センター、烏山総合支所、総合支所が借りる建物、あんしんすこやかセンター、子育てステーション、医師会の診療所などが点在しています。区民センターの建て替え時に統合するとの答弁もありました。今後どうしますか。
政策経営部副参事
区民センターと総合支所が狭いため、まちづくりセンターなどが周辺の民間ビルを借り、施設が点在して利用者に不便をかけています。 区民センターの建て替えでは、周辺施設の集約、地域・地区の行政需要、区民センター敷地と南側地下駐輪場の一体整備、地区計画などを踏まえ、敷地を最大限生かす方法を総合支所などと検討しています。借り上げ施設の早期返還も念頭に、京王線高架化や駅南側再開発の進捗を踏まえ、築47年の区民センター建て替えに合わせて地域の公共施設を計画的に集約・再編します。
真鍋よしゆき議員
京王線連続立体交差事業は用地買収が9割を超え、工期を8年延ばしています。令和18年には完成してほしいと考えます。南側再開発や先行取得した国有地も活用し、駅周辺を整備する流れになると考えます。 烏山区民センターの容積率は500%ですが、現在使っているのは250%です。築47年で、点在施設や費用も見直す必要があります。建て替えにはどれほどの期間がかかりますか。
政策経営部副参事
施設の種類や規模で異なりますが、玉川総合支所の改築を参考にすると、決定後、基本構想に約1年半、基本設計に約1年半、実施設計に約2年、解体から改築工事に約3年かかり、決定から完成までおおむね8年です。あくまで参考で、策定過程や工事内容により変わりますが、完成まで長い期間が必要です。
真鍋よしゆき議員
今から始めても一般的には8年かかります。施設が点在する状態をいつまで続け、どう整合を取るのか、具体的に日程を決めなければなりません。烏山駅周辺は再開発を含めて動いているため、区民センター建て替えも合わせ、まちづくり全体として進める位置づけを示すべきです。副区長の考えを伺います。
副区長
大きな施設の集約には調整を含め、玉川総合支所では決定から完成まで約8年かかりました。京王線の立体化と南側再開発の進捗もありますが、なるべく早く形にできるよう、日程化と意思決定の検討を加速します。
真鍋よしゆき議員
千歳烏山駅周辺はいま整理すれば魅力的なまちになり、公共サービスも一か所で済む便利な行政にできる可能性があります。再開発、総合支所、駐輪場などを縦割りで別々に扱わず、駅周辺のまちづくりと公共施設の集約を全体として考えてください。

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