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議員の質問

まちづくりに関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

阿久津皇議員5 / 29

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2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

定住応援事業に中止基準はありますか

おぎのけんじ議員が「定住応援事業に中止基準はありますか」について質問しました。

おぎのけんじ議員
定住応援事業は住宅販売事業者が既に宣伝しており、ばらまきで、待機児童問題を悪化させると考えます。保育待機児が500人、数百人規模になっても実施判断に影響せず、翌年度に過去最多となっても継続可否の材料にしないのですか。
副区長
「ずっと、世田谷。」は住宅問題の中長期的な持続可能性に応える事業で、待機児童対策は緊急課題です。待機児童数は本事業に影響しないと考えています。
おぎのけんじ議員
40万円で定住を決めた家庭の子どもが待機児童になっても、生活の質や定住満足度を問わない無責任な政策です。0~4歳児世帯の転出超過は様々な要因で動くため、本事業の検証指標にはなりません。給付世帯の子どもの実数や、政策目的に掲げる担税力を確かめるため、納税実績を毎年追跡しませんか。
都市整備政策部長
制度利用世帯の区内定着状況を毎年確認し、定着率を把握します。定着による税収効果は、関係部署と協議、検討します。
おぎのけんじ議員
事後申請のため、行動変容はアンケートで確かめるほかありません。「助成があったから残った」が多ければ成功、「なくても残っていた」が多ければ、定住を後押しせず単なるキャッシュバックに終わった失敗と考えます。その認識でよいですか。
都市整備政策部長
応援金が住宅取得の判断にどの程度影響したかを聞く設問を予定しています。御指摘のように、助成がなくても残った世帯が多い状況なら、事業効果を得られなかったとの判断になると思います。
おぎのけんじ議員
「助成がなくても残っていた」という回答が何割を超えたら、失敗と判断して事業をやめますか。
都市整備政策部長
利用状況や反響も含む総合的な視点で継続可否を判断する必要があります。アンケートを含む実績を議会へ報告して意見をいただきながら、適切に判断します。
おぎのけんじ議員
想定する400件は上限で、到達すれば打ち切りますか。申請が相次いだ場合は補正予算を組みますか。その時点で「助成がなくても残った」との回答が一定割合を超えていれば、補正せず直ちにやめるべきではありませんか。
都市整備政策部長
補正予算対応の有無は、予算状況やアンケート結果による効果確認を踏まえ、関係部署と協議して適宜適切に判断します。
おぎのけんじ議員
議決前に「好評につき拡大」と広報したマンション防災のように、議会から多くの疑義が出ている事業へ安易に予算を追加しないでください。「3年前から検討した」と強調する一方、3年前に掲げた待たない窓口は進んでいません。今の状況で投入すべき政策か、行政として責任を持って判断してください。

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

多摩川河川敷の通路を整備できますか

おぎのけんじ議員が「多摩川河川敷の通路を整備できますか」について質問しました。

おぎのけんじ議員
等々力大橋の完成を機に、二子玉川駅南から大田区境までの未整備の自転車通路と、多摩堤通りの歩道や斜路を整備するよう求めてきました。区長は早く工程表を示すため検討を始めると答えましたが、令和8年度予算に特別な措置はありません。庁内で何を検討し、どのように進めますか。
公園整備利活用推進課長
国の堤防と河川敷、東京都の等々力大橋、多摩堤通り、「たまリバー50キロ」などの状況と課題を改めて集め、関係部署で協議しました。令和8年度は、二子玉川公園付近から大田区境までの未舗装通路と、堤防の内外を行き来する階段や斜路の整備方法を検討する予定です。 令和8年3月中に副区長を座長とする組織横断のプロジェクトチームを立ち上げます。国、東京都と協議し、整備の方向、区の役割、実現可能な対策を検討します。
おぎのけんじ議員
プロジェクトチームでようやく一歩目ですが、等々力大橋は令和12年度に完成予定で、時間の目安があります。目標像と日程を定め、座長として複数領域をまとめて進める本気度を伺います。
副区長
多くの課題を一つずつ整理し、具体的に検討します。座長として領域をまたぐ体制をまとめ、整備の方向と区の役割について方針を定めます。関係機関と緊密に連携し、長年の課題を着実に進めます。
おぎのけんじ議員
大きな視点で着実に進めてください。令和9年度には、調査か工事など何らかの予算が計上されることを望みます。

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

二子玉川公園をもっと楽しめますか

おぎのけんじ議員が「二子玉川公園をもっと楽しめますか」について質問しました。

おぎのけんじ議員
国内外では、公園をにぎわいや経済活動にも生かし、夜の映画上映、芝生で使うござの貸出し、マルシェなどで空間と時間の価値を引き出す例があります。開園13年の二子玉川公園でも、ナイトシネマ、使われていないステージと芝生、水辺のライトアップ、マルシェ、敷物の貸出しなど、どれか一つでも令和8年度から始められませんか。
公園緑地課長
例えばキャンプ用の椅子など、利用者サービスにつながる物品の貸出しについて、運用方法と需要の検証を含めて試行できるよう、ビジターセンターの運営事業者と協議します。
おぎのけんじ議員
公園の魅力が高まるよう進めてください。

2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

定住応援事業を成果で見直せますか

阿久津皇議員が「定住応援事業を成果で見直せますか」について質問しました。

阿久津皇議員
「ずっと、世田谷。」は目標、効果、測り方が不明確で、アンケートだけで定量的な検証になるのか疑問です。区は高さ制限や最低敷地面積で住環境を守る一方、住宅供給数を抑え価格を上げる選択もしてきました。2026年度の結果次第で、事業の継続自体を含めて見直しますか。
区長
利用者の定住性など定量的な目標値を定め、住宅取得判断への影響など定性的な要素も把握します。申込件数、年齢、事情もアンケートなどで分析します。5年間の社会情勢や住宅市場を踏まえ、定住や地域活力への寄与を毎年確認し、継続可否や制度見直しを適宜適切に判断します。
阿久津皇議員
継続可否を判断するとの答弁は守ってください。40万円の支援で5年間、町会、避難所運営、消防団などに参加してもらえるなら、年8万円、月約7,000円で地域の担い手を得られ、必ずしも高くありません。受給者の地域活動参加をどう確保しますか。
都市整備政策部長
申請時に、地域活動への参加や関わり方を確認し、広報でも事前に知らせます。交付決定時には町会など身近な団体や活動を案内して参加を働きかけます。事業期間の中間時などにアンケートを行い、参加した人の割合と活動内容を把握して実効性を確保します。
阿久津皇議員
何を地域活動とするかはまだ不明確で、アンケート回答の信頼性にも課題があります。追跡調査を行い、地域活動への参加状況も事業の成果指標として確実に見てください。

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2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

恵泉通りの代執行はどう進みますか

阿久津皇議員が「恵泉通りの代執行はどう進みますか」について質問しました。

阿久津皇議員
来年度、恵泉通りの開通に向けた行政代執行の費用が予算化され、区長の決断だと受け止めています。区が東京都へ代執行を請求した後、どのような手続が行われ、どれくらいの期間がかかりますか。
道路・交通計画部長
区は、自主的な移転による土地の明渡しが何より大切だと考えています。仮に代執行を請求した場合、代執行庁である東京都は、まず相当な移転期限を定めます。期限までに移転されなければ、代執行を行う旨を文書で戒告し、自主的な移転を促します。それでも明渡しが行われなければ、実施時期、執行責任者の氏名、費用の概算額を記した代執行令書で通知し、最終的に代執行を実施します。都が調整や手続を進めるため、現時点で区から日程を答えることは困難です。同じように人が住んでいる建物を対象とした他自治体の例では、請求から実施までおおむね1年かかったと認識しています。
阿久津皇議員
請求後は勧告、戒告、令書へと手続を進め、本人が退去しなければ最終的に代執行となるとのことです。速やかに手続を進めてください。代執行にかかる費用はどのように扱いますか。
道路・交通計画部長
行政代執行法に基づき、工作物の解体・撤去工事など、実際にかかった費用を代執行庁が移転義務者から徴収します。代執行庁が費用額と納期限を文書で通知し、支払われない場合は国税滞納処分と同じ方法で徴収できます。区は東京都との情報交換や、他自治体における代執行庁と道路事業の施工者との役割分担を参考に、実施する場合に必要な約6200万円を来年度予算案へ計上しました。引き続き都と情報交換し、課題を整理します。
阿久津皇議員
約6200万円を計上しても、実際にかかった費用は現在住んでいる方が負担するとのことです。その点も含め、自主的な明渡しをよく考えてもらう必要があります。長年、区民の安全や利便性が損なわれ、地域が物理的にも心理的にも分断されています。これを解消し、最後まで事業を進める区長の決意を聞かせてください。
区長
令和10年3月末の事業完成を目指しており、日程を考えると令和9年3月末までに対象地を更地にする必要があります。当事者や親族との直接の話合いを続け、問題意識もくみ取りながら交渉を詰めています。交通・防災機能、安全な道路空間、周辺の住環境や景観、町並み、地域のつながりも最大限考えます。代執行という最後の手段に至らないよう、可能な限り自主的な明渡しを求めます。今回の予算計上は、話合いによる解決を目指す一方で早期解決へ動く時期だという意味であり、代執行を決めたものではありません。仮に請求した後も話合いは可能です。一日も早い解決と事業完成を目指します。
阿久津皇議員
令和10年3月末の完成には令和9年3月末までの更地化が必要で、手続に約1年かかるなら時間がありません。今年度中か年度明け早々には代執行の手続に入り、期限を区切る必要があります。話合いは実際の代執行まで続けられるため、最後まで本人との交渉も進めるよう求めます。

2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

定住応援事業を撤回しますか

田中優子議員が「定住応援事業を撤回しますか」について質問しました。

田中優子議員
「ずっと、世田谷。」の定住応援は、子育て世帯が区内で住宅を取得すると現金30万円とせたPay10万円分、計40万円を支給する事業です。23区の新築戸建て平均が8500万円を超える中、40万円が購入や区内定住の決め手になるとは思えません。保育園不足と待機児童があるのに子育て世帯へ定住を求める点も矛盾しています。 会派は令和7年11月の代表質問から反対し、他会派からも問題が指摘されています。それでも区長は、この事業を令和8年度予算の特徴的な施策として本気で妥当だと考えていますか。
区長
住宅購入額に対して40万円が購入の決め手になるとは考えていません。ただ、子育て世代の流出を放置せず、住宅政策全体で支える区の姿勢を示すことが重要だと考えています。
田中優子議員
定住応援だけで年1億6000万円、5年間なら8億円です。購入判断を変えない人へ多額の税金を配ることになります。議会の厳しい意見を受け、4月からの実施を撤回し、制度を根本から考え直しませんか。
区長
効果がないとは述べていません。住宅購入全体に対する決定打ではないという意味です。近居・同居支援は補正予算で拡大するほど反響があり、住宅購入を含む例もあったため、一つのきっかけになったと考えます。 待機児童問題を総力で解決しながら、子育て世代の流出と不動産価格の高騰に対応し、この世代の定住を歓迎する意思を示します。
田中優子議員
私は、効果が不明な事業へ5年間で8億円と職員の労力を投じるのは税金の無駄遣いで、区長の発信を優先した施策だと考えます。事業費を除く予算の組替え動議も提出されています。実施を速やかに撤回してください。

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