具体的な内容
区は、悩みを抱えた人を地域で支え、命を守るため、2027年度から5年間の新しい自殺対策計画を作ります。今は、計画の大きな組み立てを示す骨子案の段階です。
どんな計画を作るの?
今の基本方針が2027年3月で終わるため、区民へのアンケートや専門家との話し合いをもとに作り直します。子ども・若者と、働く世代への支援を特に大切にします。
いま、どんなことが分かったの?
2024年度に区内で自殺により亡くなった人は125人で、近年は100人台から120人台で推移しています。アンケートでは、悩みを相談する相手がいない人や、相談しない人もいることが分かりました。
どんな支援を進めるの?
年齢や悩みに合った相談、居場所、正しい知識を広める取組などを進めます。SNSを使って相談につなぐ方法や、性的マイノリティーの子ども・若者へ届く支援も、これから話し合います。計画は2027年3月の完成を目指します。
重要な論点
みんなへの支援と、特に心配な人への支援をどう両立するの?
区民全体が相談しやすくなる取組は、多くの人を支える土台になります。一方で、調査では子ども・若者や働く世代などに重点を置く必要も示されました。広く使える支援と、より強く支援が必要な人に届く取組をどう組み合わせるかが論点です。
数字で確かめることと、一人ひとりを大切にすることをどう両立するの?
区は、自殺死亡率を減らすことを計画の目標にします。数字があれば取組の変化を確かめやすい一方、議会では、ゼロを目指す姿勢を示すことや、遺族などへの配慮も必要だと話し合われました。測れる目標と大切にする理念をどう伝えるかが問われます。
早く気づくための情報活用と、個人情報を守ることをどう両立するの?
区の窓口などで変化に気づければ、支援につながる可能性があります。一方で、亡くなった人と行政との関わりを調べるには、個人情報を扱うことになります。支援の手がかりを得ることと、情報を慎重に扱うことの両方が必要です。
議員、会派の意見
おのみずき議員1 / 4よくある質問
計画はいつからいつまでなの?
2027年度から2031年度までの5年間です。今の基本方針が2027年3月で終わるため、その後の取組をまとめます。
だれへの支援を大切にするの?
すべての区民が対象です。その中でも、子ども・若者と働く世代への支援を、計画全体に関わる大切な取組として進めます。
計画はいつ決まるの?
区は2026年9月に素案、2027年2月に案を示し、2027年3月の策定を目指しています。具体的な事業は、議会や自殺対策協議会の意見も聞いて加えます。