具体的な内容
区は、大きな災害で亡くなった人と家族に、職員が落ち着いて対応できるよう、職員向けのマニュアルをつくっています。
何をするマニュアル?
行方不明者や遺体を見つけたときから、運ぶ、安置する、家族に引き渡す、火葬するまでの流れをまとめます。仕事の担当も分かるようにします。
どこで、誰が対応する?
災害時には、遺体対応調整本部を置きます。地域ごとに少なくとも一つの遺体収容所を開き、区の部署、警察、葬祭事業者などが協力します。
これから何をする?
家族への接し方や、外国人の遺体への対応、職員の心のケアも整理します。来年度から、職員が災害時に動くマニュアルへ反映する予定です。
重要な論点
家族の気持ちと遺体の尊厳を守れる?
大切な人を亡くした家族に、職員が落ち着いて丁寧に接するための研修や訓練が必要です。
家族の形が違っても迷わず対応できる?
事実婚や同性パートナーなど、法律上の関係が一つではない家族への対応を、現場で迷わないようにすることが大切です。
外国人の家族にも対応できる?
国や宗教によって希望が違うことがあります。領事館と連携しながら、文化や宗教に配慮する準備が必要です。
議員、会派の意見
上川あや議員
事実婚や同性パートナーを、遺体を引き渡す家族としてどう扱うのかを質問しました。区は、同居人や知人も含む関係法規を踏まえ、同性パートナーかどうかにかかわらず、できるだけ引き渡すことを前提に職員へ徹底すると答えました。
若林りさ議員
マニュアルを読むだけで、動揺する災害現場で遺族に寄り添えるのか、訓練や研修をするのかを質問しました。区は、これまでも遺体収容所の開設訓練を行っており、今後は関係する職員がマニュアルを使えるよう訓練で理解を深めると答えました。また、外国人への対応は領事館と連携すると説明しました。
よくある質問
マニュアルは何のためですか?
災害時に、遺体の発見から搬送、安置、家族への引渡し、火葬までを、職員が適切に行うためです。
同性パートナーや事実婚の家族にも引き渡せますか?
区は、関係法規にある同居人や知人などの考え方も踏まえ、個別に確認しながら、できるだけ引き渡すことを前提に整理すると答えました。
外国人の場合はどうしますか?
国籍や宗教によって対応が変わるため、領事館としっかり連携する方針です。