具体的な内容
区は、十五歳から二十九歳までの若者が気候変動について話し合った会議の結果を報告しました。三つのポイントで整理します。
どんな会議だった?
二〇五〇年の脱炭素に向け、若者が気候変動を自分のこととして考え、区や社会への提案をつくりました。三回の会議に参加した人は、二十八人、二十一人、十五人でした。
若者は何を提案した?
給水スポットを増やすこと、環境活動をまとめて見られるサイト、太陽光パネルや断熱への補助、せたPayと連動したエコPayなどを提案しました。
区はどう生かす?
区は、住宅の環境性能を高める支援や公共施設への給水スポットの拡大を検討します。若者や企業が交流する場、環境情報を伝えるサイトや動画も活用します。
重要な論点
参加しやすい会議にできる?
参加者が回を重ねるごとに減りました。学校の予定や会議の内容を見直し、続けて参加しやすくする方法を考える必要があります。
提言を実際の政策につなげられる?
提言をつくるだけで終わらせず、どの提案がいつ実現したのかを若者に知らせられるかが大切です。
若者に届く知らせ方を作れる?
動画だけでなく、学校教育や体験型の授業ともつなげて、同じ世代に伝わる方法を考える必要があります。
議員、会派の意見
桃野芳文議員
桃野芳文議員は、参加者が初回の二十八人から最終回の十五人に減った理由を質問しました。区は、大学の試験時期と重なったことや、内容が期待と合わなかった参加者もいたことを説明しました。桃野議員は、会議を開くこと自体が目的にならないよう、提言の内容と周知の効果を検証し、学校教育ともつなげてほしいと述べました。
ひうち優子議員
ひうち優子議員は、若者の提言が区のどの施策に反映されたのかを、参加者や同世代の人に伝えるべきだと質問しました。区は、参加者に反映状況を知らせるほか、若者の声で実現したことが伝わる広報を考えると答えました。
平塚けいじ議員
平塚けいじ議員は、若者の提案にあった給水スポットを、できるだけ早く区の施設に設置し、提言が実現したと示すことが大切だと述べました。区は、総合支所への設置を進め、民間の給水スポットの情報も伝えると答えました。平塚議員は、夏までの設置や、給水ポットなども含めたスピード感のある対応を求めました。
関口江利子議員
関口江利子議員は、参加者が減ったことを踏まえ、次回を行うなら若者が求める内容や時期を分析し、参加率が落ちないようにすべきだと述べました。また、学校で学んだことが実際の施設で実現するよう、本庁舎などの給水器を増やし、若者の声が形になったことを見せてほしいと要望しました。
桜井純子議員
桜井純子議員は、今回参加した若者を次の会議の中心や進行役にして、取組を一回で終わらせないことが大切だと述べました。若者の区政参加の権利を環境政策の中でも大事にし、継続して一緒に政策をつくる姿勢を示してほしいと求めました。区は、次回開催は未定ですが、参加者と意見交換を続ける方法を検討すると答えました。
よくある質問
参加者は何人だった?
三回の会議で、参加者は二十八人、二十一人、十五人でした。募集は十五歳から二十九歳までを対象に、約五十人を想定していました。
提言はいつ公表される?
参加者と調整して提言書をまとめ、二〇二六年三月末頃に公表する予定です。
次の会議は予定されている?
報告時点で、同じ形の次回会議は予定されていません。区は参加者の意見を聞きながら、別の参加方法を検討します。