具体的な内容
世田谷区は、家庭で使い終わった食用油をもっと集め、飛行機の燃料などに再利用する取組を始めます。油を捨てずに資源として生かし、二酸化炭素を減らすことを目指します。
使った油が飛行機の燃料になるの?
区は2026年4月から「Fry to Fly Project」に参加します。集めた油は、飛行機に使う新しい燃料の材料になります。この燃料は、これまでの航空燃料より二酸化炭素の排出を約80%減らせるとされています。
油はどれくらい集まっているの?
区は27か所で家庭の油を集め、2024年度には約5トンを回収しました。しかし、家庭で油を資源回収に出す人は3.2%にとどまっています。区はホームページやごみ分別アプリ、小学校の学習冊子などで知らせます。
集めた油はどう運ばれるの?
区は集めた油をすべて燃料づくりを行う会社へ売り、年間約18万円を受け取る予定です。これまでどおり区内の協同組合が回収と保管を行い、その後は売却先の会社が取りに来ます。
重要な論点
持って行きやすさと集める人の負担をどう両立するの?
回収場所や回収日が増えると、家庭は油を出しやすくなります。一方、油の回収や保管を地域の人だけで続けることには負担があります。利用しやすさと続けやすい運営をどう両立するかが問われます。
区と地域やお店はどう力を合わせるの?
区は27か所で回収していますが、信用金庫やお店が自分たちで集める例もあります。それぞれの取組を生かしながら、役割や情報をどうつなぐかを考える必要があります。
家庭とお店にどう呼びかけていくの?
家庭の油は資源回収に出す人が3.2%ですが、お店など事業者の油は約9割が再利用されています。家庭への分かりやすい案内と、油を多く使う事業者への働きかけを、どう組み合わせるかが論点です。
議員、会派の意見
青空こうじ議員1 / 4よくある質問
家庭の油はいつ、どこで出せるの?
区内27か所の回収拠点で、第2・第4土曜日の午前10時から正午まで回収しています。
集めた油は何に使われるの?
2026年4月から、集めた油は飛行機の燃料の材料として再利用されます。区は燃料づくりを行う会社へすべて売却する予定です。
リサイクル協同組合の仕事はなくなるの?
なくなりません。これまでどおり油の回収と保管を行います。保管場所から売却先までの運び方だけが変わります。