みらい議会@世田谷区
社会福祉法人世田谷区社会福祉協議会における令和八年度事業について

まちの福祉、今年どう変わる?

報告事項委員会で報告
@令和8年4月 福祉保健常任委員会

社協は、暮らしの相談や終活、食の支援を広げます。議員からは支援の人数や財政について質問が出ました。

福祉🤝高齢者福祉障がい者福祉生活保護

社会福祉法人世田谷区社会福祉協議会における令和八年度事業について

この案件は現在、複数有識者によるレビュー中です。今後内容が変更されることがあります。

👉 審議のステータス

2026-04-22 福祉保健常任委員会で報告済
提出
委員会
議会
完了

具体的な内容

世田谷区社会福祉協議会は、地域で暮らす人の困り事を支える団体です。令和8年度に行う相談、生活支援、終活支援などが報告されました。

地域でどんな支援をするの?

区内28地区で、相談や地域のつながりづくりを進めます。子ども食堂、食べ物の支援、家事や外出の手助け、子育ての助け合い、生活に困った人やひきこもりの人への相談なども行います。

終活の支援はどう広がるの?

成城の本部に終活支援センターを開き、老後の相談、講座、無料のエンディングノート配布を行います。身寄りのない高齢者の入院や亡くなった後の手続きを支える事業は、7月1日の開始に向けて準備しています。

事業のお金はどうなっているの?

事業による収入は約17億4,600万円、支出は約17億5,700万円で、差は約1,070万円の赤字です。積立金も使いながら、事業の見直しや職員の育成を進めます。

重要な論点

必要な支援と続けられるお金をどう両立するの?

社協は、高齢者、障害者、子育て家庭、生活に困る人などを幅広く支えています。一方で、事業の収支には赤字があり、積立金も使います。必要な支援を守りながら、どの事業をどのくらい続けるかを考える必要があります。

今すぐの助けと長く続く支援をどう組み合わせるの?

すぐに食べ物が必要な人が増える一方、相談後に継続した支援計画まで進む人は一部です。目の前の困り事をすぐ支えることと、その後の生活を一緒に立て直すことの両方が大切です。

公平さと役立つ情報をどう両立するの?

終活の相談では、区の仕事として特定の民間会社だけを勧めることは難しいと説明されました。一方で、相談する人には会社を選ぶための具体的な情報も必要です。公平さを守りながら、どこまで分かりやすく伝えるかが課題です。

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議員、会派の意見

佐藤正幸議員1 / 5
佐藤正幸議員
生活保護を受ける世帯はどれくらいあり、そのうち家計改善を支援する20件はどのような人ですか。また、買物や移動が難しい地域を走るコミュニティバスは、どのように運行していますか。
生活福祉課長
生活保護を受ける世帯は、毎月およそ9,000世帯から1万世帯未満で推移しています。
自立生活支援課長
20件は、福祉事務所のケースワーカーから依頼を受け、生活保護を受ける人に家計改善を支援する件数です。生活保護を受けていない人への家計相談とは別に数えています。
事務局次長
市民グループのおでかけサポーターズが、車1台で玉川総合支所から二子玉川までを月2回運行しています。1日に行きと帰りをそれぞれ3便走らせ、利用者数に合わせて調整しています。
佐藤正幸議員
家計改善の支援が必要な人はもっと多いのではありませんか。支援を増やす考えを確認したいです。バスについても、ほかの移動が難しい地域や区の交通施策へ広げる考えはありますか。
自立生活支援課長
ぷらっとホーム世田谷には年に約1,200人から1,300人が相談し、支援計画を作る人は約半数です。相談した人が継続した支援につながる割合を高めることは、運営上の課題だと考えています。
事務局次長
移動支援に関わってきた人たちと社協が、移動や買物が難しい地域を調べ、今の場所で試しに始めました。区の公共交通整備や地域の声を見ながら、ほかの地域への取組を研究します。
阿久津皇議員
事業の収支が赤字で、積立金を取り崩して運営しているように見えます。財政の状態や、使える資産がどれくらいあるのか教えてください。
総務課長
事業の赤字は積立金で補います。以前の財政健全化で職員給与などを見直した後は、比較的安定して運営しています。令和7年度末の6つの基金は、合わせて約10億円です。
阿久津皇議員
令和8年度は、積立金を取り崩す額が積み立てる額より約6,000万円多く見えます。積立金はこれまでどのように増減していますか。
総務課長
令和8年度末の積立金は約9億3,200万円を見込んでいます。ここ数年は、おおむね同じ水準で推移しています。
阿久津皇議員
幅広い支援を続けるためにも、事業の必要性や内容を見直し、財政を健全に保ってください。また、福祉喫茶で働く障害者が少ないようですが、今の取組はどうなっていますか。
地域福祉課長
福祉喫茶は3店舗あり、これまで約60人が働き、30人以上が一般企業へ就職しました。直接一般就労へ進む人が増えたため利用者は減っています。令和8年度から、松沢病院などと連携し、働く前に準備が必要な人の実習も始めます。
阿久津皇議員
働き方の制度の間に支援を必要とする人がいるなら、その人たちを支えられる仕組みにしてください。
川上こういち議員
高齢者の居場所である「なごみの広場ちとふな」は、講座に参加せず過ごす人も含め、どれくらい利用していますか。
事務局次長
事業は年60回開き、1回におよそ10人から20人が参加します。スマートフォン講座やマッサージが人気で、満員になることもあります。
川上こういち議員
催しがない日に、会場でゆっくり過ごす人の数は分かりますか。
事務局次長
会場は千歳温水プールの有料の休憩場所でもあるため、事業に参加しない人の数は把握していません。ただし、職員が日ごろの困り事に気づき、支援へつないだ例があります。
川上こういち議員
終活支援で配るエンディングノートは無料ですか。
権利擁護支援課長
区の決めた内容に基づき、無料で配ります。
福田たえ美議員
終活支援センターは会派として求めてきた事業です。資料では新しい事業だと分かる表示をしてください。無料のエンディングノートは、成城だけでなく、区内28地区の身近な場所でも受け取れるようにできませんか。
権利擁護支援課長
社協の5つの地域事務所で配ることは決まっています。あんしんすこやかセンターなど、ほかの関係機関にも置けるよう区と調整しています。
福田たえ美議員
高齢者の終身サポート事業は、7月1日に予定どおり始められますか。職員の配置や研修の準備も教えてください。
権利擁護支援課長
7月1日の開始に向けて準備しています。案内や管理システムを作り、相続や遺言を学ぶ弁護士研修や、終活相談の資格取得も進めています。
福田たえ美議員
民間の終身サポート会社を紹介することもあると思います。利用者が会社を選ぶための情報を、どのように集めて伝えますか。
権利擁護支援課長
区の委託事業なので、特定の会社だけを勧めるのは難しいです。国のガイドラインにある確認点を伝え、相談者が比べられるようにします。会社の一覧を作れるかも検討します。
福田たえ美議員
ファミリー・サポート・センターは、利用者の負担を軽くし、援助する人への謝礼を増やす予定です。援助会員が少なく、利用者との組合せが難しい状況は改善していますか。
地域福祉課長
謝礼を増やすのは10月からなので、援助会員はまだ増えていません。区の掲示板のほか、民間のコーヒー店のレシート、信用金庫、スーパーでも募集を知らせています。
おのみずき議員
終活支援センターには、どのような経験や資格を持つ人を何人置く予定ですか。
権利擁護支援課長
6人を配置します。内訳は係長1人、常勤2人、非常勤3人です。成年後見の経験がある職員や、社会福祉士として相談を担当してきた職員で、全員に共通して必要な資格はありません。
おのみずき議員
任意後見の新しい契約を原則止めています。契約できない希望者を、どのように支えていますか。
権利擁護支援課長
新規契約は昨年秋ごろから止めていますが、空きの時期が分からないことを説明した上で申込みは受けています。その条件で5人を超える申込みがありました。希望に応じて、弁護士、司法書士、社会福祉士の団体にもつなぎます。
おのみずき議員
緊急の食支援は、前年度計画の70件から令和8年度は250件へ大きく増えています。なぜですか。
自立生活支援課長
相談に来た時点で食べ物がない人が増えています。個人や企業からの食品寄附も増え、すぐに食料を渡せる体制が整ったため、窓口での緊急支援を強めます。
おのみずき議員
緊急の食支援に力を入れてください。外国人交流促進・孤立予防事業は、なぜ始め、令和8年度は何を行いますか。
自立生活支援課長
令和7年度にクロッシングせたがやと月1回試行し、5人から20人ほどが参加しました。日本語を使った文化交流、料理、防災講座などを行い、継続を望む声があったため令和8年度から本格実施します。
おのみずき議員
事業の周知や運営で、地域住民やほかの民間団体とどのように連携しますか。
自立生活支援課長
ぷらっとホーム世田谷の職員を中心に、クロッシングせたがやと地域ボランティアが運営します。参加者が20人ほどで部屋がいっぱいになるため、全区的な広報は受入れ人数を見ながら検討します。生活上の困り事があれば、行政サービスへつなぎます。
おのみずき議員
広報や連携の方法を検討してください。外国人向けの事業だけでなく、高齢者、障害者、子育て家庭、生活に困る人への既存事業でも、外国籍の人を支えられる設計を進めてください。

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よくある質問

社会福祉協議会は何を支えるの?

地域の相談、食べ物や家事の支援、子育ての助け合い、障害者の仕事、生活に困る人やひきこもりの人への相談などを行います。区内28地区で、区の施設や地域の人たちと協力します。

終活について何を相談できるの?

老後の不安、相続や遺言などを相談できます。無料のエンディングノートも配ります。身寄りのない高齢者の入院や亡くなった後の手続きを支える事業は、7月1日の開始に向けて準備中です。

急いで食べ物が必要な人への支援は?

相談に来たとき、すぐ食べ物が必要な人へ備蓄の食品を渡します。必要とする人と食品の寄附が増えたため、令和8年度は250件を計画しています。

議会での結果

報告事項委員会で報告
扱い
採決対象ではありません
状況
委員会で報告済み
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