いじめの調査、何を公表する?
区はいじめの重大事態を調べ、公表の決まりを定めました。議員から、個人情報と教訓をどう両立するか意見が出ました。
いじめの重大事態の調査における調査結果及び公表指針について
この案件は現在、複数有識者によるレビュー中です。今後内容が変更されることがあります。
👉 審議のステータス
具体的な内容
区は、子どもへのいじめを調べた結果と、調査内容を公表するときの決まりを報告しました。調査では、いじめが心と体に大きな被害を与えたと認められました。
どんないじめがあったの?
2022年5月ごろから2024年4月ごろまで、学校やサッカーチームで、同級生からたたかれたり体当たりされたりする行為が続きました。子どもはPTSDという心と体に症状が出る状態になり、区外の学校へ転校しました。
学校の対応にどんな課題があったの?
学校は早い時期にいじめとして正しくとらえず、担任だけで対応していました。先生どうしの情報共有や記録も足りませんでした。再発を防ぐため、複数の先生で対応し、定期的に会議を開き、記録を残すことが示されました。
調査結果はどう公表するの?
調査結果は原則として、概要を区のホームページに6か月間載せます。子どもが特定される情報や、本人・保護者が公表を望まない部分などは公表を控えます。子どもの権利を傷つけるおそれが出た場合は、期間中でも見直します。
重要な論点
学びに生かすことと子どもの権利をどう両立するの?
調査結果を公表すると、いじめを防ぐための教訓を学校や社会で共有できます。一方、くわしい情報によって子どもの生活や心が傷つくおそれもあります。何を伝え、何を守るかを一件ずつ考える必要があります。
家庭へのお知らせをどこまで広げるの?
区は学校には校長会や研修で伝えますが、家庭にはホームページ以外の特別なお知らせをまだ決めていません。家庭で学べるよう広く伝えることと、子どもへの影響に配慮することをどう両立するかが論点です。
学校の外の人たちとどう連携するの?
今回のいじめは学校の外のサッカーチームでも起きました。子どもの安全を広く守るには地域との連携が必要ですが、教育委員会が関われる範囲には限りがあります。学校外の団体とどこまで役割を分け合うかが論点です。
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よくある質問
調査では何が分かったの?
同級生による一連の行為はいじめであり、子どもの心と体に大きな被害を与えた重大事態だと認定されました。いじめとPTSD、転校との間にもつながりがあると判断されました。
再発を防ぐために何をするの?
子どもが苦痛を感じているかを基準にいじめを見つけ、先生たちが組織で対応します。定期的な会議、情報共有、記録のルールづくりなども進めます。
公表しない情報もあるの?
あります。個人が分かる情報、本人や保護者が望まない部分、秘密にする必要が高い情報などは公表を控えます。公表する範囲は子どもの心や生活への影響も考えて判断します。
議会での結果
- 扱い
- 採決対象ではありません
- 状況
- 委員会で報告済み
- 報告先
- 文教常任委員会
補足資料
この案件を確認するときに参考になる公式資料・出典です。

