みらい議会@世田谷区
区内認証保育所における補助金の不正受給について

保育園の補助金、職員に届いた?

報告事項委員会で報告
@令和8年4月 子ども・若者施策推進特別委員会

区は賃金に使われなかった補助金を調査しています。議員からは、職員への支給と保育の継続をどう守るか問われました。

子育て👶保育所

区内認証保育所における補助金の不正受給について

この案件は現在、複数有識者によるレビュー中です。今後内容が変更されることがあります。

👉 審議のステータス

2026-04-24 子ども・若者施策推進特別委員会で報告済
提出
委員会
議会
完了

具体的な内容

区内の認証保育所が、職員の給料を増やすための補助金を職員に渡していませんでした。区は書類の改ざんを確認し、過去の分も調べています。

何が改ざんされたの?

ねいろ保育園は、職員に払った金額を示す書類を実際と違う内容に変えていました。令和6・7年度の補助金約360万円のうち、今のところ37万2,000円が職員に渡っていなかったと分かっています。

どこまで調べているの?

区は2月の通報を受けて園を調べ、職員や元職員から話を聞きました。保存されている令和2年度分まで調査中です。同じ補助金を受けるほかの認証保育所では、不正は確認されませんでした。

職員にお金は届くの?

区は、申請した金額を職員へ払うよう園の設置者に求めます。退職して連絡できない人の分などは区へ返し、年10.95%の追加のお金も支払わせます。職員には制度を説明し、不支給を相談できる窓口も用意します。

重要な論点

職員へのお金と、保育園を続けることをどう両立するの?

補助金は職員の給料をよくするためのお金です。一方、園の仕事や補助金を止めると、通う子どもや保護者にも影響します。職員と公のお金を守りながら、子どもの保育をどう続けるかを考える必要があります。

調査と通報をどう組み合わせるの?

今回の不正は、職員からの通報で分かりました。前もって知らせる調査だけでは、書類を隠されるかもしれないという意見も出ました。区を信頼して知らせられる環境と、現地での調査をどう組み合わせるかが大切です。

区は保育園の経営をどこまで助けるの?

区は運営費を毎年見直し、経営相談も案内できると説明しています。一方、保育への思いだけでなく、経営やお金を管理する力も必要です。園の考えを大切にしながら、区や専門家がどこまで支えるかを考える必要があります。

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議員、会派の意見

田中優子議員1 / 5
田中優子議員
不正が2件続きました。お金を返せば、ほかの処分を受けずに園を続けられるのですか。保育を止めると子どもにも困るため、どんな対応を考えていますか。
保育認定・調整課長
返還と追加のお金だけでなく、行政処分、公表による影響、刑事手続の可能性もあります。園の仕事や補助金を止めると子どもや保護者にも影響するため、わざとか、繰り返していたかなどを調べて慎重に考えます。
田中優子議員
今の園では、保護者や職員の信頼がなくなり、人手不足や子どもへの影響が出ていませんか。
保育認定・調整課長
近年、保護者から運営への苦情はありません。設置者は保育士資格を持たず、保育士と保育方法を共有しにくい面がありますが、職員の働き方には柔軟に配慮し、関係は良いと聞いています。
田中優子議員
今回の説明後も園は変わらず、子どもへの悪い影響はないと考えてよいですか。
保育認定・調整課長
設置者は前日に職員と保護者へ説明しました。詳しい内容までは分かりませんが、大きな反応はなかったと報告されています。
田中優子議員
受け取るべきお金が職員に届かなかったため、職員と設置者の信頼関係が心配です。退職などの影響はありませんか。
保育認定・調整課長
職員が一斉に辞めることはなく、大きな影響はなかったと聞いています。これからも職員の意見を聞きながら対応します。
そのべせいや議員
個人で認証保育所を運営することが難しく、職員のお金を運営に使った背景はありませんか。物価高に合わせ、運営費の補助を見直す必要はありませんか。
保育認定・調整課長
運営費は子ども一人ごとの金額で払い、給料の改定などに合わせて毎年見直しているため、物価高にも対応できていると考えています。個人事業主は産業プラザで経営や資金の相談ができます。
そのべせいや議員
わざとの不正なら、前もって知らせる調査では隠されるかもしれません。不正を知らせた人へお金を渡すなど、通報しやすい仕組みはつくれませんか。
子ども・若者部長
職員が区を信頼して知らせられる関係が必要です。通報先を職員の見える場所へ示す方法も役立つと考えます。通報した人へお金を渡すことは難しいものの、知らせやすい仕組みは考えます。
そのべせいや議員
約200園を年20園ずつ見る方法だけでなく、少ない人手でも不正を防ぐ別の仕組みを考えてください。
中山みずほ議員
保育への思いと、経営やお金を管理する力は別です。2つの園だけの問題にせず、区が保育施設の経営を支えることはできませんか。
子ども・若者部長
難しい問題で、関係部署とも話していますが、今のところ具体策はありません。施設と信頼関係をつくり、困ったときに相談しやすくします。
中山みずほ議員
福祉に詳しい専門家が園の経営を調べ、相談を待つだけでなく区から関われる仕組みも考えてください。
おぎのけんじ議員
職員が不支給を相談する窓口はどんな仕組みですか。新しい予算も必要ですか。
保育認定・調整課長
まず職員へ補助制度の情報を伝えます。職員が雇い主と話し、それでも払われなければ区へ相談できます。今ある相談体制の中で受け付ける予定です。
おぎのけんじ議員
保育の補助金不正は世田谷区だけの問題ではありません。東京都や23区で情報を共有し、広く防ぐことはできませんか。
保育課長
今回の件と直前の認可保育園の件は東京都とも共有しています。ほかの区とも事例を共有できるよう、東京都と話し合います。
おぎのけんじ議員
ほかの区との情報交換を進め、何度も不正を行う事業者には名前の公表も含め、さらに対策してください。
岡本のぶ子議員
小さな福祉事業者は、難しい補助制度を申請できないことがあります。事業者が正しく申請できるか確かめる場と、職員が受け取れるお金を毎年知らせる仕組みを、福祉全体でつくれませんか。
副区長
福祉施設では事務の間違いや、使える制度を十分に申請できなかった例もあります。職員へのお知らせや事業所向け研修はありますが、一つずつの相談は十分ではありません。小さな事業所は事務の体制が弱いことも考え、対応を検討します。
岡本のぶ子議員
介護や障害福祉も含め、制度を利用できているか、正しく使われているかを、利用者と事業者の両方から確認できる仕組みをつくってください。

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よくある質問

どんな不正だったの?

職員に払った給料の書類を実際と違う金額に変え、補助金を職員に渡したように見せていました。令和6・7年度分で分かった金額は37万2,000円です。

職員にお金は払われるの?

区は、申請した金額を職員へ払うよう求めます。退職して連絡できない人の分などは区へ返し、追加のお金も支払わせます。過去の分はまだ調査中です。

職員はどこへ相談できるの?

区は補助制度を説明する紙を職員へ配り、不支給の相談を受け付けます。新しい組織ではなく、今ある相談体制で対応する予定です。

議会での結果

報告事項委員会で報告
扱い
採決対象ではありません
状況
委員会で報告済み
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