世田谷区議会議員
大庭正明
掲載案件での発言
令和八年度公金運用計画について
大庭正明議員 物価や建物の値段が上がると、同じ四百億円でも買える物が減ります。災害時に必要な物をどれだけ買えるかを考えて、基金の額を決める必要があるのではありませんか。 会計管理者 三百億円という目安は、税収が一年で百億円減る状態が三年続いても、区民サービスを守るためのものです。区は基金全体をまとめて運用し、必要なときに使えるお金を約七百六十六億円確保しています。 財政課長 財政調整基金は、予算の一割ほどを目安にしてきました。令和八年度の予算は四千三百億円を超えるため、基金を増やす必要もあると考えています。物価の上昇も考え、必要な額を見直します。 大庭正明議員 現金のまま持つと、物価の上昇で価値が減ります。災害に必要なお金は残し、それ以外は早めに施設などへ使う方が、区民のためになると考えます。 政策経営部長 使うお金と残すお金のバランスを考えます。建設する人の不足や、世界の出来事による材料への影響も見ながら、区民の暮らしを支える使い方を判断します。
令和七年度海外派遣研修の実施報告及び令和八年度の実施状況について
大庭正明議員 海外へ行った職員が学ぶだけでなく、区の仕事が変わることも必要です。今回の報告を受け、ソーシャルワーカーを増やす考えはありますか。 研修担当課長 この研修は、まず職員が調べて提案する力を育てるものです。提案がすぐに人の配置や仕事の変更を決めるわけではありません。ただし、過去には海外で学んだ考え方を条例や教育施設へ生かした例があります。 大庭正明議員 過去の例ではなく、今回の結果を人事や政策を決める人がどう受け止めたかを聞いています。複雑な問題に早く支援を届けるため、専門職を増やす必要があると考えていますか。 総務部長 どの分野に何人の専門職が必要かは、これから検討します。常勤職員として採用するか、必要な場所に専門知識のある人を置くか、人件費も含めて考えます。行政や医療機関、家族が本人の希望を共有する仕組みも必要です。 政策経営部長 区のケースワーカーには、医療の知識や医療関係者と協力する力が必要だと分かりました。そこで、福祉分野の研修の見直しを始めています。地域の活動へ区民をつなぐ方法も調べ、専門職の配置や人事の取組と一緒に進めます。
地域ファンづくりの場「ツクリテ」の実証実験を踏まえた本格実施について
大庭正明議員 梅まつりやマラソンの動画は、動画サイトでも見つけられます。約4万回の閲覧で、ツクリテをどこへ向かわせたいのか分かりにくいです。責任ある発言ができる話題別の掲示板や、外部の動画につながる仕組みなどを区独自で作ることはできないのでしょうか。 官民連携・行政手法改革担当課長 大きな目的は、イベントへ行く人から、運営を手伝う人や企画する人へ進む地域の担い手を増やすことです。掲示板などの機能を広げる可能性はありますが、区が独自にウェブサイトを持つと大きな費用がかかります。提案された機能も含め、参加する人を広げる方法を検討します。 大庭正明議員 世田谷線や猫、まちの景色など、好きな話題ごとに人が集まれば、自然に話合いや活動が始まることがあります。関心がないことではなく、好きなことに夢中になれる人たちの集まりを生かさないと、地域の担い手は増えにくいと思います。 政策経営部長 コミュニティーには、近所の人とつながり、防災や地域への愛着につなげる形があります。仕事や趣味、ウェブ上の仲間とつながり、孤独を減らしたり生きがいにつなげたりする形もあります。ツクリテは主に近所や地域のつながりを目的としますが、意見も踏まえてさまざまなコミュニティーの強化を考えます。
新たな行政経営への移行実現プラン改定(案)について
大庭正明議員 「検討」という言葉が何年も続き、何をしているのか分かりません。問い合わせ窓口の統合に長い時間が必要な理由と、検討の中身を教えてください。 政策経営部長 短い期間で見直せることは、この4年間の計画には載せていません。代表電話とせたがやコールは、受付時間や役割、令和9年度ごろまでの契約期間が異なります。契約の時期に合わせて統合できるかを考え、区民が使いやすい方向へ進めます。 大庭正明議員 契約の事情があるなら、その理由や時期を計画に書いてください。「検討」だけでは、何年も何をしているのか区民や議員に伝わりません。分かりやすい表現に変えてください。 政策企画課長 表現が分かりにくいという指摘を受け止めます。次年度以降になる可能性もありますが、担当する部署と話し合い、修正点や各項目の書き方を工夫します。 大庭正明議員 進み具合がとても低い事業を計画から外していないか確認します。以前載っていた京王線沿道の土地取得が、今の実施計画にない理由も教えてください。 政策企画課長 京王線沿道の事業は、今の実施計画には入っていません。基本計画とつながる道路や公園などを選んでおり、個別事業は分野ごとの計画に位置付けている可能性があります。当時の選び方は確認できていません。 大庭正明議員 実施計画には主な事業しか載らず、区の仕事全体の進み具合が見えません。計画に載らない事業や、ほとんど動いていない事業も含め、全体をデータで示してください。 副区長 実施計画は、基本計画の実現に役立つ主な事業を選んだもので、全事業ではありません。区だけでは進めにくい事業が外れる場合もありますが、個別事業の進み具合は各常任委員会などで報告する必要があります。 大庭正明議員 ほかの事業者などが関わって進まない場合も、理由を書けば分かります。税金の使い道を確認するため、進んでいない事業も理由と一緒に示してください。 政策経営部長 区には90近い計画や方針があり、一つの場所で全てを説明するのは難しい面があります。毎年5月の主要施策の進み具合の報告などを使い、区全体の取組が分かるよう整理を進めます。
マイナンバーカード発行体制の強化等について
大庭正明議員 区の計画は、増やした予約枠がすべて使われる前提ではありませんか。予約した人が来なかったり、キャンセルしたりすれば、実際に渡せるカードは少なくなります。その場合も計算に入れていますか。 地域行政部長 前年度は、予約枠が余る時期もありました。一方、12月には予想を大きく超える約1万4,000件の申請があり、遅れにつながりました。2026年度は月約8,000件を見込んでいますが、申請がさらに増える可能性もあります。 地域行政部長 予想と違った場合は、今ある10の窓口やカードセンターの体制をさらに変えられないか検討します。平日と土日の混み方も見ながら対応し、予約が取れないという声を減らします。
議案第三十八号 世田谷区民健康村なかのビレジ外一施設改修工事(令和八年度)請負契約
大庭正明議員 熊が現れる地域に、地域に慣れていない子どもたちも行きます。電気を流す網など、施設の近くへ熊が来ないための設備工事を行う予定や、追加のお金が必要になる見通しはありますか。 経理課長 熊対策の設備工事は、今のところ予定されていません。利用する人への注意、熊スプレー、夜に自動ドアを手動へ変える対策を行っています。
世田谷区実施計画推進状況(案)について
大庭正明議員 頼めば達成率を順番にしたデータも出してもらえます。前回は変更後の目標が9月まで示されませんでしたが、今回は進み具合と一緒に示され、予算とも比べやすくなりました。前回はできず、今回はできた理由を聞きます。 政策企画課長 前回の2月は計画を作った最初の年が終わっておらず、実績の見込みと、目標を上げるか下げるかという方向だけを示しました。1年分の結果がそろった後、9月に変更後の目標を報告しました。今回は計画を作った年とは違う通常の報告時期なので、実績の見込みと残りの期間の変更を一緒に示しています。
世田谷区立スカイキャロット展望ロビーに関するサウンディング型市場調査の結果概要について
大庭正明議員 今のレストランが撤退するために、この調査を始めたのですか。 政策経営部副参事 撤退の申し出はありません。できてから約30年がたち、改修が必要になるため、これからの使い方を調べました。 大庭正明議員 撤退ではないなら、今のレストランをどうするのかをはっきりさせてください。 政策経営部副参事 今の形を続けるか、もっと多くの世代が使える形に変えるかを考えるため、会社から意見を聞きました。 大庭正明議員 今の契約はいつまでですか。今の会社には説明していますか。 政策経営部副参事 契約は令和10年3月までです。調査をすることは、今の会社へ前もって説明しています。 大庭正明議員 今の運営は赤字なのですか。 政策経営部副参事 人や材料にかかるお金が上がり、赤字になっています。前の年度は、区が税別約1500万円を支払いました。 大庭正明議員 ここは長い間、飲食の赤字が続いてきました。レストランを続ける前提にせず、仕事場にする案もふくめて一から考え、区民にも必要な使い方を聞くべきです。 政策経営部長 ここには、区民の交流と観光を進める役割があります。無料の場所と、お金を生む仕事場などを組み合わせる案が出ています。レストランや契約の形もふくめて考えます。 大庭正明議員 会社の考えだけで進めず、区民の希望も取り入れてください。年間約2500万円の管理費を比べられるように、下の階の家賃や管理費も後で示してください。
令和七年度「せたがやCo―Lab」(官民連携提案窓口)による取組み状況について
大庭正明議員 区が持つ美術館や文学館などを生かし、若い人に関心がある会社と連携できないでしょうか。展覧会に合わせた世田谷版のグッズなど、区の財産を使って取組をもっと広げられないかと考えます。 官民連携・行政手法改革担当課長 官民連携は、区の課題を解決する方法の一つとして庁内に広がってきました。美術館や文学館など、区にあるさまざまな資源まで対象を広げていくことは必要だと考えています。提案された視点も含め、今後取組を進めます。
第一回臨時会提出予定案件について
大庭正明議員 辞退や不参加の会社は地元の会社ですか。東京に支店がないと入札に参加できないのですか。 経理課長 落札した会社は品川区に営業所があり、本店は群馬県沼田市です。世田谷区の入札参加資格を持っています。 大庭正明議員 ほかの会社について、東京に支店がなくても参加できたのかを確認したいです。 経理課長 辞退した三社のうち二社は群馬県内の会社です。群馬県内の本店や営業所でも、世田谷区の名簿に登録されていれば参加できます。 大庭正明議員 その二社は、実際に世田谷区の名簿に登録されていたのですか。 経理課長 群馬県内の二社は、どちらも世田谷区の入札参加資格名簿に登録されていました。 大庭正明議員 建物の工事は長く見えます。季節や働く人の数が理由なのですか。何を直すのかも教えてください。 施設営繕第一課長 工事は一年の予定です。建物の外と中を直すため、施設を一年間休みにします。 大庭正明議員 電気の工事も令和九年七月三十日までですか。建物と電気設備のどこを直すのか教えてください。 施設営繕第一課長 建物は外壁や外の建具、屋根の防水、床を直します。電気設備は照明をLEDにし、配線や受変電設備も直します。
新たな行政経営への移行実現プランに基づくお問い合わせセンター運営業務の再構築の案について
大庭正明議員 技術が早く変わる中、五年後も電話中心では古くなるかもしれません。どんな質問が多いかというデータはありますか。緊急時に電話が増えたときはどうしますか。 広報広聴課長 質問の内容や件数を記録し、FAQづくりに使っています。住民票、戸籍、健康保険、税金、引っ越しの質問が多いです。緊急時には、電話に出る人を一時的に増やせる契約にします。 大庭正明議員 電話を待つ時間は測れますか。 広報広聴課長 待ち時間や、電話に出られた割合を毎日測っています。今は、応答率が九〇%より低くなることはあまりありません。 大庭正明議員 スマートフォンで質問し、自動で答えへ案内することはできませんか。 広報広聴課長 区のホームページにはチャットボットがあり、質問に関係するFAQを表示します。答えへ早く着けるよう、FAQを増やして精度を上げます。 大庭正明議員 一般の生成AIも区の情報を調べて答えます。五年の間にサービスが古くなり、変えにくくならないようにできますか。 広報広聴課長 生成AIが正しく答えるには、区のホームページに正しい情報が必要です。センターでつくる質問と回答をホームページにも載せ、両方を改善します。
株式会社世田谷サービス公社における令和八年度事業について
大庭正明議員 外国人を雇っていますか。人数と今後の考えを教えてください。 第一事業部長 数名を雇っていますが、割合は把握していません。人手不足のため、外国人が働ける場を広げることを検討しています。 大庭正明議員 区がFM世田谷に出しているお金を分かりやすくするべきです。インターネットが広がる中、FMで議会や災害の情報を伝える役割と正確さを確かめてください。 第二事業部長・ICT推進部長 区からの具体的な収入額は、その場では答えられません。 広報広聴課長 区が提供する番組は全体の約43.3%です。FM世田谷には、災害や地域の情報を伝える役割があります。赤字をよくする努力も続けます。 大庭正明議員 過去の災害でFM世田谷がどんな役割を果たしたかを調べ、これからも必要か、公社と話し合ってください。
